赤い椅子

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暖かい北陸 1日目

2014-02-03 21:38:00 | ノンジャンル
1月30日、朝8時40分大阪発サンダーバードに乗り金沢へ・・・
今回のツアーは大勢の39人・・・
11時13分金沢着。すぐにバスに乗り換え長野県の渋温泉まで直行。
3時半頃に到着し、まだ明るいうちに露天風呂へ(^_-)-☆

歴史の宿「金具屋」。1758年、鍛冶職だった当主が敷地内から
温泉が湧いたのをきっかけに宿屋に転じ、真田候より「金具屋」と命名され
脇本陣となったという。
国登録有形文化財のため、自由に改装など出来ず、昭和初期の旅館建築を
保持するため、階段や段差が多くて不自由な面もあるが、
建物の中、あちこちの凝りようには目を見張る楽しいものが一杯だ(*^_^*)



ライトアップされた金具屋さん


蔵の戸を使った玄関



夕食前に9代目当主が館内の説明、案内をしてくれる。
欅の一枚板や通し柱など、建築関係のものでなくてもため息が出る
材料ばかりが使われている。
廊下が街の通りのように作られてあったり、階段の踊り場や手すりに
細かい細工がされてあったり、水車の歯車を使って工夫をしていたり・・・





富士の山の障子に丸い電灯が月のような設えに~

案内を聞き終わってから大広間で食事。
昭和24年に完成した167畳の大広間で、この「二重合天井」は迫力満点。
天井と壁の間の「折上げ」と呼ばれるアーチ状の細工は、
宮大工の最高級技術。  この規模のものは、他の旅館はおろか、
神社仏閣にも類を見ないという見もの!
この広間の天井の材木だけでマンションが二棟建つとか・・・


山菜、きのこ類の多い健康的な食事で満腹になった後、違うお風呂場へ
2度目の温泉へ。館内に9個のお風呂があって
とてもみんなには入りきれないから、朝風呂とで3カ所の風呂を踏破!
それぞれにみんな泉質が違うらしい。

館内の何処の蛇口をひねっても温泉の熱いお湯が出るので、
自由に湯たんぽを使ってくださいと、むかしの湯治場の名残のタイル張りの
流しの横に湯たんぽが並んでいる。
館内の暖房も温泉の湯で温められているという。たっぷりとした温泉場だ。



金具屋はわずか29室だけの小規模な温泉宿だが、客室は、画一的でなく、
すべて一室ずつ作りが違い、一部屋ずつが一軒の家のような雰囲気の
日本旅館建築を実感する趣のあるお部屋となっているようだ。



コメント (3)
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