食思不良でずいぶんと体重を減らして、Hさんが入院してきました。
夏の間 週に1回位の頻度で外来で点滴をしていましたが
体力が尽きて 帰宅途中に転倒するようになったため
うちの病院のおいしい食事と点滴で回復させることになったんです。
Hさんは90歳近いけれど 痴呆は全く無く
奥さんと二人で生活しています。
無口ですが穏やかでユーモアもあるおじいちゃん。
ところが 奥さんのほうに問題が・・・。
アナムネをとっていると奥さんが横から入ってきて
話し出しました。
邪険にとめるわけにもいかず 適当に相槌を打っていると
「最近、うちの主人、風呂が困っているんです。
よく転びそうになるんです。
滑らなくなる良い飲み薬を出してもらってください」
・・・・・の、飲み薬ですか!?
真顔で話す奥さんを見て、体重減少の原因は
この辺りにあるんじゃないかと感じました。
きっと真面目でしっかり者のHさんは
誰にも相談せず、頼らず一人で対処してたんじゃないのかな?
有給休暇が来月で半分消えてしまうので 「そりゃもったいない!」との仲間の計らいで思わぬ4連休です!ゆっくり昼寝して 昼ビールをして こどものためにパンを焼きました。・・・・パン焼くの、何年ぶり?というほど 久しぶりです。なんとかなるだろ!と焼いてから 二次発酵をわすれたことに気付きました。道理で蒸しパンみたいなお惣菜パンが出来た訳だ 気を取り直して やり直し。今度は材料だけでなく 手順も確認しました。ふんわり出来るかな?