彫刻家、流政之氏の作品は北海道にも数多くある。札幌市内にも函館近くの大沼にも、あるいは奥尻島にも。自分は常々60歳までに納得した仕事をして(建築を創って)死にたいと思っているが、流氏は「芸術家は八十からが勝負だ」とおっしゃる。いやはや凄い人がいるものだ。
流氏は若いころより古武道を学び、刀鍛冶も経験した元ゼロ戦パイロットである。正にサムライだ。
写真の「サキモリ」シリーズは数多く創られたものだが、その一つが北海道の「知事公館」敷地内に在る。サキモリとは“防人”である。内臓をえぐられたような、硬い鋭角の質感が力強い。
ところで、この作品と狸小路6丁目の狸の像の作者が同じとは、にわかには信じられない。
流氏は若いころより古武道を学び、刀鍛冶も経験した元ゼロ戦パイロットである。正にサムライだ。
写真の「サキモリ」シリーズは数多く創られたものだが、その一つが北海道の「知事公館」敷地内に在る。サキモリとは“防人”である。内臓をえぐられたような、硬い鋭角の質感が力強い。
ところで、この作品と狸小路6丁目の狸の像の作者が同じとは、にわかには信じられない。