陸上のロンドン五輪代表選最終考会を兼ねた日本選手権の最終日が10日、大阪・長居陸上競技場で行われ、女子200メートルで福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒35で優勝。9日に行われた100メートルでも優勝しており、2年連続2冠を達成した。 2位には市川華菜(中京大)、3位には高橋萌木子(富士通)が続いた。
以下、レース後の福島のコメント。
「日本選手権を3日間やりきったなという思いでいっぱいです。無事終わったので、ホッとしています。課題はありますが、中盤からは後半は練習の成果は出せたかなと思います。100メートルが終わった時点でホッとした部分があったので、逆に五輪に行くというプレッシャーがなくなった分、気持ちよく走れるんじゃないかと思うようにして走りました。
この1カ月でやれることは限られてくるし、3年間やってきたことは変わらないので、五輪に関しては、しっかり準備を整えたいです。今までの陸上人生の中で、どの大会よりも一番長い時間をかけて準備してきました。3年間かけてというのは初めてなので、ものすごく思い入れがあります。大切に1日1日を過ごしていきたいと思います。
自分がやることは決まっているので、一番は全力で頑張ることだと思います。みなさんが感じとってくれることとしたら、4年間の成長かなと思うので、まずは自分の全力を出しきれるような準備、パフォーマンスをできればいいなと思います。
残す課題はスタートですね。そのひとつが克服できれば、今できている部分もよりステップアップできる。そういうきっかけになる重要な部分だと思うので、そこを重点的にやりたいです」
※ 引用しました。