アルバニトハルネ紀年図書館

アルバニトハルネ紀年図書館は、漫画を無限に所蔵できる夢の図書館です。司書のWrlzは切手収集が趣味です。

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』第148巻

2008-06-25 | 読書
最新刊第160巻巻末のレビューで紹介されていて欲しくなった一冊。

「大人子供バトルの巻」で両さんが星座占いがインチキ臭いとキレているシーンを見て欲しくなったんですが最初に採録されてる「投資家両さんの巻」最高だわ(笑)
会社は「社長の物」だと思い込んでる両さんに部長が例によって分かり易く絵で説明してくれて、
「なんかすっげーっ
株ってすげーっ」

そして実は両さんは中川の親戚になっているので、電極プラスのアドバイスもあり強力な株主になってしまうという(笑)
競馬新聞じゃなくて経済新聞読んでる両さん怖いよ(笑)

表紙の昔懐かしげな絵は最後に採録されている「出会いの橋ふたたびの巻」ですね。
両さんの少年時代の心温まるエピソードに加え、また勝鬨橋の開くシーンが見られます。

あと「泣きむし亀吉の巻」、寿司職人の修行がうまくいかず超神田を辞めようとする亀吉が、補助輪なしで自転車に乗れるように頑張る檸檬の姿を見て自分も頑張る決意をする話。

そんで読みたかった「大人子供バトルの巻」、もう最高!!
「アニメは子供が観る物」と言われ、
「もしもロボットの小説を夏目漱石が書いたらどうする?」
それは文学なので大人向き
「その小説を映画化したらどうだ?」
それも大人向きの映画。
「そのロボット映画をリアルなアニメーションにしたらどうだ!」
「それは『子供向き』ですね」
「ここで子供になるのか!」(笑)
「フェラーリ下さい」ってまとめ買いするのは「大人買い」の域を超えてますよ(笑)

第148巻は大阪万博を再現しているのですが、拳銃まで抜いて両さんが話を陰から聞いていないか確認する中川笑える。
そして両さんの
「万博なんか見に行かなかったぞ!
東京からは面倒で!」

それ言っちゃお終いだよ(笑)

「銭がすべてやあらへんで!の巻」に悪徳消費者金融が出てきますが、「週漫スペシャル」の『イケナイ営業日誌』で知ったことで、実は消費者金融というのは「利息」で儲けているので「金を返せ返せ」と言う割に一括で返済されると困るそうです。
消費者金融編はHOUBUNSHA MY PAL COMICSの『夜のお仕事ウラのウラ』(2)に採録されてます。(1)が人気で増刷されたほどの面白さですよ。

巻末のレビューで紹介されていたのは第140巻・第129巻・第83巻でした。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (J. G. Yu)
2008-06-25 19:02:36
こりゃ微妙に懐かしいものを(笑
148巻って何年でしたっけ?
返信する
2005年 (Wrlz)
2008-06-25 20:07:55
>J. G. Yu様

第148巻、初版第1刷が2006年1月なので2005年の作品ですね。
私第154巻からは初版帯付きで持ってるんですよ。
返信する

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