赤い椅子

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トークシヨー

2013-11-24 21:17:00 | ノンジャンル
かねてはがきで申し込んでいた、映画「利休にたずねよ」公開記念
『利休の美』を語るトークショーの招待券が届いたので、午後から
堺のホテルまで娘と出かけた。
ロビーはクリスマスの飾りがあり、ピアノの生演奏があり華やかな雰囲気。



作者・山本兼一氏、ヴェネチアンガラスアーティスト・土田康彦氏、
司会はKIYOMI氏でショーが始まる。
土田氏は映画のシーンで自作のガラス器を秀吉への献上品として
ポルトガルの宣教師が持参した作品を映画で使ったという縁で出席。
北野大茶会の場面ではエキストラとして出演したというエピソードも・・・

日本の暮らしの原点として、手本としての利休の功績は大きいという話や、
今まで利休の死は、いろんな疑問も含めてよく取り上げられているが、
山本氏はもっと利休のギラットした熱いもの、人間味、情念を秘めた艶を
描きたかった・・・
自分の中に世界、哲学を持っていたように思うと語られ、
それがこの小説によく出ていると納得の思いがした。
天下の秀吉に嫌われ、秀吉を根底で嫌い・・・その死は必然だったという。

著書でも販売し、サイン会でもあれば~と思いでかけたが、
一切そんなこともなく壇上に上がり、1時間15分後には拍手で送られて
裏に行ってしまわれた(^_-)-☆




映画になるという時に作者は海老蔵をすぐに頭に描いたという。
歌舞伎役者の所作、茶道の経験などを踏まえて適役だという。
初め、配役を見た時は海老蔵の利休に違和感を感じたmamaGONだったが、
いま2回目を読みながら、だんだん納得がいくようになってきた。
映画も楽しみだ(^^♪

ショーの後、娘にご馳走してもらいティータイムを楽しんだ。


コメント (2)
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