工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

パンと器

2013年02月28日 | インポート

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▼借りてきたパン焼き器でパンを焼くこと十数回。

ウワサのとおり、材料をきっちり計りさえすれば

後は機械任せで、全く失敗がありません。

蕎麦打ちのように、技術や経験が要らないので

便利で楽ですが、それが良い様な悪いような。

▼さてさて、今回は付属のレシピ本を参考にライ麦の

レーズン・クルミ入りパンに挑戦です。

これまた焼きたての香りは最高です。

・・・が、焼きたてはナイフではうまく切れません。

Dsc09139

一応、工房にあったお皿にのせてはみたものの

なんともマヌケな感じの写真になってしまいました。

▼さて、いつまでもパン焼き器を借りてもいられないし

次なる「粉モン」への挑戦も控えているし・・・。

えっ、次は何かって?

それは「ある道具」が手に入ったら教えます。

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蕎麦の次はパンだ!

2013年02月25日 | 料理と器

▼焼き物作りと料理は似ています。

段取りをうまくやるところ、

下ごしらえが大切なところ、

火加減が出来上がりを決めるところ、

などなど数え上げたらキリがない・・・。

そのせいか、今さらいうまでもなく

ワタシはわりと料理好きなオヤジです。

▼前置きはこのくらいにして

今回挑戦するのは「パン焼き」です。

Dsc09057

ここ数年来ツレアイの前で「パン焼いてみてぇ~」

と普段から叫び続けていたところ

近所に住むツレアイの姪っ子がパン焼き器を

持っていることが判り、借りてくることが出来ました。

何せウン万円もする小型全自動洗濯機のようなキカイ。

当然のことながらナイショで買ったらリコンの三文字が・・・。

二度目の前置きはこのくらいにしていざ実作!

Dsc09058

まずは基本の食パンを作ってみます。

何といっても自称「陶芸作家」の強みはその道具と環境。

釉薬調合用のコンマ一ミリまで計れる電子天秤

それに、どんなに汚しても大丈夫な作業スペース。

土だろうが粘土だろうが強力粉だろうが蕎麦粉だろうが・・・

オレにとってはみんな一緒だかかってこい!

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水だってチョー正確に測って入れるゼ。

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そして待つこと約4時間、洗濯機いやパン焼き器オープン。

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熱々の食パンの出来上がり。

うどんや蕎麦打ちと違って初めてでも大成功です。

もちろん味の方もカリカリ・サクサク・モチモチ。

ちょっと癖になる素人っぽい美味しさでした。

これでまた数年来の念願が一つ叶いました。

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フタ作り・弐

2013年02月21日 | 作品作り

フタ作りの続きです。

今回はフタに透明つや消しニスを塗ったのが大失敗。

ニスが古かったのか、木との相性が悪かったのか

透明にならずキユウリのうどん粉病のように

白い粉があちこちに浮き出てしまい・・・。

再度のヤスリがけで白木の状態に戻しました。

とにもかくにも出来上がったのがこちらの写真。

Dsc09104_2

全部で五個。

今回は蓋の取っ手にご注目ください。

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最初は全部木の枝にしようと思っていたのですが

どうせ「実用度」は低いのだからと居直って・・・

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藤の木のツルを曲げた取っ手にしてみたり・・・

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ドングリ(たぶん群馬の森で拾った栃の実)を使ったり・・・

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以前作った木工細工の部品を使ったり・・・

いろいろと変化をつけた蓋をつくってみました。

Dsc09083

最後に、こちらも「実用度」の低さでは双璧と思われる

スプーンと一緒に一蓮托生の思いをいだきつつ

仲良く記念撮影です。

果たして彼らのこれからの運命や如何に・・・。

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スプーンも作ってます

2013年02月18日 | 作品作り

フタ作りの作業の途中ですが

蓋モノに欠かせないスプーンも作っています。

Dsc08979

これが焼きあがったスプーンの先端(?)部分です。

粘土が余った時などに良く作っておきます。

手のひらで粘土を転がして丸め

親指でそのまま手のひらに押し付けて

カタチを整えて枝を差し込む穴をあけて完成。

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次に先端が焼きあがってから柄(?)の部分にあう

木の枝を探し出します。

ちなみに、この枝はみんな工房の周りや自宅の庭

の枝を剪定した時に出たものを取っておいたものです。

なので、ほとんどナツツバキとシラカシの枝です。

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枝を選んだらナイフで形を整えてボンドでくっつけます。

最後にヤスリがけなどをして完成です。

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実は、ここだけの話ですが・・・

このスプーンは使いにくいので評判がイマイチです。

どうせ実用にならないのならばと思い

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30センチもある長~いスプーンも作ってみました。

居直って「使えるモンなら使ってみろ!」って感じです。

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フタ作り・壱

2013年02月14日 | 作品作り

Dsc08976

今回焼いた作品はお皿や丼だけでなく、

いわゆる「蓋モノ」も何個か作りました。

今回は、そのフタもののフタ作りのご紹介。

ちなみに、上の写真は「必要のない取っ手付き」

のシュガーポットです。

まずはフタの型紙作りからスタート。

Dsc08978

コンパスで直径を計りフタになる型紙を作っていきます。

Dsc08980

今回作る木のフタは全部で五個。

全部が全部、窯の中で歪んでしまっているので

丸く切り取った型紙も、なかなかピッタリはまりません。

まあ、こんなことはいつもの事。

テキトーにごまかして作ってしまおう。

(続く)

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