じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

岩手県「田代平の一本桜」を見て、「七時雨山」へ登山。

2021年05月07日 | 登山・トレッキング
5月7日(金)、早起きをして、岩手県の八幡平市へ向います。
天気予報は晴れですが、風が強いとの予報です。

実は、「田代平の一本桜」を、四月下旬からずーっと気にしていたのですが、先日「満開間近」との情報が入ったので、急遽出掛ける事にしました。
土日になると、観光客が多くなるでしょうし、来週の天気予報は思わしくないし・・・、との事からの断行です。

さて、県道30号線・通称「七時雨(ななしぐれ)カルデラライン」の繋沢集落付近からの「七時雨山」です。

左手側が北峰で、右手側が最高峰の南峰です。
「新日本百名山」に選ばれた、標高1,063mの山です。

さてさて、「田代平登山口」の駐車場に到着しました。

そして、駐車場から見た「七時雨山」です。

先程とは、少し形が違いますね。
右手側のピークが北峰で、南峰はその裏になっていて、ここからは見えません。
ルートは、左手側のピークに登り、稜線を通って右手側の北峰に登ります。
その後、少し下ってから南峰に登り返す事になります。

では、出発です。

右手側の白いゲートを開けて、牧草地へ下りて行きます。
牧草地は、こんな感じになっています。

緩やかに下って行きます。

突き当りに、道標が見えて来ました。

1合目だそうです。

ここから、雑木林に入って行きます。

ゲゲ~ッ!泥濘です。

フッフッフ・・・、これは、私には想定内の事です。
今回は、秘密兵器(?)で武装しています。

ただの長靴ですが・・・。

さて、雑木林を抜けて、また牧草地に出ました。
道標がありましたが、逆光で暗く写ってしまいました・・・。

一番下の案内板に「一本桜」と書かれています。
牧草地を横切って向います。

「田代平の一本桜」です。

ほぼ満開状態ですね。
こちらも逆光状態で、暗く写ってしまいました。
風が強くて、枝先が揺れますが・・・、

こんな感じで、沢山お花を付けていますよ。
「一本桜」は、「七時雨山」に登った後で、また立ち寄って見ましょう・・・。

さて、登山ルートに戻って来ました。

暫くは、牧草地脇の道を歩きます。

緩やかな上りが続きます。

壊れたゲートまでやって来ました。

昔は、ゲートを開け閉めして登った様ですね。
ここ2年ほど、牛の放牧は行われていないそうです。
「一本桜」でお会いした、「七時雨山荘」の方がおっしゃっていました・・・。

さて、耕された牧草地の脇を進みます。

やがて、3合目の道標が現れました。

ここから、本格的な登山道になります。

道端には、「キクザキイチゲ」の白い花が咲いていました。

そして、「エンレイソウ」も咲いていましたよ。

今日は、沢山のお花に逢えれば良いなぁ・・・。

おやっ!?
変った物がぶら下がっていますよ。

「鐘」でした・・・。
当然、鳴らして見ましたが、結構大きい音で、こちらがビックリしました・・・。

さて、この紫のお花は・・・、

「ヤマエンゴサク」でしょうか・・・?

さてさて、5合目に到着です。

上りが続きます。
そう言えば、4合目の道標を見落としましたね。

続いて、6合目です。

正面のピークは、北峰頂上ではありません。
出発時に、左手側に見えていたピークになります。

おやっ!今度は、黄色の可愛いお花です。

「コキンバイ」でしょうか・・・?
そして、「スミレ」の花も咲いています。

以外とお花の多い山ですね。

さて、7合目の道標が見えて来ました。

まだまだ先が長いですね。

そうそう、帽子の中で、頭は少し汗ばんでいますが、風が強いので、身体の方は汗ばんでいません。
樹林帯の中なので、逆に心地良いくらいですね。

続いて、8合目に到着です。

ここでは、紫色の「キクザキイチゲ」が咲いていました。

下の方でも、少しは咲いていたのですが、皆、眠たそうな花ばかりでした。

さて、前方にはやっと、北峰に続く稜線が見えて来ました。

そして、「岩手山」が見えて来ました・・・。

美しい山ですね。

さてさて、9合目到着です。

前方右手側には北峰、そして、左手側に南峰が見えて来ました。

北峰に向け、少し下ります。

意外と、小さなアップダウンが沢山あって、なかなかの山ですよ。

稜線の途中で、残雪が現れました。

大分、融けていますね。

やっと、北峰が見えて来ました・・・。

北峰山頂に到着です。

遮る物が無いので、風に飛ばされそうです。
休まず、南峰を目指しましょう。

笹に覆われた、急斜面を下りて行きます。

北峰と南峰間の鞍部に到着です。

ここから、上り返しです。
残雪がありますね。
一応、「チェーンスパイク」は持参しましたが・・・。

雪が柔らかいので、「チェーンスパイク」無しでも登れそうです。

やっと、頂上が見えて来ました。

最高峰の南峰に到着です。

しかし、「七時雨山」とは、素敵な名前ですよね。
頂上の道標です。

そして、

「獅子」の石像と、「剣」等が置かれています。

また、頂上からは、「岩手山」と「安比」や、「八幡平」の山々が見えます。

そして、こちらは・・・、

霞んでいますが、右手側の三角山が「姫神山」で、左奥の高い山が「早池峰山」の様です。

続いて、「岩手山」の「雪形」を見るために、アップです。

山の真ん中の「雪形」は、「のぼり鯉」なんだそうです。
「鯉」の尾びれは分かりますが・・・、お腹に穴が開いてしまっていますね。(残念)

相変わらず、風の勢いは止まりません。
それでは、北峰に戻ってから休憩しましょう。
北峰に向かいます。

登山道に、笹が覆い被さっていますが、下りの時は補助として摑めるので、重宝します。

北峰に戻って来ました。

「三角点」です。

腰を下ろせる場所が無かったので、座らせて頂きました・・・。(御免なさい。)

さて、小休憩をしましたので、下山しましょう。

9合目のピークに向けて、下山開始です。

上りでは気付かなかったのですが、8合目まで下りて来ると・・・、

こんな状態になっていても、生きているんですから不思議ですよね。

そして、7合目近くでは・・・、

まるで、「龍」か「宇宙生物」の様ですね。
途中で折れた所から、枝が沢山伸びています。
凄い生命力ですよね。

さてさて、下山でも4合目の道標を見付けられずに、3合目の少し手前までやって来ました。

下山でも鳴らします。
良い音なんですよ・・・、これがまた・・・。

やっと、開けた3合目の道標に到着です。

そして、向い側には「田代山」が見えます。

この山脈が、カルデラの縁の一部になっているそうです。

さて、壊れたゲートに到着です。

ここからは、真っ直ぐ「一本桜」を目指します。

見えて来ました・・・。

実は、「一本桜」じゃ無いんです。(?)
本当は、「二本桜」だったんですよ。(?)
でも、右側の木は若そうなので、「一本桜」の子供かも知れませんね。

余り苦労もせずに育った様で、「背丈」だけが伸びていて、迫力が無いですね。

やはり、本家本元の「一本桜」は・・・、

幹が太くて、幅広く枝を伸ばしていて、迫力がありますよね。
では、枝先です。

そして、お花をアップです。

もう一枚・・・、

素敵ですね。
満開時に訪れる事が出来て、ラッキーでした・・・。(満足、満足。)

牧草地側から振り返り、

「一本桜」にお別れです。

分岐に戻り、

駐車場に向かいます。

さてさて、やっと駐車場に帰って来ました。

お昼近くになって、風の勢いは大分収まり、暑くなって来ました。

久々の登山で、身体のあちらこちらに痛みが出ています。
早く帰りましょう・・・。

さてさて、帰り際に立ち寄りです。
県道30号線沿いに、こんな場所がありました。

「北上川最北の湧水地」だそうです。
湧水の場所に向います。

案内標柱も立っていました。

橋を渡って、湧水の近くまで行けそうです。

湧水箇所です。

この水が、

こんな流れになって、どんどん合流して、大河になるんですね。

さてさて、水では無く、汗を流したいので、温泉に向かいましょう・・・。

登山の汗は、「湯瀬温泉郷」の「湯瀬ふれあいセンター」で流しました。

ソープやシャンプーは置いていませんが、大人200円・・・、シルバーだと100円だそうです。
そんなに広いお風呂ではありませんが、リーズナブルなのが一番ですね。
お世話になりました・・・。

熱い温泉に浸かり、スッキリして家路に就きました。

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