ゴールデンウィークが始まります。皆さんはどんな予定を立ててますか?
我が家では 私が休めない日も多いため、軽井沢に小旅行が精一杯。
去年は アメリカからお客様が来たのですが・・。
その時の出来事を書きますね。
GWにアメリカから娘のボーイフレンドが遊びに来ました。名前はショーン。
本人達は「断じてボーイフレンド・ガールフレンドではない!!ベストフレンドだ!!」
と言い張りますが、
家ぐるみの付き合いをしていたので 親同士期待の気持ちを込めて見守っているのです。
・・・まあ、海を越えて訪ねてくれるのですから、まんざらではないのでは・・・?なんて。
彼の母は日本人なので、日本に来たからといってずっと我が家で過ごすわけにはいきません。
彼らの来日を楽しみに待つ人が沢山いるのです。
ショーンが雪が見たいといえば長野の山へ、川下りをしたいといえば天竜川・・・
日本中あちこちを観光するハードな日程を組んであります。
なんとか調整して、明日成田を発つという日に 彼だけ預かることになりました。
近くの大きな駅のホーム一番前で待ち合わす約束をした時、
急に娘が 自分一人で迎えに行きたい、
すぐには家に帰らず二人でデパートをまわって来たい といいだしました。
普段はEメールで話すだけなので 一年分の話を家族抜きでしたいのでしょう。
もちろんOKです。家で待つ間、私の中では嬉しそうな二人の笑顔がキラキラしていました。
・・・・ところが、帰ってきた娘の表情が冴えないのです。
ショーンはちっとも変らず、嬉しさでハイテンションだというのに。
理由を尋ねても 娘は口を濁すんです。「・・・なんでもない・・・」って。
気になりつつも、ショーンを居酒屋に連れていったり
(食べられるものがたくさんあるし、日本食をお試しするには丁度いいのよ!)
みんなでゲームしたり、慌しく時間が過ぎていきました。
そうして新しい時間を一緒に積み上げるうちに、
娘もアメリカにいた頃のようにショーンとふざけたり笑ったり喧嘩したり、
すっかり元に戻りました・・と私はおもったのです。
たくさんの思い出を抱えてショーンを見送った後、娘がぽつりと言いました。
「ねえ、ショーンってあんなに子供だったっけ?
・・・・・・なんだか弟の面倒をみてるみたいだった・・・・」
・・・この時期の子供は女の子のほうが早く大人びていきます。
特に娘は、アメリカで過ごした三年間のために日本で辛い思いを体験しました。
自分から中学受験の嵐の中に飛び込み進路を決めるなんて、
渡米前の彼女からは考えられないことでした。
帰国してからの一年のうちに、
いつのまにか彼らの間にギャップが生まれていたのかもしれません。
二人で取ったプリクラの写真を少しホロ苦い想いで眺めたのは、
私ではなく娘なのかもしれません。
我が家では 私が休めない日も多いため、軽井沢に小旅行が精一杯。
去年は アメリカからお客様が来たのですが・・。
その時の出来事を書きますね。
GWにアメリカから娘のボーイフレンドが遊びに来ました。名前はショーン。
本人達は「断じてボーイフレンド・ガールフレンドではない!!ベストフレンドだ!!」
と言い張りますが、
家ぐるみの付き合いをしていたので 親同士期待の気持ちを込めて見守っているのです。
・・・まあ、海を越えて訪ねてくれるのですから、まんざらではないのでは・・・?なんて。
彼の母は日本人なので、日本に来たからといってずっと我が家で過ごすわけにはいきません。
彼らの来日を楽しみに待つ人が沢山いるのです。
ショーンが雪が見たいといえば長野の山へ、川下りをしたいといえば天竜川・・・
日本中あちこちを観光するハードな日程を組んであります。
なんとか調整して、明日成田を発つという日に 彼だけ預かることになりました。
近くの大きな駅のホーム一番前で待ち合わす約束をした時、
急に娘が 自分一人で迎えに行きたい、
すぐには家に帰らず二人でデパートをまわって来たい といいだしました。
普段はEメールで話すだけなので 一年分の話を家族抜きでしたいのでしょう。
もちろんOKです。家で待つ間、私の中では嬉しそうな二人の笑顔がキラキラしていました。
・・・・ところが、帰ってきた娘の表情が冴えないのです。
ショーンはちっとも変らず、嬉しさでハイテンションだというのに。
理由を尋ねても 娘は口を濁すんです。「・・・なんでもない・・・」って。
気になりつつも、ショーンを居酒屋に連れていったり
(食べられるものがたくさんあるし、日本食をお試しするには丁度いいのよ!)
みんなでゲームしたり、慌しく時間が過ぎていきました。
そうして新しい時間を一緒に積み上げるうちに、
娘もアメリカにいた頃のようにショーンとふざけたり笑ったり喧嘩したり、
すっかり元に戻りました・・と私はおもったのです。
たくさんの思い出を抱えてショーンを見送った後、娘がぽつりと言いました。
「ねえ、ショーンってあんなに子供だったっけ?
・・・・・・なんだか弟の面倒をみてるみたいだった・・・・」
・・・この時期の子供は女の子のほうが早く大人びていきます。
特に娘は、アメリカで過ごした三年間のために日本で辛い思いを体験しました。
自分から中学受験の嵐の中に飛び込み進路を決めるなんて、
渡米前の彼女からは考えられないことでした。
帰国してからの一年のうちに、
いつのまにか彼らの間にギャップが生まれていたのかもしれません。
二人で取ったプリクラの写真を少しホロ苦い想いで眺めたのは、
私ではなく娘なのかもしれません。
看護婦にだって 初めての本番があります。
と言っても、注射・採血の話ですよ。
(そ、そんなに動かないで・・
痛いって言わないで・・・
じっと見つめちゃ イヤ・・・)
初々しくていいよ なんてツワモノも中にはいますが、
びくびくしながら 指先を震わせてするんですから
されるほうは さぞかし・・・。
看護学校で もちろん注射の練習はありました。
友達に聞くと 材料はこんにゃくだったりオレンジだったり
それを相手に 位置・角度・声掛け等教官に厳しくチェックされながら練習するのです。
でもいくら練習したって 物と人とじゃ大違い。
学生同士で採血しあう最終テストでは、人選がものを言います。
血管の太さ・出具合でランクを付け、相手と交渉したり。
幸い 私は駆血帯無しでもいける程良い血管持ちなので、みんな優しかったなあ・・・。
ミスド食べ放題を取引条件に臨んだテストなのに
友達は 緊張のあまり採血後に駆血帯を外すのを忘れ、
さらに震える手で操作したために注射器が針から抜けちゃって
血がピュ~と飛んでしまいました。
もちろん再テスト。
ケンタッキーのバレルの追加で手を打ちましたヨ♪
そんなに苦労したのに 就職してからはあまりチャンスがなかったんです。
大きな病院だったので 採血だって点滴だって大抵ドクターがしていたのよ。
IVH入っている人が殆どだったから 抗生剤も三方活栓に繋ぐだけだったし。
ところが 今の病院に勤めだしたら、採血は必須なのよ。
(・・・ああ とうとう採血しなくちゃいけない日が来てしまった。)
去年の私は 毎日ビビりまくり。
なにしろ13年ぶり、それも翼状針しか扱ったことのない甘ちゃんの私。
意を決して 患者さんのところに行きましたっけ。
・・・・・おじいちゃん、血管細すぎるよ~(泣)
なんとか 刺して血が引けてきました。
ところがあと4ccというところで ウンともスンともいわなくなって。
(お願い 誰かこの手をしごいて~~!!)
じりじり注射器の内筒を引いて やっとの思いで10cc採ったら、
最初のほうの血液が固まり始めていて やり直し。
申し訳なくて 情けなくて、一日中手が震えていました。
「心の中で手を合わせて 患者さんに経験積ませてもらうしかない」と 先輩が言う。
・・・患者さんには 迷惑な話ですよね。
やらねば上手くならない、でもやれば失敗もある。
(ほんとに ごめんなさい。許してね。)
そうやって もうすぐ一年が経ちます。
どきどきするのは今も変わらないけれど、成功率は格段に上がり
留置針も入れられるようになりました。
失敗しても笑って許してくれた患者さんたちに 大感謝!!!です。
と言っても、注射・採血の話ですよ。
(そ、そんなに動かないで・・
痛いって言わないで・・・
じっと見つめちゃ イヤ・・・)
初々しくていいよ なんてツワモノも中にはいますが、
びくびくしながら 指先を震わせてするんですから
されるほうは さぞかし・・・。
看護学校で もちろん注射の練習はありました。
友達に聞くと 材料はこんにゃくだったりオレンジだったり
それを相手に 位置・角度・声掛け等教官に厳しくチェックされながら練習するのです。
でもいくら練習したって 物と人とじゃ大違い。
学生同士で採血しあう最終テストでは、人選がものを言います。
血管の太さ・出具合でランクを付け、相手と交渉したり。
幸い 私は駆血帯無しでもいける程良い血管持ちなので、みんな優しかったなあ・・・。
ミスド食べ放題を取引条件に臨んだテストなのに
友達は 緊張のあまり採血後に駆血帯を外すのを忘れ、
さらに震える手で操作したために注射器が針から抜けちゃって
血がピュ~と飛んでしまいました。
もちろん再テスト。
ケンタッキーのバレルの追加で手を打ちましたヨ♪
そんなに苦労したのに 就職してからはあまりチャンスがなかったんです。
大きな病院だったので 採血だって点滴だって大抵ドクターがしていたのよ。
IVH入っている人が殆どだったから 抗生剤も三方活栓に繋ぐだけだったし。
ところが 今の病院に勤めだしたら、採血は必須なのよ。
(・・・ああ とうとう採血しなくちゃいけない日が来てしまった。)
去年の私は 毎日ビビりまくり。
なにしろ13年ぶり、それも翼状針しか扱ったことのない甘ちゃんの私。
意を決して 患者さんのところに行きましたっけ。
・・・・・おじいちゃん、血管細すぎるよ~(泣)
なんとか 刺して血が引けてきました。
ところがあと4ccというところで ウンともスンともいわなくなって。
(お願い 誰かこの手をしごいて~~!!)
じりじり注射器の内筒を引いて やっとの思いで10cc採ったら、
最初のほうの血液が固まり始めていて やり直し。
申し訳なくて 情けなくて、一日中手が震えていました。
「心の中で手を合わせて 患者さんに経験積ませてもらうしかない」と 先輩が言う。
・・・患者さんには 迷惑な話ですよね。
やらねば上手くならない、でもやれば失敗もある。
(ほんとに ごめんなさい。許してね。)
そうやって もうすぐ一年が経ちます。
どきどきするのは今も変わらないけれど、成功率は格段に上がり
留置針も入れられるようになりました。
失敗しても笑って許してくれた患者さんたちに 大感謝!!!です。