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菊花賞出走馬の血統

2011年10月19日 23時28分23秒 | 競馬・・・予想

菊花賞は3000mの長丁場。ほとんどの馬が未経験の長距離ですのでその適正ってのは血統から探るしかありません。そこで血統診断がサンスポに掲載されていたので掲載します。いつもこのコーナーには感心させられるからです。 

近年で3頭の菊花賞馬を出しているダンスインザダーク産駒が今年はいないこともあり、典型的な長距離向きという馬は見当たらない。それならば、母の父が菊花賞馬メジロマックイーンのオルフェーヴル、フェイトフルウォーを上位に評価するのが妥当です。

 ともに父がステイゴールド。潜在的に気性の激しさを含む配合で、折り合いにやや不安がるものの、ともにキャリアを十分に積んで、スムーズな競馬ができるようになっている。父譲りの瞬発力と、母の父譲りのスタミナを存分に発揮できる態勢にあり、ワンツーも十分だ。母系に活力があるという点で、全兄にGI3勝ドリームジャーニーを持つオルフェーヴルを満点としたが、祖母の父ニジンスキーが底力を押し上げるフェイトフルウォーもそう差はない。

3冠馬で、GI7勝ディープインパクト産駒には、基本的に長くいい脚を使うタイプが多い。その点からは、長距離にも対応できそうだ。フレールジャックは若さの残るレースぶりだが、万能型のヘイロー3×4のインブリードがあり、本質的には気性が難しい馬ではない。曾祖母が名牝グローリアスソングで、母系はスピードに秀でた世界の一流ファミリー。末脚の破壊力はオルフェーヴル以上で、瞬発力勝負になれば逆転もある。トーセンラーは祖母の父がサドラーズウェルズで、母系が米国で活躍しているファミリー。こちらは速いペースでスタミナ勝負になったほうがいい。

ハーツクライ産駒は特に欠点がなく、平均点が高い馬が多い。ウインバリアシオンも万能型で距離延長にも対応可能。母系に頑強な血が入っているので粘り強く、速い流れで我慢比べになれば抜け出してくるシーンもある。

フジキセキ産駒サダムパテックは短距離向きの血と長距離向きの血が混在しており、明らかに短距離向きともいえない。底力は豊富なので、戴冠があっても不思議ではない。

ベルシャザールの父キングカメハメハは、現在の日本ではNo.1の種牡馬。母はサンデーサイレンス産駒の重賞ウイナーで、総合点が高い。使ってよくなるタイプでもあり、軽視は禁物だ。

フェイトフルォーは人気でも押さえておきたい馬かな?