今日からお盆を迎える。
年に一度死んだ人に帰って来てもらうというものだけど
ほんとに来てくれたら嬉しい。
もちろん元気な頃の姿で・・・。
直木賞を受賞した浅田次郎氏の「鉄道員(ぽっぽや)」は
表代作を含め8編の短編で構成されているが、
そのうちの3編が死者が現れるというユーレイ話だ。
死んだ赤ちゃんが成長してゆく過程を父親に見せた「鉄道員」。
幼い頃、父親に置き去りにされた主人公が数十年後、
同じ場所でユーレイとなった父親と再会する「角筈にて」。
古い慣習に縛られる農家に嫁いだ孫娘を案じてお盆の夜に
挨拶に来る死んだおじいちゃんに涙する「うらぼんえ」。
他の2編はともかく、この「うらぼんえ」はお盆が舞台と
なっているだけに妙に説得力がある(笑
うちの父もこのお盆に「まだ、嫁さんをもらわんのか?」なんて
元気な姿で現れてくれないものだろうかなんて考えてしまう・・・。
年に一度死んだ人に帰って来てもらうというものだけど
ほんとに来てくれたら嬉しい。
もちろん元気な頃の姿で・・・。
直木賞を受賞した浅田次郎氏の「鉄道員(ぽっぽや)」は
表代作を含め8編の短編で構成されているが、
そのうちの3編が死者が現れるというユーレイ話だ。
死んだ赤ちゃんが成長してゆく過程を父親に見せた「鉄道員」。
幼い頃、父親に置き去りにされた主人公が数十年後、
同じ場所でユーレイとなった父親と再会する「角筈にて」。
古い慣習に縛られる農家に嫁いだ孫娘を案じてお盆の夜に
挨拶に来る死んだおじいちゃんに涙する「うらぼんえ」。
他の2編はともかく、この「うらぼんえ」はお盆が舞台と
なっているだけに妙に説得力がある(笑
うちの父もこのお盆に「まだ、嫁さんをもらわんのか?」なんて
元気な姿で現れてくれないものだろうかなんて考えてしまう・・・。
浅田さんはSFの素養がないから逆に?発想が自由なんですね。
「椿山課長の七日間」では死者が別人になってこの世に戻って生前思い残した事に決着をつけ、「地下鉄(メトロ)に乗って」は主人公が子供時代にタイムスリップ・・若き父親に会って人生が変りますが、主人公の愛人がSF的には掟破りな展開が・・!
ボクは幽霊ではなく死者の手紙に心震わす「恋文」が好きだったりします。映画版はも一つでしたが・・。
浅田作品を読んでいないので分かりませんが、
けっこういろんな作品が映画化されてますね。
西田さんが美咲ちゃんになる?「椿山課長の七日間」は
観たいと思ってましたが行きそびれてしまいました。
今度、DVDでも借りて観ますか・・・。