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モダニズムだけじゃない建築ブログ

お蔵出し決定版 その12(2006年 3月 東京都・港区)

2008年09月29日 18時04分06秒 | DOCOMOMO
 この建築を訪れた2006年3月の時点では、まだDOCOMOMO JAPN選定建築には選ばれていなかった。MVRDVの「GYRE」はまだ建っていなかったが、「プラダ青山」も「カルティエ青山」も「TOD’S表参道」も既に竣工していた。
 それら軽快な建築に比べると、「フロムファーストビル」は通りに対し、決して軽い建築とは言えない。だが内部の吹き抜け空間や回廊は、まるで反対の印象で実に軽やかであった。竣工当時、これから発展するであろう通りに対しては小さな窓で閉ざした印象とし、喧騒を排除したのかもしれない。光を取り入れるトップライトが斜めに取付けられており、バルコニーと共に良いアクセントとなっている。

 それにしてもDOCOMOMO に選ばれると分かっていれば、もっとよく見たのに。写真もこの1枚きりなのだ。(選ばれようと選ばれまいと、名建築はしっかり見ておけという教訓である。)

「フロムファーストビル」
設計者:山下和正 竣工1975年 東京都港区南青山5-3-10
DOCOMOMO JAPAN135選選定建築 当ブログ24件目
第28回日本建築学会賞

翼よ、あれがパリのチンクだ!

2008年09月27日 20時20分31秒 | 趣味
 少々ピンボケ写真のこの車ではないが、パリでの早朝、ガソリンスタンドで給油中のチンクを見た。チンクから物凄い美人のパリジェンヌが降りてきてガスを入れていた。
 渡航した際にチンクエチェントを見かけたら写真撮影をすることにしているのだが、すらっと背が高くモデルのような女性を前に、撮影をお願いするどころか逃げるようにその場を後にした。自分と同じ人類とは思えない容姿の差に愕然としながら。
 チンクだろうと、ルノーだろうと、美しいパリジェンヌが乗るととても絵になる。

メタボリズム

2008年09月25日 23時18分19秒 | Art
 自宅から歩いて行ける距離に、宮の森美術館が在る。これまでにクリスト展、ヨセフ・アルバース展、森山大道展、ヤノベケンジ展、榎忠展など“通”すぎる企画を連発してきた。しかも本人が来る。クリストまでやって来たのだ。

 現在開催中なのが「粟津潔展 思考する眼差し、絵画するイメージ」である。粟津氏はグラフィックデザイナーとしてばかりでなく、様々な分野で活躍されていらっしゃるが、建築においてはメタボリズムのメンバーとして知られている。
 今回、黒川紀章氏と氏の作品をデザインした、その名も「メタボリズム」というポスターの展示があった。その他、ポップアート好きの方やグラフィックに興味のある方が満足出来る展示内容となっている。

 入場料金が安く、一度の入場で何度でも再入場出来るのも嬉しい限りだ。また見に行こうと思う。

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その10「新潟モダニズム」

2008年09月23日 12時26分18秒 | 建築
 佐藤武夫氏の事務所、佐藤総合計画のHP中にある「佐藤武夫ギャラリー」の写真が素晴らしい。現在の「新潟県民会館」の周辺は、立体遊歩道が建設されてしまっていて、同じ写真を撮ることが出来ない。
 「佐藤武夫のことば」で音の反射を光に置き換えて実験した経緯を知ることが出来る。また「設計コンセプト」からはこの建築が、何故このように力強く感じられるのか理解出来る。正方形の平面と、4面に渡る格子のファサードがとても印象的で、新潟を離れて大分経つが、いつでも直ぐに思い浮かべることが出来る。

 「新潟県民会館」は力強い建築だった。個人的には新潟のモダニズム建築の代名詞と思っている。今は「朱鷺メッセ」で行われる新潟大学の入学式、卒業式もここで行われていた。新潟県民のお父さんのような建築だ。久しぶりに訪れてみると、周囲の状況が大きく変わっていたが、県民会館の力強さは変わっていなかった。

 話は変わるが、2008年9月25日佐渡ヶ島の空に朱鷺が放たれる。自分が新大の育種繁殖学教室にいた時は“きんちゃん”と“みどり”の2羽しかいなかった。絶滅確実、秒読み状態だったのだ。その朱鷺が今では123羽にまで増え、多い年では20羽近く産まれている。関係者の方々、佐渡の方々の努力の賜物だ。本当に良かったと思う。

「新潟県民会館」
設計者:佐藤武夫 竣工:1967年 新潟市中央区一番堀通町3-13

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その9「越後の風情」

2008年09月20日 17時33分22秒 | 建築
 武家屋敷庭園「清水園」と道1本、川1本挟んで建つ「新発田藩足軽長屋」は国の重要文化財に指定されている。実は正確な建築年代は分かっていない。が、修復工事の際に棟札に天保十三年の文字が有ったそうである。
 八戸建て住居の平面は以下の写真の通りで、ほぼ建設時のオリジナルということで貴重な遺構だ。

 清水園も勿論貴重な江戸時代の建築群を沢山保存している。郷土資料館としても活用されている。その塀の外を流れる川が、とても綺麗で風情がある。
 さらに朝早くから営業していた和菓子店の“えだまめ大福”が美味かった。やはり新発田を離れ難くなった。


「新発田藩足軽長屋」
建設者:? 竣工:天保十三年(1842年)? 新発田市大栄町7丁目

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その8「風格」

2008年09月19日 20時04分08秒 | 建築
 芝生や松の緑の美しさとよく馴染んでいるこの建築は「新発田市民文化会館」である。前出の「蕗谷虹児記念館」と同じ内井昭蔵氏の設計である。このコンクリート打ち放しの建築は品格が有る。少しも安っぽくない。建築の規模も街によく合っていると思う。円弧を描き段々に欠き込まれたファサードが、まるでコロシアムのようで面白いデザインだ。

 新発田という街は高層建築も無く、緑が多く、とても落ち着いた雰囲気を持つ。新潟は銘酒の蔵元が多い土地で、ここ新発田にも「王紋」というとても美味しい地酒がある。その蔵元の建屋も見学し甲斐のあるものだった。しかも朝っぱらから利き酒させていただいた。勧められるままに、くいくいっと飲んだものだから、すぐに良い気分となった。もっと新発田にいたかったのだが予定もあるため、泣く泣く電車に乗った。

「新発田市民文化会館」
設計者:内井昭蔵 竣工:1980年 新発田市中央町4-11-7
第22回BCS賞受賞

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その7「ロシア正教風ポストモダン」

2008年09月17日 19時06分08秒 | 建築
 「新発田市民文化会館」と隣接する(通路で繋がっている)「蕗谷虹児記念館」は、共に内井昭蔵氏の設計である。ポストモダン期の建築を紹介するのだが、ポストモダンの定義の一つに「引用」を挙げるとすると、この蕗谷虹児記念館はロシア正教からの流れを汲むビザンチン様式を引用している。
 ロシア正教、ビザンチン様式というと、我が北海道には函館の「ハリストス正教会」が在る。設計者は内井氏の祖父、河村伊蔵氏であった。蕗谷虹児記念館とハリストス正教会の八角形の鐘楼はとてもよく似ている。内井氏はロシアビザンチンに関する著書を出しておられるのだが、未だ入手出来ないでいる。

 新発田市民文化会館、蕗谷虹児記念館は両館共とても良い雰囲気を醸し出して建っている。周囲の芝生や松の木と、実によく調和していて、「ポストモダンも良いじゃないか!」と声にしたくなった。
 蕗谷虹児氏は竹久夢二と交流のあった挿絵画家で、東映動画の設立にも参加している。軟らかい綺麗な絵を描かれる。ちょっとこの重厚建築には合わないのではとも思ったが、絵も建築もそれぞれに、とても素晴しい作品である。

「蕗谷虹児記念館」
設計者:内井昭蔵 竣工:1987年 新発田市中央町4丁目11番7号

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その6「何が在ったっけ?」

2008年09月16日 20時30分59秒 | 建築
 この建築が出来る前、白山公園の主役は「新潟県民会館」だった。今この公園内で、最も幅を利かしているのは「新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ」である。たった数時間の探訪であったが、この建築を中心にランドスケープが変化したのを感じた。あらゆる方向から、立体遊歩道がこの建築に向かって延びている。

 この建築自体、とても大きい。コンサートホール、劇場の他にギャラリーや能楽堂まで有る。屋上はこの日は開放されていなかったが庭園となっている。コンサートホールの音はとても素晴しいそうだ。音響設計はYAMAHAが担当したようである。

 ところで、ここに以前何が建っていたのだろうと、ふと思い返してみた。白山には確か公会堂が有ったはずだが・・・。そうか、公会堂が解体されて、この建築が建ったのだ。確かに「新潟市公会堂」は少し古かった。だが、自分には思い出多い建築だった。大学1年の冬、3人一組で入会する新潟演劇鑑賞会に、人数が足りないということで、付き合いで入会した。新潟のような地方では、会員が会費を出し合って演劇の公演をよぶわけである。付き合いで入ったのに4年生の頃には、会報の表紙絵を描くほどになっていた。県民会館は大きく使用料も高いので、公会堂で公演することが多かった。会員は駐車場の整理や案内係などを当番で行う。バックヤードにも何度も入ったので、愛着も合った。「公会堂はもう無いのか・・・。」在るはずの建築が、解体されたことを知る度にいつも切ない気持ちになる。

「新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ」
設計者:長谷川逸子 竣工:1998年 新潟市中央区一番堀通町3-2

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その5「元祖三条神楽」

2008年09月15日 23時24分15秒 | 建築
 北海道は新しい土地であるから、地名や文化を内地より譲り受けたものが多い。北広島市、新十津川町、釧路の鳥取ドーム、等々。
 6月の北海道神宮例大祭、9月の御鎮祭記念祭で舞われる神楽は、新潟県三条市の三条神楽である。明治24年、6つある三条神楽の神社の内、三条八幡宮より指導者を招き、習い、奉納したのが始まりである。

 その三条八幡宮の社殿は老朽化が進み、昨年ほとんどのものが再建された。神楽殿も再建され、綺麗な佇まいを見せていた。三条神楽も春と秋に舞われるようだが、ここ八幡宮の神楽は5月15、16日に行われる。
 北海道神宮のもの、三条八幡宮のもの。いつか是非、両方を見なければと心に誓う。

「三条八幡宮神楽殿」
建立者:三条八幡宮再建奉賛委員会 竣工:2007年
三条市八幡宮1

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その4「当時は最新」

2008年09月13日 18時54分15秒 | 建築
 コルビュジエ設計で有名な国立西洋美術館の新館は前川國男氏の設計である。DA建築図集シリーズの美術館1に、新館の詳細図が掲載されている。打込みタイルと言いつつも現場で打込むわけではなく、PC板に打込まれたものを金物で取付けた外装である。恐らく、前川建築後期のタイル外装は殆どこの工法なのではないだろうか。よって、この「新潟市美術館」のタイルも、とても綺麗に施工されていた。わりと大きめの美術館であるが、「福岡市美術館」とどちらが大きいのだろうか。
 
 ふと竣工年に目を向けると、自分が新潟にやってきた年と同じであった。当時は最新の建築だったわけである。

「新潟市美術館」
設計者:前川國男 竣工:1985年 新潟市中央区西大畑町5191番地9

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その3「落着く和の空間」

2008年09月10日 20時31分26秒 | 建築
 突然ポケットの携帯電話が鳴った。場所は小樽から新潟に向かう船の上である。まだ電波の届く範囲を航行していたらしい。電話をかけてこられたのは何とpenkou師匠であった。
「新潟でしょ。」「うっ…。」あっさりと見抜かれてしまった。更に「砂丘館という見るべき建築があるので、是非訪れること。」と、お言葉を頂いた。

 砂丘館は元は日銀新潟支店長役宅である。現在はギャラリーも兼ねた、無料で入館できる芸術・文化施設だ。慌てて訪れたのだが、このとても雰囲気の良い和風建築は、もっとゆっくりと訪れるべきであった。丁度館内での催しが終わったところに入館し、片付けの合間を縫って撮影させていただいたのだが、少々慌しかった。
 しかし、やはり和の空間は落ち着く。奥の蔵ギャラリーへと続く細長い廊下。昔ながらの田の字の座敷。上品に作品群が飾り付けられた床の間。そして庭がまた素晴らしい。いつまでも見ていたかった。対応してくださった館長の大倉様にも大変感謝している。

 実は新潟に住んでいた当時、この建築の前を何度も通った。道を挟んだ斜め前のビルに極真空手の新潟支部本部道場が在ったので(新潟大学では極真空手道部に所属していた。当時は大山倍達総裁が御存命であった。)本当に何度も通ったのだが、新潟本部道場に新大の学生が行くということは、何か面倒な仕事や手伝いのことが多かったので、気分は暗かった。

「砂丘館・旧日本銀行新潟支店長役宅」
設計者:平松浅一 竣工:1933年 新潟市中央区西大畑町5218-1

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その2「大切に使われること」

2008年09月09日 20時52分48秒 | 建築
 レーモンドが設計した「カトリック新発田教会」へは、日曜日の朝7時台に訪れた。しかし、さすが教会である。既にミサの為に信者の方々が集まってきていて、邪魔にならぬよう写真撮影をさせていただいた。

 札幌に在る、同じレーモンド設計の「札幌聖ミカエル教会(1962年)」とよく似た雰囲気だ。建築年はカトリック新発田教会の方が4年ほど新しい。内部の丸太による小屋組みや、ノエミ婦人デザインの和紙によるガラス装飾等、共通点が多い。これはDOCOMOMO JAPAN選定建築の軽井沢に建つ「聖パウロ教会(1934年)」から続くデザインである。肝心の聖パウロ教会への探訪はisamuさんに先を越されてしまった。

 札幌聖ミカエル教会もそうなのだが、街中にあるのに、この建築の中に入ると、とてもゆったりとした気分になり、落ち着く。木や煉瓦といった素材とレーモンドのデザインに依るのだろう。更にこの建築に関する案内書を拝見すると、信者の方々が大切に使っていらっしゃることも実感出来る。本当はいつまでも居たかったのだが、ミサに参加される方々の邪魔になると思い、そそくさと出てきてしまった。

「カトリック新発田教会」
設計者:アントニン・レーモンド 竣工:1966年 新発田市中央町1-7-7

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その1 「新潟のHPシェル」

2008年09月08日 19時39分29秒 | DOCOMOMO
 トップを飾る写真は、建物の半分である。それでも十分に格好良いと分かる建築だ。「新潟市体育館」の設計者は、宮川英二氏と構造家の加藤渉氏である。HPシェル屋根の見事な曲面は、上から見るとよく分かる。昔は簡単に見ることは出来なかったであろうが、最近は長谷川逸子氏の「新潟市民芸術文化会館」最上階のカフェや、開放されている場合は同館屋上庭園より眺めることが出来る。窓際の客席の間から写したのが下の写真である。

 HPシェルの屋根もさることながら、それを端部で支える柱のプロポーションや、外壁の格子のディテールも、素晴しい。たまたま、アリーナ隅部の扉が開いていて、館の関係者の方に内部を撮影させて頂いた。さすがに照明は点けていただけなかったが、ごく緩い勾配が付く天井面と、両端が高くなる客席の、面白い構成を見た。

 来年は「ときめき国体」と称して新潟で国体が開催される。早くもその看板が掲げてあった。新潟大学時代は育種繁殖学教室で、朱鷺の研究をしていた。大会マスコットの朱鷺の名前が「トッキッキ」だそうである。ええと・・・。

「新潟市体育館」
設計者:宮川英二・加藤渉 竣工:1961年 新潟市中央区一番堀通町3-1
DOCOMOMO JAPAN115選選定建築 当ブログ23件目

’08緊急企画 お天とう様はお見通し 必殺!新潟建築紀行 その0 「目次」

2008年09月07日 20時45分11秒 | 目次
 嘗て新潟に4年間住んでいた。しかしその時は農学部の学生であったので、貴重な建築など何一つ気にかけず、見ていなかった。せいぜい万代橋を眺めた程度で、その設計に山田守氏が参加していたことも知らなかったし、新潟大学の入学式や卒業式で使用した県民会館が佐藤武夫氏の設計であることも、勿論知らなかった。
 今回、機会を得て必殺!新潟建築紀行を行うこととした。まずは目次から。

●新発田市
カトリック新発田教会(アントニン・レーモンド)
蕗谷虹児記念館(内井昭蔵)
新発田市民会館(内井昭蔵)
新発田藩足軽長屋
清水園

●三条市
三条八幡宮

●新潟市
新潟市体育館(宮川英二)
新潟県民会館(佐藤武夫)
新潟市音楽文化会館(岡田新一)
新潟市民芸術文化会館(長谷川逸子)
新潟県議会旧議事堂(星野総四郎)
新潟市美術館(前川國男)
砂丘館・旧日本銀行新潟支店長役宅(平松浅一)
万代橋(福田武雄・山田守)
新潟空港(日建設計)

 今回ヒントだけ残し悠々と建築探訪をしようと思っていたところ、何と突然penkou師匠よりお電話を頂き、驚いた。行き先を直ぐに当てられ、更に名建築「砂丘館」を訪れるべし!との宿題を頂いた次第である。(この建築に関してまったく知らなかった。)「さすが師匠!めったな事は出来ないぞ」と身震いして美術館より駆け足で向かった。
 写真は砂丘館のつくばいである。金魚が二匹泳いでいた。

緊急企画!ちょっと行ってきます2008

2008年09月05日 17時12分03秒 | 趣味
 昨夏、福岡の吉村建築「河庄」でお寿司が食べたくなり「緊急企画」と銘打ち福岡初上陸を果たした。今年も緊急企画第2弾として、ちょっと出かけてこようと思う。場所はまだ秘密である。では行ってきます。(ロータスでは行きません。)

 嘗てisamuさんが建築探訪された際、ヒントをだされていたので私も・・・。DOCOMOMOに選定されていないレーモンド建築と、DOCOMOMOに選定された体育館建築、前川建築の美術館を見てまいります。

「旧北海製罐倉庫株式会社」
設計者:? 竣工1921~1935年 小樽市色内3丁目1、港町4-6(第3倉庫)