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モダニズムだけじゃない建築ブログ

復活!お蔵出し決定版 その54(2008年 1月 スペイン・バルセロナ)

2010年06月27日 20時11分13秒 | 建築
 渡航した先の都市で必ずオペラの上演をチェックするのだが、今まで観賞出来たのはミラノのスカラ座での1回きりである。2008年1月に訪れたバルセロナでも、「リセウ大劇場」に足を運んだのだが、残念ながら公演日に当たっていなかった。数日ずれていたらヴェルディのアイーダかロッシーニのチェネレントラを観ることが出来たかもしれなかったのだが。



チェネレントラは上写真のポスターでも分かる通りシンデレラであるが、観たことが無い。とても観たかった。

勿論劇場内部も絢爛豪華なのだが、いかんせん公演が無ければ入れない。仕方が無いのでショップで記念品を買ってこの劇場を後にした。

「Gran Teatre Del Liceu(リセウ大劇場)」
設計者:? 竣工:1847年 バルセロナ市内

復活!お蔵出し決定版 その53(2005年 8月 北海道・北見市)

2010年06月20日 19時59分48秒 | 建築
 今年も8月には恒例の夏ツーリングを行う予定でいる。思えば2005年にK君と夏ツーリングを始め、その写真をUPしようと思い立ったのがこのブログを始めたきっかけだった。初期の記事には目次(見た建築のリスト)も付けていなかった。それで古いデータをチェックしていたら北見市の「ハッカ記念館」を見つけた。
 この建築の旧称は「北聯(ほくれん)野付牛薄荷工場研究室兼事務所」という。1階部分は下見板張りで、正面には縦長窓を3つ連続して配置しているのが格好良い。

 2005年のツーリングは札幌から旭川、北見、網走、稚内、留萌、札幌というルートであった。ひたすら暑かったと記憶している。今年も晴れてくれると良いのだが。当時は〝ホクレン”のガソリンスタンドで旗が配られていて、荷物にその〝ホクレンの旗”を取り付けて走っているライダーが沢山いた。

「ハッカ記念館/旧北聯(ほくれん)野付牛薄荷工場研究室兼事務所」
設計者:? 竣工:1935年 北見市南仲町1丁目

復活!お蔵出し決定版 その52(2008年 5月 京都府・京都市)

2010年06月13日 16時13分51秒 | 建築
 先日何と18年振りに三宅理一先生にお目にかかった。“先生”と書いた理由は、芝浦工大での建築学生時代、実際に設計製図の授業をして頂いていたからである。建築史ではなく設計製図の御担当だった。
 御挨拶させて頂いたが、18年も前の一学生のことなど勿論覚えていらっしゃらない。何せ一学年100人以上在籍していたし、三宅研でもなかったのだから。それでも少し立ち話をして頂いて、当時を思い出し懐かしかった。

 さて、相変わらずネタは増えていないので、本日もお蔵出しすることにした。penkou師匠の京都シリーズを拝読し、そう言えばこの建築が在ることを思い出した。J・M・ガーディナーの「日本聖公会アグネス教会聖堂」は弘前の「日本聖公会弘前昇天教会」同様煉瓦造りであるが、こちらの方が20年以上古い。

 鐘楼もしっかりとした作りで重厚だ。京都市内には煉瓦造りの建築が多く、このような教会建築も京都らしいと思う。

「日本聖公会アグネス教会聖堂」
設計者:J・M・ガーディナー 竣工:1898年 京都市上京区烏丸通椹木町上る堀松町

ひょっとして・・・

2010年06月06日 17時37分36秒 | 建築
「ネタ切れかい?」
ドキっ!!!
昨日、pebkou師匠に「札幌聖ミカエル教会」とアントニン・レーモンド展のパンフレットを頂いたお礼の電話をかけたところ、タイトルの一言を頂戴してしまった。
じっ、実はーーー。「その通りでございます。」(泣)
 現在入手出来る建築ネタは、プライベートなものばかりで、とてもブログの記事に出来ない。更に忙し過ぎて建築探訪に出掛けられない。(大泣)慌ててお蔵出しシリーズを再開しようと、あたふたしている。あわわわ!

 有ったー!地味ながら良い建築の写真が!困った時の小樽ネタ「北海道大学共同利用施設忍路臨海実験所」をUPする。1924年竣工だが現役で使用されている。北大生でなくても利用出来るとのことなので、いつか内部に入ってみたいと思っている。
 1階は下見板張り、2階は左官仕上げで一部構造体も見える。建っているロケーションが良い。小さな入江の奥に建つのだ。

「北海道大学共同利用施設忍路臨海実験所」
設計者:北海道帝国大学営繕課 竣工:1924年 小樽市忍路1丁目460