工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

続・糸車から一輪挿しへ

2011年06月08日 | 作品作り

 さて、昨日紹介した糸車を丁寧に分解します。

Dsc03012

 このように分解すると中から大小4つの歯車が出て

来ます。もちろん木製で、ずいぶん長いあいだ使われ

て来たので埃だらけなのですが、作った人も実用本位

で作っただけでしょうが、ほれぼれするほど「アート」な

歯車です。むしろ、アートなんて言葉を軽々しく使えな

いような昔の人のスピリットを感じます。

Dsc03018

 こちらも昨日紹介した大きな糸車を丁寧に分解した

ところです。これを全部綺麗に洗ってからニスを塗って

以前に焼いておいた陶器の「試験管受け」の部分と

合体させます。

他言引用 = 「おれ、仕事っていうのは自分と世の中の

            人たちをつなぐパイプだと思ってんだ」

                包丁人味平 (「名言力」より)