先日は、午後からお休みをいただいて、米国大使館農産物貿易事務所主催の「アメリカ・ワイン・ティスティング in 名古屋」に参加しました。 すべての輸入業者のブースを回ることは出来ないかったのですが、ニューヨークのワイン、それからカリフォルニアの注目の産地“セントラル・コースト”のワイン、あるいはソノマのワインというように地域を限定している業者さんのワインが印象的でした。 なかでもユニークだったのは、ナパで醸造の勉強をしていつもはワインを造っているので、営業は苦手ですがという方が紹介してたのは「アルファオメガ・ワイナリー」。あの「オーパスワン」のすぐ近くのワイナリーです。 ここの最高キュベのぶどうは、オーパスワンと同じ特級畑のもの、さらにシャトー・ペトリュスがナパで手がける「ドミナス・エステート」隣のナパ屈指の特級畑のものらしいです。 さらに、ハーランエステートをはじめ数々のカルトワインを成功させた醸造家ミッシェルロラン氏を起用しているという超・超・鳴り物入りのワインで、通常と違う販売戦略を取るそうなので、かなり入手困難になりそうです。 試飲会に参加する前に「ワインで旅するカリフォルニア」(桑田 英彦著)を読んだので、今回はカリフォルニアの中でも“セントラル・コースト”にフォーカスして試飲会に参加しました! カリフォルニアワインといえば、ナパ、ソノマに代表されますが、どちらのワインもブランド化されていて、デイリーに飲むにはちょっと高いので残念です。 「ワインで旅するカリフォルニア」でも、ナパ、ソノマのワイナリーが当然筆頭に上がりますが、ページの多くを使ってセントラルコーストのワイナリーが紹介されています。 セントラル・コーストとは、サンフランシスコからサンタバーバラにかけて、太平洋沿いのパシフック・ハイウェイと内陸を走るハイウェイ101にはさまれたエリアです。 ここは1990年以降急速にワイン産地として発展し、様々な微気候が存在する多様なテロワールが特徴で、素晴らしい生産者が多く集まり、高品質のワインを生産し、アメリカ国内でも注目が集っています。 その中心「パソ・ロブレス」には歴史のある生産者も多く、フランス・ローヌ地方のぶどう品種を筆頭に、様々なぶどう品種から素晴らしいワインが造られています。 パソ・ロブレスには温泉もあり、ダウンタウンには素晴らしいレストランやバーがたくさんあるので、これからさらにワイン通の方が足を延ばすエリアになりそうです。 映画『サイドウェイズ』(原作)の舞台となった「サンタバーバラ」には、映画に登場した実在するワイナリーやレストラン、ショップが多く存在し、それらを回る「サイドウェイズ・トレイル」という観光コースがあるそうです。 この映画のおかげでピノ・ノワール種がアメリカ国内で認知されたといわれているくらいです。 もちろん、ピノ・ノワール種以外にも多くの品種の高品質ワインがたくさん造られています。 また、サンタバーバラのダウンタウンには「アーバン・ワイン・トレイル」という周辺にある20を超えるワイナリーのテイスティング・ルームを歩いて巡るというコースもあるそうです。 ナパ、ソノマの次はセントラルコーストのワイナリー巡りが定番化しそうですね♪ 今、各輸入業者の資料を整理しつつ、ワインをセレクトしています。 新しいワインが入荷したら、適宜ご紹介したいと思いますので、しばらくお待ち下さい。 |
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大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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