当たり前だが、いつも建築探訪に出掛ける前に少しは予習をする。前回の上京は「ヒルサイドテラス」を一番の目的としていたので、インターネットも駆使して情報を仕入れた。川向正人氏の現代建築ギャラリー/ヒルサイドテラスの回で、氏による槇文彦氏へのインタビューを読んだのだが、その中でアルド・ファン・アイクについて述べられていた。
チームXのアルド・ファン・アイクは槇氏との交流もあり、ちょうど建設された「子供の家」についても討論されたそうである。アルド・ファン・アイク自身この建築がアフリカの集落からきていると述べたそうだ。
子供の家は当初の用途である孤児院ではなく、現在は事務所や店舗からなる複合施設だそうだ。非常にフラットで、グリッドで構成された大きな建築なのだが、道路から見てもなかなか実感出来ない。グリッドは屋根形状から何となく見て取れるが、内部に入ればもっとよく分かったかと思う。煉瓦造の壁は良い印象だった。周囲には高い建築が多く建っていたのだが、広い敷地にフラット形状のこの建築は穏やかな印象であった。
「子供の家」
設計者:アルド・ファン・アイク 竣工:1960年 アムステルダム市内
チームXのアルド・ファン・アイクは槇氏との交流もあり、ちょうど建設された「子供の家」についても討論されたそうである。アルド・ファン・アイク自身この建築がアフリカの集落からきていると述べたそうだ。
子供の家は当初の用途である孤児院ではなく、現在は事務所や店舗からなる複合施設だそうだ。非常にフラットで、グリッドで構成された大きな建築なのだが、道路から見てもなかなか実感出来ない。グリッドは屋根形状から何となく見て取れるが、内部に入ればもっとよく分かったかと思う。煉瓦造の壁は良い印象だった。周囲には高い建築が多く建っていたのだが、広い敷地にフラット形状のこの建築は穏やかな印象であった。
「子供の家」
設計者:アルド・ファン・アイク 竣工:1960年 アムステルダム市内