看護婦にだって 初めての本番があります。
と言っても、注射・採血の話ですよ。
(そ、そんなに動かないで・・
痛いって言わないで・・・
じっと見つめちゃ イヤ・・・)
初々しくていいよ なんてツワモノも中にはいますが、
びくびくしながら 指先を震わせてするんですから
されるほうは さぞかし・・・。
看護学校で もちろん注射の練習はありました。
友達に聞くと 材料はこんにゃくだったりオレンジだったり
それを相手に 位置・角度・声掛け等教官に厳しくチェックされながら練習するのです。
でもいくら練習したって 物と人とじゃ大違い。
学生同士で採血しあう最終テストでは、人選がものを言います。
血管の太さ・出具合でランクを付け、相手と交渉したり。
幸い 私は駆血帯無しでもいける程良い血管持ちなので、みんな優しかったなあ・・・。
ミスド食べ放題を取引条件に臨んだテストなのに
友達は 緊張のあまり採血後に駆血帯を外すのを忘れ、
さらに震える手で操作したために注射器が針から抜けちゃって
血がピュ~と飛んでしまいました。
もちろん再テスト。
ケンタッキーのバレルの追加で手を打ちましたヨ♪
そんなに苦労したのに 就職してからはあまりチャンスがなかったんです。
大きな病院だったので 採血だって点滴だって大抵ドクターがしていたのよ。
IVH入っている人が殆どだったから 抗生剤も三方活栓に繋ぐだけだったし。
ところが 今の病院に勤めだしたら、採血は必須なのよ。
(・・・ああ とうとう採血しなくちゃいけない日が来てしまった。)
去年の私は 毎日ビビりまくり。
なにしろ13年ぶり、それも翼状針しか扱ったことのない甘ちゃんの私。
意を決して 患者さんのところに行きましたっけ。
・・・・・おじいちゃん、血管細すぎるよ~(泣)
なんとか 刺して血が引けてきました。
ところがあと4ccというところで ウンともスンともいわなくなって。
(お願い 誰かこの手をしごいて~~!!)
じりじり注射器の内筒を引いて やっとの思いで10cc採ったら、
最初のほうの血液が固まり始めていて やり直し。
申し訳なくて 情けなくて、一日中手が震えていました。
「心の中で手を合わせて 患者さんに経験積ませてもらうしかない」と 先輩が言う。
・・・患者さんには 迷惑な話ですよね。
やらねば上手くならない、でもやれば失敗もある。
(ほんとに ごめんなさい。許してね。)
そうやって もうすぐ一年が経ちます。
どきどきするのは今も変わらないけれど、成功率は格段に上がり
留置針も入れられるようになりました。
失敗しても笑って許してくれた患者さんたちに 大感謝!!!です。
と言っても、注射・採血の話ですよ。
(そ、そんなに動かないで・・
痛いって言わないで・・・
じっと見つめちゃ イヤ・・・)
初々しくていいよ なんてツワモノも中にはいますが、
びくびくしながら 指先を震わせてするんですから
されるほうは さぞかし・・・。
看護学校で もちろん注射の練習はありました。
友達に聞くと 材料はこんにゃくだったりオレンジだったり
それを相手に 位置・角度・声掛け等教官に厳しくチェックされながら練習するのです。
でもいくら練習したって 物と人とじゃ大違い。
学生同士で採血しあう最終テストでは、人選がものを言います。
血管の太さ・出具合でランクを付け、相手と交渉したり。
幸い 私は駆血帯無しでもいける程良い血管持ちなので、みんな優しかったなあ・・・。
ミスド食べ放題を取引条件に臨んだテストなのに
友達は 緊張のあまり採血後に駆血帯を外すのを忘れ、
さらに震える手で操作したために注射器が針から抜けちゃって
血がピュ~と飛んでしまいました。
もちろん再テスト。
ケンタッキーのバレルの追加で手を打ちましたヨ♪
そんなに苦労したのに 就職してからはあまりチャンスがなかったんです。
大きな病院だったので 採血だって点滴だって大抵ドクターがしていたのよ。
IVH入っている人が殆どだったから 抗生剤も三方活栓に繋ぐだけだったし。
ところが 今の病院に勤めだしたら、採血は必須なのよ。
(・・・ああ とうとう採血しなくちゃいけない日が来てしまった。)
去年の私は 毎日ビビりまくり。
なにしろ13年ぶり、それも翼状針しか扱ったことのない甘ちゃんの私。
意を決して 患者さんのところに行きましたっけ。
・・・・・おじいちゃん、血管細すぎるよ~(泣)
なんとか 刺して血が引けてきました。
ところがあと4ccというところで ウンともスンともいわなくなって。
(お願い 誰かこの手をしごいて~~!!)
じりじり注射器の内筒を引いて やっとの思いで10cc採ったら、
最初のほうの血液が固まり始めていて やり直し。
申し訳なくて 情けなくて、一日中手が震えていました。
「心の中で手を合わせて 患者さんに経験積ませてもらうしかない」と 先輩が言う。
・・・患者さんには 迷惑な話ですよね。
やらねば上手くならない、でもやれば失敗もある。
(ほんとに ごめんなさい。許してね。)
そうやって もうすぐ一年が経ちます。
どきどきするのは今も変わらないけれど、成功率は格段に上がり
留置針も入れられるようになりました。
失敗しても笑って許してくれた患者さんたちに 大感謝!!!です。