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モダニズムだけじゃない建築ブログ

’07伊・仏建築紀行 -パリ編その8-

2007年01月30日 23時26分34秒 | 建築
 当ブログではやっと二つ目のフランク・O・ゲーリーの建築は「旧アメリカンセンター/現シネマテック・フランセーズ」である。アメリカンセンターは劇場、レストラン、図書館などが入った文化施設であった。が、2年ともたずに閉館し、フランス文化省が買い上げる。2005年にフランスの映画の殿堂として蘇った。
 ということで、映画館だが、ミュージアムでもあるこの建築には、自由に入ることが出来る。階段を上ってゲーリーのデコンを満喫出来る。

 以前「フィッシュダンス」を掲載したことがある。この頃のゲーリーは周りから「魚はもう止めろ」と言われていたとか、いないとか。この旧アメリカンセンターは、その後の、ビルバオのグッケンハイム美術館や、ロスのウォルトディズニーコンサートホールに通じるデザインである。

「旧アメリカンセンター/現シネマテック・フランセーズ」
設計者:フランク・O・ゲーリー 竣工:1994年 パリ市内