コンブの日記

山登り、旅、その他コンブが感じたことを綴った日記です!

赤星山

2006年11月05日 | 日記
更新遅れてスミマセン・・・。
充実した日々を送っとりました。

水曜日は、母とゆずと友達のY子と一緒に西赤石山に登りました。
が、体力の無いのがいたため、途中の東山でUターン。
母は、キツイというのを「キブイ」と言います。
平坦なところに出ると、「ナル(平)」と言います。
新居浜の方言らしいです。
Y子一緒にとずっと「キブイね~」とか「ナルイね~」とか言ってました。

木曜日は、オムツ製作会社に初出勤。
まるで刑務所にいるみたいでした。
規則がすごくてめんどい!!!
こんな短期間のパートに、工場内を全部丁寧に説明してくれました。
仕事自体はめちゃめちゃ楽しいです。
黙々と布を切ったり貼ったりして、時間があっという間に過ぎていきました。
外に出ると、太陽の光が眩しくて、「シャバに出た~!」ってかんじでした。

そのあと、職業訓練のみんなと飲み会。
相変わらずバカ騒ぎをして楽しかった。

金曜日は、ゆずと銅山峰を散歩。
まったりとした一日を過ごしました。
(しかし、山に大量のゴミを捨ててあった。
ムカついたので拾ってスーパーのゴミ箱に捨てました。
なんでワシが人のゴミ捨てなあかんねん。きもい!!!!


そして、昨日(土曜日)は、Y子と赤星山に登ってきました。
その山行記録でーす!

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水曜日に一緒に山登りに行ってから、登山にハマりかけのY子。

久々に赤星に行こうと思っていた。
なんとなく誘ってみたら「行きたい!!」というので一緒に行くことに。

Y子は中学校のときからの友達。
モデルみたいにかわいい女の子だが、めっちゃ変わり者。
ヤバイくらい気が合うのだった。

夏に来たときとは全然違う山の雰囲気の中、絶対に20代後半の女性とは思えない会話をしながら頂上を目指す。
運動不足のY子はしょっちゅう休むのでいつもよりかなりラクチンである。
赤星は、西赤石よりもだいぶキツイ山。
Y子は、
「あー、キブイ!!!!」
と繰り返す。
そして、
「この脚め!!お前はこんなもんか!!」と言いながら、自分の脚を殴るのだった・・・。や、やめれ~~~!

しかし、よく整備された山だな~。
鎖張ってあるし、草もちゃんと刈ってある。
お隣の二ツ岳とはエライ違い。
沢の水もキレイだし、道も迷うことないし、大好きな山である。

沢で水を汲もうとしていると、前を歩いていた三人連れのおっちゃんに
「この先水場無いよ!!そこで汲んでおきなよ」と言われる。
忠告さんきゅー!!!
しかし、それから10分ほど上に上がると、沢発見!!!(おまけに下の沢より水が多くてキレイ)
おっちゃん「しまったー!」って思っただろうな・・・

そこから落ち葉フカフカの道をひたすら歩く。
紅葉がめっちゃきれい。
Y子が「キブイ」を繰り返し、ようやく頂上に到着。
頂上ではおっちゃん一行が「おつかれさま~」と、出迎えてくれた。
(※さっきの沢のことには何一つふれず)

最高の景色の中、Y子特製のおかずを嗜む。
Y子は料理人なのだ。
うまい、うますぎる。ああ、しあわせ~~~

おっちゃんの話を聞くと、彼は百名山ハンターらしいのだ。
「一番良かった山ってどこですか?」と聞くと、「トムラウシ」という。
トムラウシの頂上へ行くほうじゃない道に、ものすごい美しいお花畑があるのだそう。
「へえ~~~!!」って感動して聞いたら、おっちゃんさらにヒートアップして、興奮してその情景をしゃべる。
興奮しすぎて、食べていたラーメンが、ピロッと、口から出た!!!!!!!
うっわーーーー!!!!と思って、笑うのを必死にこらえ、話を聞いているフリをしていて、ふとY子のほうを見るとなんとY子がニヤついているではないか!!!!!
しかし、ここで笑うと死ぬほど失礼だと思い、色んな別のことを考えて紛らわそうとしたが、全然ダメ。
窒息死寸前まで追いやられた。
(もちろんおっちゃんが何を話していたのかは全く記憶にない)

しかし、となりにいたオバチャンがそれに気付いたのか、話に加わってくれた。
だが、おっちゃん出たラーメンをなかなかしまわない。
オバチャンとおっちゃんが話している間に二人で爆笑した。
私はなかなか笑いが止まらず、涙まで出て死ぬかと思った。
後引く面白さだった。

笑いが冷めたあと、オバチャンが「この人、毎日赤星山に登りに来て、山の整備しているのよ」と言った。
すげーーー!!!
おっちゃんだったのかー!!!
思わず「ありがとう」と言ってしまった。
丸太橋とかも架けたりしたらしい。
おっちゃんが毎日来てくれてるから、登りやすいんだね。
笑ってごめんなさい・・・。
でも、なんで沢の場所間違えたんだ・・・??!!

そのあと、Y子とバカな話を延々としながら山を下った。

車で帰る途中、堆肥工場の前を通った。
私達は車の窓全開にしていた。
工場のデッカイ換気扇から出る、ナマ温かく湿っぽい風をまともに全身に受けた。
「くっっっっさーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」
臭すぎて息ができない!!息が吸えない!!!!
工場からだいぶ離れたのに、しばらく臭かった。しつこい!!!
たぶん「臭い!」という言葉を2人合わせて1000回は言ったであろう。
新居浜に帰ってきてからも、肺の中が臭い感じがした。

今日は窒息死未遂が2件。
本当にやばかった。