本日、penkou師匠の密命(って、今堂々と書いてますが)を帯びて、小樽へ出動してきました。その使命とは・・・「北の建築家、倉本龍彦氏についてリポートせよ!」
早速、行ってきましたよ、小樽に。もうこの建築の前を何十回通ったことでしょう。(百回以上?)「手造りガラスの店/旧小樽運河工藝館」です。2011年5月に小樽運河工藝館は閉店してしまいましたが、現在は別店舗が使用しています。良かった、良かった。
この建築の竣工は1983年ですから、ポストモダン時代の建築です。灯台のような望楼が特徴的ですね。レンガ色の部分は、レンガでもタイルでもなく、塗装です。
コンクリートの打放しそのままの部分とのコントラストが面白いです。
さて、取り敢えず小樽の倉本建築を1件確認し、その後は当然プレスカフェへ。美味しいコーヒーとチーズケーキをいただきました。
現在、カフェのエントランス前にはバン・プラが停っております。値段は付いていないので、売り物ではないかも・・・。
「手造りガラスの店/旧小樽運河工藝館」
設計者:倉本龍彦 竣工:1983年 北海道小樽市色内2丁目1番19号
第1回小樽市都市景観賞(1988年)
東日本大震災から2年が経ちました。まだ2年しか経っていないという思いが強いです。トップの写真は、penkou師匠より御紹介頂いた「女川海物語(小岩勉)」と、大学空手部時代のいわき市出身の先輩より頂いた「東日本大震災(高橋智裕)」の表紙です。2冊とも写真集なのですが、女川海物語はモノクロ写真による震災前のもの。東日本大震災はタイトル通り震災後のものです。中の写真も掲載したいと思います。
こちら女川海物語は漁師町の活気にあふれた風景が記録されています。
東日本大震災はいつ見ても衝撃的なシーンが記録されています。
写真集というものは、様々な意味をもった媒体です。表現の仕方も無限だと思います。全ページモノクローム写真の女川物語と全ページカラー写真の東日本大震災を一緒に見ると、単純ですが「頑張らねば」という力が湧いてきます。涙も湧いてきますが、本当に頑張らねばと思います。
先輩からのメッセージには「忘れないで」思い続けてくれと有りました。
決して忘れません。忘れることなど有りません。