赤い椅子

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暖かい雪国3日目

2014-02-09 16:02:00 | ノンジャンル
「泉慶」の朝食は和洋のバイキングで盛り沢山(^_-)-☆
その上、その場で杵つきでお餅をついて、あんこ、大根おろし、
黒ゴマペーストと好きなもので和えてくれる。



もうお腹がいっぱい!と思ってもついつい食べてしまう(@_@;)

ゆっくり9時出発でバスで約半時間余り・・・「北方文化博物館」到着。
越後随一の豪農の姿を今に伝えるという館だそうだ。
新潟市江南区沢海(そうみ)にある博物館。伊藤文吉氏の邸宅を
博物館として整備し、美術工芸品や考古資料等を展示している。
運営はは財団法人北方文化博物館。


この縁側の梁は北山杉の30mの一本もので、当時これを運ぶために、
3軒の家を立ち退いて貰い運びこんだというから、ケタが違う(@_@;)
折しも亨保雛が展示されていて、いいお雛様に出会えた。



さすがの風格である。




囲炉裏には贅沢に炭火がたっぷりとつがれていて暖かかった。
この囲炉裏には16人座れるらしいから、当時の家族の生活がうかがわれる。
当時使用人が50人余りおり、台所にあるかまどで毎朝60㌔の米を
炊いていたそうだ(@_@;)

庭に出ると、珍しい(そりゃそうだろう!)正三角形の茶室兼書斎が立っている。


建坪11坪で柱、建具、畳に殆んどが三角形や台形という、独創的過ぎだが…

やっぱり米どころの豪農は規模がでっかいわ(^_-)-☆

続いて阿賀野川の舟下りへ向かう。
会津と越後のはざまに位置し、平安時代より700年あまりにわたって
会津に属していた東蒲原郡・阿賀町は、川の豊かな恵みをもらいながら、
時に牙をむく大自然に頑張りながら風俗や習慣を育んできまという。

先の新潟豪雨の際にも、沿岸は壊滅的に痛み、いまなお川下りも
充分な状態ではではないそうだが・・・
ガラス張りの屋形船で、ズーズー弁のガイドのおじさんが案内と歌を歌って
30分余り穏やかな川を周遊する。



雪は少なくこんな静かな川であるが…
その後船着き場兼道の駅で買い物をしたり昼食を取り1時半頃出発。

3時25分、直江津発の「はくたか14号」に乗るべく高速を走る。
時にウトウトしながら、時にバスの車窓を眺めながら・・・
田んぼの真ん中を走っていると思うと1面の雪野原だったり~
同じ高速の道沿いでも雪の多い地方とそうでないところがあり面白いな~
と思いながらはしる。

直江津から金沢まで、金沢からサンダーバードで大阪まで・・・
バスと列車にずいぶん長いこと乗ったな~
ずいぶん遠い温泉まで行ってきたな~と振り返る。大阪着20時37分。

猿の温泉へ行った頃から話しかけてくるきれいな老婦人がいて、
「あなたたちは若くて元気でいいわね~、今のうちにせいぜい楽しんで
旅をしなさいね。私達は2人とも病み上がりでね、これが最後の旅と思って
来たんですよ~」としみじみ言われる。
でも、こんな遠い温泉旅行に揃ってこられたのですから、まだ大丈夫ですよ、
お元気でまた楽しい旅をして下さいねというと喜んで、京都で降りられた後も
列車が出るまで見送って手を振ってくれていた。

いろんなものや人との出会いがあり、今回の旅もいっぱいの思い出を作って
楽しませてくれた(*^^)v

金沢の駅ではこんなかわいい電車も見たよ~


コメント (4)
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