山門の石の鳥居をあっという間に通り抜けた…ところまで書きましたね~
神仏習合ということでしょうか?
ここで三徳山三佛寺の説明を…Wikipediaからお借りしました・
鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の仏教寺院。
開山は慶雲3年(706年)に役行者が修験道の行場として開いたとされ、
その後、慈覚大師円仁により嘉祥2年849年)に本尊釈迦如来・阿弥陀如来・
大日如来の三仏が安置されたとされる。
鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山(標高900M)に境内を持つ山岳寺院。
古くは三徳山全体を境内としていた。
「投入堂」(なげいれどう)の通称で知られる奥院の建物は、
垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物。
12時ちょうどころにふもとの駐車場到着。
一面に干されてあるのは栗かな~と思えば栃の実らしい。
みんなとち餅やとちの実せんべいになるのだろう!
本堂裏手の参詣受付で輪袈裟を配られ、靴の裏を見せて点検を受ける。
適しない靴の場合は、藁草履を買ったり借りたりするようだが~
42人は2班に分かれ、先発の先頭近くに並び、案内人に先導され
一列縦隊で登り始めるが、これ以後は下ってくる人に道を譲ったり、
急な場所は一人ずつ確認しながら進んだり…なかなか時間がかかる。
まず朱塗りの山門と宿入橋を渡っていよいよ修験道へ踏み入る。
気が引き締まる思いのする雰囲気の道に入る。
塔頭の一ヶ寺の門前の数珠繰りをする友人。
カズラ坂、クサリ坂と険しそうな名前の道なき道をクリアしながら文殊堂へ。
巨岩の上に建立された舞台作りのお堂で廻り縁を一周できるが、
さすが高い所好きのmamaGONも足がすくみそうになる高さ(@_@;)
よく晴れた日には目の前に大山が見えるそうだけれど…
大きな岩を廻り伝いながら次に地蔵堂へ…文殊堂とよく似たお堂。
杮葺き、入母屋造りの屋根のカーブがきれいなお堂で室町時代後期建造物。
次に到着するのは鐘楼。重さ二トンの鐘があり、
どのようにこの険しい山まで運んだのか…
当地で鋳造された跡もないらしいから~すごいと思う(*^^)v
鐘は自由に撞くことができるそうだが、なにぶんにも大人数なので先頭の人が
代表でドーンとひとつき、山に響き渡る。
ややなだらかな馬の背、牛の背と言う岩の尾根道を歩くと、観音堂、納経堂、
元結掛堂が次々と続く。
その昔、ちょんまげを切って俗世に別れを告げて元結を収めたとか…
観音堂は岩をくりぬいて建ててありその裏手の暗闇を通過する。
体内のような真っ暗な場所を下ってくる人など確認しながら通過。
パーと前が広がり明るくなると目の前にお堂が…
お堂は懸崖作りので、近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも建つとも
表現しがたい優美な姿を醸し出している。
本尊は金剛蔵王大権現だという。近年の科学的調査により、平安後期の作で、
現存する神社建築では日本最古級とか…
開山時、役行者が法力をもって岩窟に投げ入れたともいわれ
「投入堂」と呼ばれる。
案内のカタログやテレビで見ていた以上に、シンプルさ、優美さ厳かさは
想像以上でしばらくはうっとりと眺めていました。
写真も撮れましたが、しっかりと目に焼き付けて帰りたい景色でした。
日本の仏教建築の素晴らしさを再確認した幸せなひと時でした<(_ _)>
お堂の前の場所も譲り合いなので、ほんの少しの時間で下山することに。
下る道も現地案内の方の指示で、右足を置くところ、左足はここと一歩ずつ
確認しながら、もっと足が長かったらいいな~と思いながら無事通過。
行きは左手の道を進んだので気付かなかった「役行者」像が…
今日のご縁を感謝してお参りをする。
左のオレンジの服の人はガイドさん。一人ずつに足の置き場を案内してくれる。
ちょうど3時ころ、結界の橋を一礼して渡り、輪袈裟をお返しして
各々ストレッチをして42人無事下山。
時間内に本堂の拝観。1200年の歴史で2度目だという本尊の秘仏三尊の
公開中という好機に会い、拝観する。
おおらかな住職らしき方が、写真もOKですよとそばで言ってくれるので
「え~本当のそんなこといいのですか」と確認をして撮影を。
宝物殿では「投入堂」の本尊の蔵王権現立像や、先の修復の時の交換した
古い柱があり、唯一手で触れる国宝として、
柱の虫食い穴や節、削り跡などの感触を自分の手でなぜて確める。
時間いっぱい使って拝観した後、参道入り口の300Mの階段を下りる。
登りに気になっていたのだが、階段が波打つように人の通った跡が減っている。
歳月の長さを物語っているのかな~
緩やかに波打つ様子がわかりますか?
渋滞もなく7時半、新大阪着。本当に期待以上に幸せを感じた一日でした!(^^)!
参拝登山事務所からの道のり660M 標高差約200M,
所要時間約1時間半~2時間が普通の行程だが、
土曜日で個人参加の人も多く、我々のツアーだけでも大所帯なので、
ずいぶん予定以上の時間がかかっています。
その分先頭だったので休憩もゆっくりとれ、もっとひどい筋肉痛になるのを
覚悟でしたが、なんということなく翌日、翌々日も通過です(*^^)v
神仏習合ということでしょうか?
ここで三徳山三佛寺の説明を…Wikipediaからお借りしました・
鳥取県東伯郡三朝町にある天台宗の仏教寺院。
開山は慶雲3年(706年)に役行者が修験道の行場として開いたとされ、
その後、慈覚大師円仁により嘉祥2年849年)に本尊釈迦如来・阿弥陀如来・
大日如来の三仏が安置されたとされる。
鳥取県のほぼ中央に位置する三徳山(標高900M)に境内を持つ山岳寺院。
古くは三徳山全体を境内としていた。
「投入堂」(なげいれどう)の通称で知られる奥院の建物は、
垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物。
12時ちょうどころにふもとの駐車場到着。
一面に干されてあるのは栗かな~と思えば栃の実らしい。
みんなとち餅やとちの実せんべいになるのだろう!
本堂裏手の参詣受付で輪袈裟を配られ、靴の裏を見せて点検を受ける。
適しない靴の場合は、藁草履を買ったり借りたりするようだが~
42人は2班に分かれ、先発の先頭近くに並び、案内人に先導され
一列縦隊で登り始めるが、これ以後は下ってくる人に道を譲ったり、
急な場所は一人ずつ確認しながら進んだり…なかなか時間がかかる。
まず朱塗りの山門と宿入橋を渡っていよいよ修験道へ踏み入る。
気が引き締まる思いのする雰囲気の道に入る。
塔頭の一ヶ寺の門前の数珠繰りをする友人。
カズラ坂、クサリ坂と険しそうな名前の道なき道をクリアしながら文殊堂へ。
巨岩の上に建立された舞台作りのお堂で廻り縁を一周できるが、
さすが高い所好きのmamaGONも足がすくみそうになる高さ(@_@;)
よく晴れた日には目の前に大山が見えるそうだけれど…
大きな岩を廻り伝いながら次に地蔵堂へ…文殊堂とよく似たお堂。
杮葺き、入母屋造りの屋根のカーブがきれいなお堂で室町時代後期建造物。
次に到着するのは鐘楼。重さ二トンの鐘があり、
どのようにこの険しい山まで運んだのか…
当地で鋳造された跡もないらしいから~すごいと思う(*^^)v
鐘は自由に撞くことができるそうだが、なにぶんにも大人数なので先頭の人が
代表でドーンとひとつき、山に響き渡る。
ややなだらかな馬の背、牛の背と言う岩の尾根道を歩くと、観音堂、納経堂、
元結掛堂が次々と続く。
その昔、ちょんまげを切って俗世に別れを告げて元結を収めたとか…
観音堂は岩をくりぬいて建ててありその裏手の暗闇を通過する。
体内のような真っ暗な場所を下ってくる人など確認しながら通過。
パーと前が広がり明るくなると目の前にお堂が…
お堂は懸崖作りので、近づく道すらない垂直な崖に、浮かぶとも建つとも
表現しがたい優美な姿を醸し出している。
本尊は金剛蔵王大権現だという。近年の科学的調査により、平安後期の作で、
現存する神社建築では日本最古級とか…
開山時、役行者が法力をもって岩窟に投げ入れたともいわれ
「投入堂」と呼ばれる。
案内のカタログやテレビで見ていた以上に、シンプルさ、優美さ厳かさは
想像以上でしばらくはうっとりと眺めていました。
写真も撮れましたが、しっかりと目に焼き付けて帰りたい景色でした。
日本の仏教建築の素晴らしさを再確認した幸せなひと時でした<(_ _)>
お堂の前の場所も譲り合いなので、ほんの少しの時間で下山することに。
下る道も現地案内の方の指示で、右足を置くところ、左足はここと一歩ずつ
確認しながら、もっと足が長かったらいいな~と思いながら無事通過。
行きは左手の道を進んだので気付かなかった「役行者」像が…
今日のご縁を感謝してお参りをする。
左のオレンジの服の人はガイドさん。一人ずつに足の置き場を案内してくれる。
ちょうど3時ころ、結界の橋を一礼して渡り、輪袈裟をお返しして
各々ストレッチをして42人無事下山。
時間内に本堂の拝観。1200年の歴史で2度目だという本尊の秘仏三尊の
公開中という好機に会い、拝観する。
おおらかな住職らしき方が、写真もOKですよとそばで言ってくれるので
「え~本当のそんなこといいのですか」と確認をして撮影を。
宝物殿では「投入堂」の本尊の蔵王権現立像や、先の修復の時の交換した
古い柱があり、唯一手で触れる国宝として、
柱の虫食い穴や節、削り跡などの感触を自分の手でなぜて確める。
時間いっぱい使って拝観した後、参道入り口の300Mの階段を下りる。
登りに気になっていたのだが、階段が波打つように人の通った跡が減っている。
歳月の長さを物語っているのかな~
緩やかに波打つ様子がわかりますか?
渋滞もなく7時半、新大阪着。本当に期待以上に幸せを感じた一日でした!(^^)!
参拝登山事務所からの道のり660M 標高差約200M,
所要時間約1時間半~2時間が普通の行程だが、
土曜日で個人参加の人も多く、我々のツアーだけでも大所帯なので、
ずいぶん予定以上の時間がかかっています。
その分先頭だったので休憩もゆっくりとれ、もっとひどい筋肉痛になるのを
覚悟でしたが、なんということなく翌日、翌々日も通過です(*^^)v