Wonderくんのひ・と・り・ご・と

日々の出来事、感じた事、テレビ等の感想などを
思うままに書いてます。

北斎と富士山

2013年01月06日 | テレビ
美術番組「美の巨人たち」(テレ東)と「日曜美術館」(Eテレ)の今年最初の
放送はどちらも葛飾北斎の「富嶽三十六景」を取り上げていた。
やはり正月に北斎と富士山は欠かせない・・・(^_^;;

「美の巨人たち」は「富嶽三十六景」の中の『三役』と呼ばれる傑作のひとつ
「神奈川沖浪裏」を分析。
一方「日曜美術館」の方は、同じく『三役』の「凱風快晴」、「山下白雨」の他、
江戸から描いた富士の絵を科学的に分析していたのが面白い。

以前にも書いたことがあるけど、「富嶽三十六景」は葛飾北斎の名前を有名に
した傑作ではあるけれど、30回にも及ぶ改名癖のために、
「富嶽三十六景」全46枚の絵の画号には北斎の名前は1枚も無い(^_^;;
さらに引っ越しマニアでもあり、生涯で93回も引っ越しをしている。
引っ越しのサカイもびっくりだ(笑
46枚の「富嶽三十六景」を描き上げた後も、「富嶽百景」に取り組み、
90歳で没するまで富士山を愛し続けた画家である(>▽<;;


※画像は「山下白雨」(さんかはくう)
山頂は晴れで麓が雷雨という2つの構図からなる傑作