・・・・・じつは7月初めに、ピーターが高脂血症と診断されました。
10歳の誕生お祝いに、健康診断とヘアカットを贈ったつもりが、
預けてすぐに折り返し動物病院から電話があり、
要治療を言い渡されたのです。
・・・可愛さ余って、肉中心の週末でした。
・・・欲しがるままに、ジャーキーを与えていました。
・・・自分たちが美味しいものを食べるときには、
可愛そうだからと 補助栄養と書かれた缶詰だけを開けていました。
パパさんが釣って来たばかりのお魚はガツガツ食べても
スーパーのお刺身には見向きもしないピーターに、
「ピーちゃんは 美味しいものがちゃんと分かっているねえ」って
みんなで笑って嬉しく思っていました。
・・・挙句、動物用の機械の中性脂肪の最高値を 振り切ってしまったんです。
見せられた血液スピッツは、赤い血餅と牛乳のように白い血清に分かれていました。
「一ヶ月、たんぱく質を抜いて野菜食にしましょう。
EPAとかDHAなどの中性脂肪を下げる魚やサプリはOK。
それで下がらなければ、内服治療に切り替えなければなりません。」
・・・もう3週間、市販のプレミックスフードも利用しながら
野菜ご飯を続けています。
最初は匂いだけでそっぽ向いていたのですが、
鰹節や昆布出汁をとったり、浅利で煮たり工夫をしたら、
台所に立つ私の足元に尻尾を振りながら出来上がりを待つピーターがいます。
「お代わり 頂戴!!!」
ガツガツ食べるピーターを見ると、
犬だって、毎日違う材料で違う味付けのご飯が楽しみなんだなあと 分かります。
でも、欲しがるに任せていては、病気になってしまう。
「犬も我が子!!」だよね?
増えるばかりの体重が、3.3キロから3.0キロに減りました
「体重を落とすことが目的ではありません。
中性脂肪の増加が たんぱく質と脂肪の取り過ぎによると考えられるので
一度制限をして 結果を見たい」
いつもニコニコ優しい笑顔の先生の 厳しい表情でした。
がんばるぞ~~~!!