じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

錦秋の太平湖、そして小又峡

2022年10月21日 | 登山・トレッキング
10月20日(木)、曇り空の朝になりましたが、以前から計画していた北秋田市の「太平湖」と「小又峡」へ出掛ける事にしました。

(遊覧船出向時のダムサイト方向の風景です。)

朝6時30分頃に出発し、一般道だけを走って8時50分頃に「グリーンハウス」に到着しました。

ここで、「太平湖遊覧船」のチケットを購入します。(帰り際に撮影。)
大人の往復料金は、千五百円でした。

遊覧船は、朝一の9時30分発の便に乗船します。

そうそう、遊覧船の桟橋までは、急な坂道や階段を下りて行かなければなりません。

帰り路が大変そうですね。

途中に案内板がありました。

滝の案内部分をアップです。

結構な数の滝がありますね。
そうそう、「三階滝」より上流は、現在は残念ながら通行止めになっているそうです。

さて、遊覧船が見えて来ました。

桟橋に到着です。

船の名前は「森吉丸」でした。(定員100名だそうです。??)

遊覧船は、少し遠回りをして、湖畔の景色を案内してから「小又峡」へ向かいます。
それでは、船上からの風景です、

雲が多いのですが、時折り青空も顔を出します。
大分色付いていますね。
もう一枚、

今度は、空を多く入れた縦の写真です。

続いては、火山活動で生成された、「柱状節理」の岩肌と紅葉です。

こちらは・・・、

黄色い木が目立っていますね。

森吉ダムのダム湖である「太平湖」は、流れ込む渓谷が多く、その渓谷部分が入り江になっています。

続いて、正面中央奥に「森吉山」が見えて来ました。

その手前のなだらかな山は、「森吉山」の外輪山だそうです。

やがて、遊覧船は「小又峡」の入り江に向かって行きます。

入り江に流れ込む途中の沢です。

奥の紅葉が綺麗ですね。
水没した木が、数本顔を覗かせていました。

入り江の奥に入って来ました。

前方に、橋梁の残骸が見えて来ました。
昔使われた、トロッコ列車の線路跡だそうです。
左側をアップです。

かなり高い橋脚だった様ですね・・・。

さてさて、やっと「小又峡桟橋」が見えて来ました。

少しアップです。

周囲の紅葉も素敵ですね。(少し逆光ギミになっています。)
10時少し前に到着しました。

それでは、桟橋から少し上の場所の紅葉です。

「水鏡」にも写って、素敵ですね。

さて、遊歩道を進んで行きましょう。

そうそう、前方を歩くお客さんは、後で伺ったのですが、「親子&孫」の関係だそうです。
先頭の赤い服がお父さん(お爺ちゃん)で、後ろが娘さん(お母さん)で、1歳の赤ちゃんを背負っています。
お父さんは、数回「小又峡」を訪れていて、娘さんは初めてだそうです。
では、足元に注目です。
そう、「長靴」を履いていますね。
それも、「スパイク付長靴」です。
これは、「大正解」だと思いました・・・。
整備された遊歩道を歩くときは良いのですが、露出した自然の岩の上を歩く時は、苔が付いたり濡れているので、登山靴では滑るんですよ。
他のお客さんにも、同様の「スパイク付長靴」で来られている方がいました。(ベテランは違うなぁ・・・。)

さて、話は戻りますが、「親子&孫」さんでのトレッキングですよ・・・。
羨ましい限りですね。

さてさて、道端でお花が咲いていましたよ。

「アキノキリンソウ」と「リンドウ」でしょうか・・・?

さて、暫くこんな道を進みます。

そして、沢を覘くと・・・、

穴ぼこだらけですね。
この渓谷(沢)は、一枚岩で出来ていて、それを長い年月を掛けて石が削り、「甌穴(おうけつ)」と呼ばれる穴を作ったそうです。

やがて、石碑が現れました。

「秋田県名勝 天然記念物 小又峡」と書かれていました。

先に進むと、今度は小さな滝が現れました。

案内柱が見当たらないので、名称不明です。

続いての滝は・・・、

穴がいっぱいですね。

そう言えば、案内図には「横滝」と「曲滝」の名前がありましたが・・・、見落としたのでしょうか・・・??

さて、少し上流には、沢を渡る「飛び石」が設けられていましたよ。

ここが「千畳敷」でしょうか・・・?
続いて、縦の写真です。

なかなか、素敵な場所ですよね。

続いても名称不明ですが・・・、

「ガマ滝」でしょうか・・・?
縦の写真です。


そして、こんどは小さな滝が沢山現れました。

続いてこちらは・・・、

「三角滝」でしょうか・・・?

今度は、前方に階段の付いた橋が現れました。

近付いた写真です。

流されない様に高くしたんでしょうね。

続いては、沢の真ん中に「おにぎり」の様な岩がありますよ。

「おにぎり」岩を入れて、振り返った写真です。

順光に照らされて、紅葉が鮮やかですね。

続いて、深い流れになりました。

その先には・・・、

「穴滝」が見えて来た様です。
近付いた写真です。

今度は、横からです。

「穴」が開いているんですね。
自然の造形は、不思議ですね。

続いて、少し開けた場所が現れました。

奥の紅葉は、緑が多いですが、赤と黄色も頑張っていますね。

またまた、穴ぼこだらけの場所になりました。


続いて、落差の小さな滝と穴ぼこです。

そしてこちらは、小さな滝が三列に並んでいます。

奥の紅葉も良いですね。

続いては・・・、

「化ノ滝」の様ですね。

そしてこちらは・・・、

「化ノ堰」の様ですね。
深くえぐられた、溝の様な流れです。

続いて、遊歩道を進むと、足元で「リンドウ」の花が咲いていました。

「土」が少ないので、あまり背丈が大きくならない様ですね。

さて、続いては・・・、

「化ノ穴滝」の様です。

そして、こちらが「小又峡縦走路」の分岐場所になっている様です。

この沢脇を登って行く様ですよ。

滑りそうですね。
近くに、こんな看板がありました。

実は、この縦走路を登って、「三階滝」の上にある滝も見たかったのですが、梯子の老朽化や、倒木があって通行止めになっているそうです。

さてさて、今回最後の滝が見えて来ました。

「三階滝」です。
少し手前の流れを入れた写真です。

そして、ググッとアップです。

迫力がありますね。
ここまで歩いて来た甲斐がありましたね。

さて、ベンチで一服して帰りましょう・・・。

帰り路で見つけた、色付き始めたモミジと沢の写真です。

そして、足元を見ると・・・、

落ち葉と、ドングリが一個落ちていました・・・。(秋ですね・・・。)

続いては、水面に浮かぶ落ち葉と、底に堆積した落ち葉達です。

フィルターを使って、水面の反射を抑えて撮りました。

今度は、対岸の斜面です。

雨が降ると、滝になる場所の様です。
黄色の紅葉も良いもんですね。

そして、こちらの斜面も良い感じですね。

目の保養になりますね。

続いては・・・、

何とか、「水鏡」に映っていますね。

そして、モミジの紅葉です。

直ぐ隣り合った木でも、色付き方が違うんですね。

さてさて、枝にぶら下がった「鐘」が現れました。

そう言えば、二箇所にあった様な気がします。(ついつい、鳴らしてしまいます。)

そして、今度はモミジのグラデーションです。

同じ木の枝なのに、色付きが違うなんて、不思議ですよね。

今度は、一枚岩の斜面に、へばり付く様な木々の紅葉です。

頑張って、根を張っているんでしょうね・・・。

さてさて、11時40分頃に桟橋まで戻って来ました。

遊覧船の到着まで、行動食を食べて一服します。

12時前に、遊覧船がやって来ました。

乗客が、7・8人程降りて来ました。

さて、来る時は30分程遊覧船に乗っていましたが、帰りは遊覧無しなので、15分程で到着するそうです。

遊覧船は、紅葉の入り江を進んで行きます。

こちらでは、岬の先の水中から木が立っていますよ。

不思議な光景ですね。

さて、ダムサイトが見えて来ました。

帰りは、少し風が強かったのですが、無事に戻って来れました。(良かった、良かった。)

でも、遊覧船を下りた後が大変です。
そこから、長い急登の坂道を登らなければなりません。(運動不足で、息切れしました・・・。)

そうそう、坂道を登り切った場所に、遊覧船の時刻表がありましたが・・・、

何と、「強風のため運航中止」の張り紙が出ていました。
お迎えを除いて、午後の便は無しと言う事ですね。

朝一の便に乗れて、ラッキーでした・・・。
そして今日は、秘境の紅葉と渓谷のトレッキングを十分堪能出来ました・・・。(満足、満足。)