亡くなった父の夢を見た。
無くなる直前の少しやつれた顔で
でも痛みで苦しそうな様子はなく
澄んで遠くを見渡すような眼差しで笑っていた。
介護の電動ベッドの背を起こし
背景には 白銀に輝く高い山が見えてる。
「あのな、四十九日終わったら
町内会の当番が回ってくるから 忘れずやってくれ。
鍵でドアを開けて入るんだぞ。
鍵は町内会の人が持ってるから
使ったら壁に掛けて置いてね」
なんのこっちゃ??
よくわからないけど「大丈夫やっとくね」って答えた。
父が亡くなってから初めて現れてくれた夢。
今週末 四十九日法要だもんね。
お別れ言いに来てくれたのかな?
夢の中、穏やかな父で良かった。