工房アパート時々倉庫

仕事半分、趣味半分。

祈りの花瓶

2020年08月28日 | 日記・エッセイ・コラム
今年の八月はコロナのせいで消化不良の夏です。
我々日本人にとっての八月はあの世とこの世を行ったり来たりの特別の月。

お盆に原爆に終戦記念日、そして夏祭りに甲子園に夏フェスに
毎年あの世もこの世も非日常とハレの日だらけの八月なのに。

しかし、近頃の異常気象と自然災害そしてコロナなどは
全て我々人類の悪行に対する神仏からの警告だとしたら・・・。

あぁ神様仏様、ソウコオヤジは先月から一度もレジ袋を貰っていません。
不要不急の外出は皆無、でもしっかりお墓参りは行きました。

           

さて、またまたここからが本題です。
まずはコレ何だか分かりますか?



実はコレ、ペットボトルと段ボール箱で作った花瓶なんです。
箱の中を裏から開けると・・・



切ったペットボトルが入るようになっています。
材料費はホームセンターで買った小さい段ボール箱×2で400円くらい。

あとは工房にあるばらした和綴じ本と和紙折り紙。
松のマークのようなものは以前作った箸置きの残り。

この花瓶は自宅の仏壇の左右に置くためだけに考案したので
それを意識したデザインにしてみました。

さて、ソウコオヤジは生まれた時からずうっ~と仏壇・神棚、
裏庭には屋敷神様とお稲荷さんのある田舎の家で育ちまして・・・。

なのに罰当たりな人生を送ってきたせめてもの罪滅ぼしと
平穏な日々を祈るような気持ちで段ボール箱花瓶を作りました。

さて、仏壇には花とお線香、神棚には新しい榊をあげて
屋敷神様の周囲の草むしりをして超特別な八月はオシマイ。

でも、これって花瓶の範疇に入るんでしょうかね。


















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「晴読雨耕」の日々

2020年08月25日 | 本と雑誌
晴耕雨読じゃありません。
酷暑・猛暑・炎暑・残暑、もう、うんざりだっ。

こう暑くては猫額畑はほったらかし。
なので今では巨大🍆🥒の生産地に変身。

ミニ🍅も収穫しても後から後から・・・
こちらも今はもう観賞用トマトの木に変身。

・・・と、ここまでがいつもの愚痴。
まずは御身大切なので工房は午前中でオサラバしてあとは・・・

    酷暑+コロナ⇒エアコン+読書。

・・・と言うことで、晴れた日は寝転んでひたすら読書三昧。
Bookナントカで大量買いしておいた本からこの2冊をチョイス。

 

まずは「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」ですが
以前に話題になった本なので気になっていたので迷わず210円でゲット。

太宰治からさくらももこまでよくもまあここまでパロッたもんだと感心。
パロディ好きなソウコオヤジとしてはあまりの〇〇さに脱帽です。

因みにソウコオヤジのお気に入りの「作り方」は年が年なので
沢木幸太郎の「深夜焼きそば特急」、マイッタっす。

この本は机に向かったり正座なんかして読んだらダメだ。
正にエアコン・ガンガン部屋で二つ折り座布団を枕に寝転んで読むべし。

              📚

さて、同時並行で読んでいるのはソウコオヤジのココロのお師匠さん
あの杉浦日向子さんの「一日江戸人」、こちらも210円でゲットです。

内容はそれこそタイトル通りなので省略しますが、
ソウコオヤジはこの本を読んで妄想三昧の日々が続いております。

先日書いた通り気力・体力・好奇心が・・・なのですが
まだまだ残っていたのが「妄想力」だった事に気づかされた本です。

酷暑の中、エアコンの効いた部屋でソウコオヤジは
いつの間にか深川辺りの九尺二間の裏長屋へタイムスリップ。

熊さん八っあん(?)に長屋のおかみさんたちの井戸端会議。
ソウコオヤジはその長屋の大家ってところ。

某N〇Kでやってた「居眠り磐音」で言うと小松政夫サンの役どころ。
おっとっと、そろそろ現実に戻らねば・・・。

さて、誠にほんのちょっと嬉しいことがありまして。
それが、これ。



Bookナントカで日向子さんの本を買った時に偶然挟まっていたこの栞。
ちょっと変わったデザインの夏らしくて可愛い栞ですよね。

さて、先日は夜間に雷と豪雨の当地方でありますが
今度昼間に雨が降ったら「雨耕」を実践するつもりです。

それまでは「もし文豪・・・」と「…江戸人」で
暫くは「晴読」と妄想の日々を続けます。












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サバの缶詰

2020年08月21日 | 料理と器
ウイークデーは自宅から約5分、チャリンコで工房に「出勤」します。
午前中は8時半から机に向かって一心不乱に事務処理をするソウコオヤジ(嘘)。

そろそろリモートワークに切り替える頃かと考えながら工房から帰宅。
さて、よく働いた後(嘘)はお昼ごはんだ。



工房の玄関には念のためこの看板をぶら下げて置きますが
まあ、必要ないんですけどね。

              🍛

さて、ここからが本題です。
前回が「多肉植物」の缶詰だったので今回は正真正銘「鯖」の缶詰。

もう自他共に認める気力・体力・好奇心の三拍子をなくしたソウコオヤジ
だったのではありますが、今回は一度撤回させて頂きます。。

もうだいぶ前から一度はやってみたかったことを実践しました。
それが「サバ・カレー」を作ることでして・・・。

以前にツレアイにサバの水煮缶詰を買っておいてもらったので
お昼にツレアイが外出しているときにいざ作戦実行です。



4種類の香辛料は以前紹介したときのもの。
なくてもいいけれど不味かった時の保険ですね。

材料はこれらと小タマネギとニンジン。
ツレアイは絶対に食べないので一回で食べきれる量を作ります。

そして、サバ缶はあまり姿が崩れないように最後に投入。
はい、完成。お皿はいつもの自作灰釉皿、そして紅ショウガ。



おっ、なかなか美味そうじゃないか。
いつもの通り、新聞紙のテレビ欄をランチョンマットにして、いざ実食!

う~ん、美味いのか、不味いのか。
どっちにしろ、カレーはカレーだからと思いつつ・・・

強いて言うならば、敢えてサバでカレーを作らなくてもいいかな?
というのが結論でしょうか。

要するに…そんな感じです。

ついでに言うと、学生時代にやっていたご飯の上にサバ缶を
そのまま出して醤油をかけただけのサバ缶ご飯のほうが好きです。


🌻おまけの「お口直し」です

以前に作った染付小瓶に自宅の庭に咲いていたミニ・ヒマワリです。













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肉の缶詰

2020年08月18日 | ミクスト・ボンサイ(MB)
肉は肉でも牛でも豚でも鶏でもない肉はなぁ~んだ?
それはネ、多肉植物・・・でした。

その多肉植物を空き缶に鉢植えにしたのは半年前。
随分とほったらかしても元気いっぱい。

アンタはエライッ。



確か使ったのは牛肉の大和煮缶詰だったような。

             🍖

最近はあまりの暑さにあらゆる意欲が減退しておりますので
本日はこれにて失礼いたします。

          


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特大精霊馬

2020年08月14日 | 猫額畑通信
今年のようなコロナ過でもお盆はお盆。
仕方がないとはいえ今年は少数精鋭の寂しいお盆です。

日本全国新旧のお盆の行事はそれぞれですが
当地ではごくごくスタンダードにキュウリの馬でお迎えする旧盆スタイル。

さて、今年の馬は・・・・猫額畑で獲れたコレ。



フェンス脇の下の方にあったので、完全な獲り忘れ。

それにしても割り箸の足をつけたら、ナンジャこりゃ。
キユウリというよりはヤマタノオロチみたいだ。

これがヤマタノオロチだったらコロナ過を退治してほしい・・・

でも、この長さでご先祖様たちのソーシャル・ディスタンスもバッチリ確保。



ところで、送り盆用のナスも地方によっていろんな説があるんですね。
例えば馬でなく牛だったり、おみやげを沢山積めたり・・・。

それに、お盆後のナス・キュウリをどのように処分するのが
正しいのかも調べてみると諸説あるようです。

やはり、みんな違ってみんないいんでしょうかね。

    🍆 🥒 🍆 🥒 🍆 🥒

ところで、当家のご先祖様のお帰り用のナスは・・・



工房の猫額畑で種からしっかり育てたとびっきりのナスから
厳選した獲りたての極上のナスでお送りいたします。







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