赤い椅子

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孫たちがやってきた

2008-03-12 20:14:01 | ノンジャンル
暖かかったです。堺では21,4度もあったそうです。
春を通り過ぎて初夏の陽気です。
1ヶ月ぶりに孫たちが来ました。
19日が誕生日の私のために花束を持ってきてくれました。
舞優は花屋さんをでたところで転んで脛を怪我して、
べそを掻いて入ってきました。
だから花束は心優から「おばあちゃんおめでとう!」と受け取りました。
消毒をしてテープで処置をしたら舞優はしばらくくっ付いて離れませんでした。
きっと花束を渡せなかったことが淋しかったのでしょう。

抱っこをしても負んぶをしても随分重くなりました。
16キロ余りあるそうです。
心優は少し風邪気味だということで食後は眠たそうにし、しんどそうでした。
大丈夫かな~


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熊野古道伊勢路Ⅱ

2008-03-09 21:32:59 | ノンジャンル
6日、今日も穏やかなよい天気だ。
朝7時半、ホテル出発。
古道歩きの前に日本最大規模の棚田、紀和町にある「丸山千枚田」を
見につれてくれる。
高低差100mの斜面に、なんともいえない厳しい先人の労力から
成り立っている丸山千枚田は、まだ寒々とした田んぼだが朝日の中に
圧倒される景観だ。早苗の頃はきれいだろう。



昨日の市木川を越えたところから今日は出発。語り部さんも交代だ。
海が見えすぐに堤防の遊歩道に入る。
今日の16キロは浜街道と小さな峠を2つ越える。
















七里御浜の浜街道は、巡礼道とも言われかって河口渡りで波にさらわれたり、
行き倒れになって命を落とした人たちの巡礼供養碑も
小さな石碑としての残されている。
また穏やかな海を右に見て歩く。
浜辺の小石の中に、女の人が一人、一心に何かを拾っているのが見える。
波打ち際ではないので海草ではなさそう・・・。浜大根の花が咲いていた。



海岸線を走る国道42号線沿いに、高さ70メートルの巨岩をご神体とし、
イザナミノミコトの御陵といわれる花の窟神社(はなのいわや)がある。
社殿はなく自然崇拝を今に伝える日本最古の神社と言われているそうだ。



下から見上げるとその大きさが分かる。その空間は静寂と神秘に包まれ、
荘厳な気持ちになります。
年に2回御綱掛け神事といわれる行事があるらしい。
縄を編んで幡三流れを作り、その幡に種々の花を括り、扇を結びつけて
長い綱で岩屋の上より前の搭に高く掲げる・・・という。



















花の窟から20分ほど歩くと海岸に向かい大きな獅子の顔の形の岩がある。
獅子岩だという。本当に獅子のほえている形だ。
















少し街の中に入るとJR熊野市駅。



松本峠の登り口近くから少し海岸に向かい歩くと、東屋があり
鬼ケ城城址の展望台がある。
昨日からず~と歩いてきた七里御浜を一望できる。















国の名勝天然記念物「鬼ケ城」は、海風蝕と数回の大地震で隆起した
凝灰岩の大岸壁で、奇岩奇勝で知られる名勝です。

その昔、桓武天皇(737~806)の頃、この地に隠れて熊野の海を
荒らし廻り、鬼と恐れられた海賊多娥丸(たがまる)を、
天皇の命を受けた坂上田村麻呂(751~811)が征伐したという
伝説があり、その伝説に基づいて鬼の岩屋と呼ばれていましたが、
後に鬼ケ城といわれるようになったそうです。



鬼ケ城の写真はネットから拝借しました。

いよいよ今日越える峠の一つ目松本峠ののぼりに入る。
高低差135m、3キロばかりの峠だ。
竹林に囲まれた峠にはかって茶屋があり、葉ランや花茗荷など茶屋で
使ったものが植えられ、そのまま残っている。
峠には鉄砲で撃たれたというお地蔵様が立っていて歴史を感じさせる。


















趣のある石の道の端には、ふきのとうに花が咲いていた。



峠を下り大泊のきれいな砂浜の海水浴場の浜に下りて、
ようやく温かいお弁当を一人ずつ貰い昼ごはんとなる。
穏やかなさざなみの光る海はすっかり春の海だ。
鳶がみんなの上空を輪を描いて飛び、お弁当を狙っているみたい・・・

小休の後はすぐに次ぎの大吹峠ののぼり口だ。
今度の峠は少し高くて205M、2,6キロの道のりだ。
両脇に美しい竹のそびえる道を抜けていく。


















鎌倉期のものといわれる大きな石の石畳が残る。
峠を降りて波田須の集落に入る。海が見え山に囲まれた里の風景を見ながら
3キロばかり・・・れんげそうも咲いてさすが暖かい熊野灘に面した土地だ。



れんげそうはシャドーさんの画像をお借りしました。



峠から波田須への道
















行程の終わり、新鹿(あたしか)到着は3時半。
4時出発でバスに乗り尾鷲周りで伊勢道、出来たばかりの新名神、
京滋バイパス、名神と走り8時過ぎ大阪着、帰宅は9時半だった。




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熊野古道伊勢路Ⅰ

2008-03-07 22:19:42 | ノンジャンル
3月5日、冬型の気圧配置の日だというので風が冷たい・・・
熊野古道歩きが今日から伊勢路に入る。
朝8時、日曜日から大相撲3月場所のある集合場所の府立体育館前に着く。
力士の名前の幟が風にはためき、なかなか華やかな雰囲気だ。



8時20分、バスに乗りいつものように阪和道を和歌山に向かう。
熊野古道歩きが始まってから何回往復した道だろう!
すっかり季節季節でなじみになった道だが、この道ももう今回限り。
今度からは伊勢自動車道を通るらしい。
みかんの木には温州みかんはもうないが、八朔、夏みかんなどだろうか・・・
所々にホッとする橙色が見える。
南部あたりの梅ももう終わりに近いが霞むようにまだ咲いている。

中辺路道の駅で昼食後、先回の終点、速玉大社で伊勢路の安全を
祈願してもらい2時近くに出発。
今日は日暮れまでに18キロ歩くと言う強行軍!

速玉大社を出て30分ばかりで、和歌山と三重の県境の橋を渡る。
いよいよ伊勢路・・・を実感する。















海岸沿いの松林の遊歩道少しと、国道や海辺の舗装道路ばかり・・・
JR紀勢線を越え1時間半ばかり歩き、横手の延命地蔵に出会う。
海からの強い風や波を避けれるようにビニールのカーテンが
予備されており、地藏様を守る地元の人たちの心遣いが伺える。



道の途中で見た寒緋桜・・・鮮やかなピンクが印象的。
















熊野灘七里御浜を春の光できらきら光る穏やかな海を眺めて歩く。
ゴミもないきれいな緩やかな海岸線だ。
時間を気にしながらせっせせっせとみんなが夢中で歩く。
時々後ろを振り返り歩いてきた緩やかな海岸線を眺めて小休止。

予定より少し早くに市木川の手前、一里塚で今日の行程を終える。
今日の宿、入鹿温泉清流荘までバスで約1時間。
到着した頃、山の日暮れはまわりも見えない真っ暗闇だ。



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雛ちらし

2008-03-03 20:24:38 | ノンジャンル
お雛様の日です。
朝から親戚の孫さんの初節句の内祝いに桜餅や草もち、
お赤飯を頂きました(*^_^*)

夕飯には恒例の雛ちらしを作りました。
アナゴや海老を入れて、菜の花を飾りましたが・・・
普段の葉の花が198円くらいなのに298円もしました!
ちょっとひどいですよね~


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池田の街巡り

2008-03-02 22:09:56 | ノンジャンル
暖かくてよい天気で春の陽気の一日。
友達が池田の逸翁美術館の「蕪村と呉春」展のチケットを貰ったから
一緒に行こう・・・と誘ってくれたのでぶらぶらと出かける。

池田市という事でご当地の住民、シャドーさんにもご同行を願い
付き合ってもらう。

先ずインスタントラーメン発祥の地ということで、「ラーメン博物館」
なるものを見に行く。



会場に入って先ずびっくり!
Nラーメンだけでもこんなにいろんなラーメンの種類があるんだ~

初めてインスタントラーメンを研究し作った部屋だと言うが、
懐かしい昔の庶民の台所と言う感じの部屋。
















宇宙食になったラーメンや、野口さんが宇宙でラーメンを食べている画像など
なかなか楽しい博物館、入場料は無料でした。

駅を挟んだ反対側、五月山のほうに歩いて逸翁美術館へ
阪急電鉄創設者、小林一三翁のお邸がそのまま美術館になっている。
今回新美術館建設に伴い、この美術館最期の展示だと言う。
おしゃれな西洋建築と木のぬくもりの暖かさを感じるさすがの大邸宅です。

蕪村の面白みのあるしゃれた俳画や文字に時間を忘れて見回りました。
お茶室でお茶を頂きました。
お茶の先生が触るのを畏れるような立派なお道具を拝見させてもらい、
立派なお茶碗でお茶を頂きました。とても贅沢な時間でした。

館内は写真禁止、お庭で建物を写しました。



丸みのある出窓のガラスも出窓の下の引き戸もこのカーブで開くんです!















ゆったりした気分で美術館を出、能勢街道沿いにある「落語みゅーじあむ」へ。
ここの2階ではDVDやCD等を無料で見せてくれました。
自分の見たい噺家さんのネタを言えばそれをセットしてくれます。
みんなが思い思いの落語を聞き笑って楽しんでいます。
こんなのが近くにあればいいな~落語の通になれそうだ!

はじめての街、池田でのんびりゆったり楽しい日を過ごしました。
シャドーさん、お付き合いありがとう!また池田に遊びに行くね(*^_^*)


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