Wild Plant

Colonel Mのブログ

今日は少しは暖かい

2021年01月12日 | 世無駄

と言っても外気温は5~6℃のようですが

先週末の-2~-3℃から考えれば

一気に暖かくなった感じがします

 

さっ、引き続き「五重塔」の部材の話です

次はこの絵の下の一連の塊の次に赤い材料で描いている部材と

「斗」を挟んで、一個飛ばしに描いてある赤い材料の部材ですが

これ全部「肘木(ひじき)と言うそうです(象の頭みたいなのは別?)

この「肘木」と言う部材が又ややこしいんです?

同じ様な形をしてて、似たような使われ方をしていても

僅かな違いで名称が変わる様で

下から二番目に書いて有る

こんな形状の「肘木」は、「大斗肘木(だいとひじき)と言うそうで

(かつ「枠肘木(わくひじき)」と言う事に成るのかな?)

後で書きますが、下に有る白木で描いた「斗」の大型版

「大斗(だいと)と言い、その上に乗って来るので

「大斗肘木」と言うようで、その中でも対角に設置されている物

「隅肘木」と言うそうですが基本的な形状は同じで

長さが違うだけだったように記憶していますが・・・?

更に、この「隅肘木」は木組みの組み方によっては

もっと上の方の木組みの中でも使われるようです。

 

で、「斗」の一団を飛ばしてその上に書いて有る部材も

「肘木」になります。

手前に持ち出されたように書いて有るのが

「秤肘木(はかりひじき)と呼ばれるようで

角柱の上で井桁に組まれ「斗」を四つ乗せている物を

「四つ請秤肘木(よつうけはかりひじき)?と言う様で

中間部の柱の上に来て三つの「斗」を乗せている物は

「三つ請秤肘木(みつうけはかりひじき)?と言うようです

(ホンマかいな??)

更に、「全く別物だろ!」と思いそうな

長い部材が描いて有りますが、これも「肘木」になる様で

「通肘木(とおしひじき)と言う部材になるそうです

で、その先っぽについている、象の頭みたいに描いた部分を

「拳鼻(こぶしばな)と言うそうです。

 

最後はこれですが、これも良く解りません?

雲形をしているから「雲肘木(くもひじき)なのか?

模様が描いてあるから「絵様肘木(読みが解らん?)なのか?

はたまた、上に来る「丸桁(がぎょう)を取付ける為であろう

加工の仕方から来る「実肘木(さねひじき)が正しいのか?

 

良く解りませんが、部材自体の大きさは皆同じで

長さと端末の仕舞い等が違っているようです

(拳鼻は?)

 

てな事で、良く解らんまま

今日はお仕舞いですm(__)m

 

又明日m(__)m

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする