工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

こんな油絵描いてました

2011年06月02日 | 作品紹介

 この二枚の油絵を描いたのはまだ26歳でした。

Dsc04415

 まだ独身の頃、横浜の駅ビルの中にある画材屋で

初めて油絵初心者セットを買ってから描いた第一号。

コタツの上に愛用のコーヒーカップとミカン、そして

貰い物のウイスキー、今でもよく覚えています。

しかし、何であんなに忙しい頃に油絵なんて描けた

のか不思議です。

Dsc04414

 こちらも同じ頃描いた絵です。確かコローの作品の

模写だと思うのですが、おおもとのコローの絵がどんな

絵だったのかがワカリマセン。なお、額はつい最近の

この絵のための自作の額です。工房の軒下で腐らせて

おいた板にニスを塗って絵の大きさに糸鋸でくりぬいて

薄板で周りを囲って出来上がり。あまり額らしくないけ

れど、約30年前の思い出の作品にはふさわしいような

気もします。

他言引用 = 「月花や 四十九年の むだ歩き」

                         一茶