工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

不透明水彩絵の具で…

2021年10月30日 | 作品作り
古くなった絵の具をチューブからラジオペンチで出してみたり
百均トレイで作った筆立てを作りなおしてみたり・・・

まるで机に向かったままいつまでも閉じたままの問題集を横目に
深夜放送を聴きながら鉛筆を削り続ける受験生のようだ。

などといつもの勝手な言い訳と自虐志向のソウコオヤジ。
個展をやるじゃなし、モチベーションなんて皆無だし。

・・・などと戯言を言いながら描いたのがコレ。



またまたアンノさんのヨーロッパシリーズの模写。
例の不透明水彩絵の具で描いてみました。

な~るほど、これが所謂グワッシュの描き心地なのか。
アクリル絵の具ともちょっと違うんでしょうかね。

まあ、筆も絵の具も画用紙もナンも気にせずゴーイング・マイ・ウェイ。
ところでこのアンノさんの絵、何処なんでしょう?

なんとなくドイツっぽい街並みに降る雪。
季節はちょっと早いけれど、冬の欧州旅気分を楽しみます。










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工房(で)筆を・・・

2021年10月27日 | 作品作り
ソウコオヤジ、毎度文字変換を間違えますが本日は確信犯です。
「弘法筆を選ばず」をもじって「工房(で)筆を選ぶ」ための下準備の模様ブログ。

まずは今まで使っていた自作筆置きがコレ。
百均のアルミトレイにペーパータオルを敷いてクリップで仕切りをつけてあります。



これに筆を並べるとこんな感じになります。



一見整然として使いやすそうに見えますが、絵を描いている途中に
絵の具が付いたままの筆を置くのにはちょっと高さと間隔に問題がありました。

そこで、高さと間隔をもっと自由に調整出来るようにマグネット付きの
スチロール板を試験的につくってみました。



おぉ、これならば高さも間隔も自由自在に変えられるし
描いているときの筆の交換もスムーズに出来そうだ。



おまけに使わない時も仕切りと筆をこんな風にしまうことが出来る。



この改良型筆置きで工房での絵を描く効率アップ間違いなし。

(注)冒頭で百均のトレイをアルミと書きましたが…間違いでしたね。






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漆喰鉢に切り花

2021年10月23日 | ミクスト・ボンサイ(MB)
暑いのと寒いのと、どっちが好き?…と聞かれれば
躊躇なく「もちろん寒いほうっすね。」と答えるソウコオヤジ。

しかし、なんともこんなに乱暴に寒くなるなんてど~かしてるぜ。
つい一週間前までアパートの花壇で最後まで咲いていた花を切り花にしてます。

適当な花瓶が無かったのでペットボトルを切って臨時の花瓶にして
春先に作っておいた例の陶片を貼り付けて漆喰で固めた植木鉢に入れてます。



ホントは箸置き用に作った靴下にワンピースの陶片植木鉢にピンクの花が良く似合う。
この角度から見るとペットボトルがちょっとみえてしまうのがご愛敬。

さて、この花は「ワイルドフラワーの種」から咲いた数種類のうちの一つ。
よく見かける花なのに、さっきから花・花と名前も知らないなんて恥ずかしい。
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絵の具弁当

2021年10月19日 | 作品作り
未確認情報ではありますがアンノさんは高級水彩絵の具を使っていたらしい。
翻って、ソウコオヤジはごくフツーの透明水彩絵の具で模写で腕慣らし中。

数枚描いたところで、多少なりともオリジナリティを出そうとして工具棚をゴソゴソ。
アッタ、アッタ、ありました、不透明水彩絵の具、グアッシュっていうヤツです。

これでアンノさんの絵とは違った雰囲気の絵が描けるかもしれないと思いつつ
ウン十年ぶりに18色の絵の具を出してみると・・・出ない。

何が出ないかってチューブの中で絵の具が固まっているのです。
そりゃそうだ、そんだけ久しぶりの絵の具だものアタリマエだのクラッカー(古っ!)。

でも、全部出ないわけじゃなくて赤と緑など約半分が・・・出ない。
出ないといってもチューブの中でカチカチに固まっている訳じゃない。

そこで、ケチオヤジはチューブを剥いて中味を救出。
釉薬用のサンプル瓶に移し替えて一件落着。



移し替えたのはいいけれどサンプル瓶は元の絵の具箱には入らないので
これまた工具棚にとっておいたスチロール製弁当箱の再利用。

弁当箱に仕切りを付けて外側からピンで止めて簡易絵の具箱の完成。



でも、箱の半分以上が空いているのでいつもの息子たちが
小学校で使っていた絵の具を入れたところ、大きさがぴったしカンカン。

更に左隣の「空き地」には絵の具とは関係のない胡粉を
瓶につめて入れてみたら、ごらんの通り絵の具弁当の出来上がり。



何だか絵を描いているときよりも楽しかった🍱










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アンノさんの絵

2021年10月15日 | 作品作り
さて、安野光雅さんのパクりの続きです。
実は一度も展覧会にも故郷の美術館にも行ったことがないのです。

つまり、ホンモノを見たことがないので、あの独特なタッチがわかりません。
せめてYouTube動画でどんな風に風景をスケッチしているかを確認。

な~るほど、いろんなことが分かってきた。
風景に小さな人間を意識的に描いていくのもアンノさんらしいテクニック。



ならば、こちらも描きにくいけれどしっかりカーボンペーパーで写し取りだ。
それにしてもアンノさんのヨーロッパの風景画…いいですねぇ。

さて、必死に模写してまたまた数日間。
まあまあ、こんなもんで完成です。

写真では小さくて見えませんが人物も色んな動作をしてます。
視力低下の甚だしいソウコオヤジには、なかなか辛い作業でした。



今回は彩色に貰い物の使いかけ和絵具を使ってみました。
ヨーロッパの絵に和絵具で彩色したのが、せめてものオリジナルです。





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