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**アカシアの木蔭で**

流れていく時間と逆らわずに流れていく自分を、ゆっくりペースで書いて行こうと思います

JR脱線事故

2005年04月27日 | 生活
意識の無い患者さんのオムツを変えている時に
このニュースが ラジオから流れてきました。
時間を追うごとに 増えていく亡くなられた方の名前。
事故から三日経って 百人を超えるかもしれないとアナウンサーが話しています。

何事もなく平和に一日が始まり終わる予定だったことでしょう。
始まったばかりの学校やクラブ活動を思い
仕事の段取りを考え
家族に食べさせる夕飯の献立を組み
あるいは 大好きな人に想いを馳せ・・・・

一瞬にして命を絶たれた方たちは
最期に何を思ったのでしょうか?
人生を走馬灯のように振り返る時間はあったのでしょうか?
振り返るには若過ぎる人たちがたくさん含まれていたこと、
気の毒でたまりません。
残されたご家族がマイクを突きつけられ 力無く笑うのは
まだ事実が受け入れられないのでしょう。
きっと これから身内の死が重くのしかかり
泣いても泣いても足りず 身悶えするほどの悲しみに苦しむのでしょう。

亡くなった方々が 天国では事故の記憶を持たずに
五体満足で過ごされますように。
ご遺族の悲しみが 早く癒えますように。