2018年8月25日ワインセミナー「ドイツワイン」を開催しました! 暑いときは爽やかなドイツワインがより一層美味しく感じられますね! 5つの生産地域、5種類のぶどう品種で白4種類・赤2種類を飲み比べてもらいました。 ドイツを代表する白ぶどう品種「リースリング」は、世界のぶどう畑の3分の2がドイツにあるというまさにドイツの気候にマッチしたドイツの為の品種! ライン河とその支流のモーゼル河で飲み比べてもらいました。 「ゲヴュルツトラミナー」は非常に個性的な香りのぶどう品種。 フランケンを代表する「シルヴァーナー」もドイツでは生産量が多いぶどう品種です ドイツと言えば白ワインでしたが、最近は赤ワインの生産量も増えてきています。 「シュペートブルグンダー=ピノ・ノワール」と「カベルネ・ミトス」(カベルネ ソーヴィニヨンとブラウアーリンバーガー(ブラウフレンキッシュ)との交配種)の2種類を飲み比べました。 ドイツの気候に合う品種を交配で造ってしまうあたりは、さすがにドイツですね! 来月は9月22日「ジョージア(グルジア)ワイン」を開催します。 ワイン発祥の国ジョージアでは、伝統的な甕製法で造られるオレンジワインも有名です。 ご興味のある方は、お早目のお申し込みをお待ちしています。 ☆バルテン リースリング ドイツ・モーゼル ぶどう品種 リースリング 生産者 トーマス バルテン ほとんどの作業を一人で行い、知恵を絞り作業の効率化を図り、機械で出来ることは機械で行うなど 徹底したコスト削減を敢行しており、作業が困難なモーゼルの急斜面のぶどう畑のぶどうを使用していながら、この価格が実現しました。 トーマス バルテン モーゼル中流域のプラッテンで、トーマス バルテンがワイン造りをする家族経営の生産者。 雑誌やガイドブックに名前の出てこない無名な生産者ですが、その「いかに効率良く、いかに合理的に、いかに高品質のワインを造るか」という視点からもたらされる探究力、実践力には、著名なワイングートに無い、温暖化や人材不足、人件費の高騰など条件の厳しくなるこれからの時代に適応した生産者の新しい方向性を感じることが出来る。より効率的で高品質な収穫のための機械の導入、まだ研究開発されて7~8年の最新技術「アグロバイオ レギュレーター」(環境保全型農業や持続可能型農業を目指す技術の一つ)への取り組み、一般的でないマロラクティック発酵、「モーゼル=リースリング」と言った観念にとらわれない色々な葡萄品種の導入など、他のモーゼルの生産者からは聞くことのない試みを行い、成果を上げている。それらは、奇をてらうためのものではなく、いかに皆に買ってもらえる、高品質でしかも手頃なワインを造るかという発想から生まれたもの。 ☆リンゲンフェルダー ヘア ラベル クーベーアー ドイツ・ファルツ ぶどう品種 ゲヴュルツトラミナー 生産者 リンゲンフェルダー ラベルには、葡萄をくわえ夕食のために急いで畑を駆け抜ける野うさぎが描かれています。このゲヴュルツトラミナーが、夕食にぴったりなワインであることを示しています。葡萄は隣の人のものを使用しています。 ライチの香りがする “ゲヴュルツトラミナー”穏やかな酸、新鮮でフルーティな果実味 スパイスや花の香りのある、はつらつとしてフルーティなワインです。 全体のバランスがとれています。食前酒として、または食事と、あるいはワインだけで楽しめます リンゲンフェルダー リンゲンフェルダー家は、以前はアイスワインやベーレンアウスレーゼまで造り、ロバート パーカー Jr.の「バイヤーズガイド5版」で5ッ星生産者として名を挙げられていました。現在は、アイスワインやベーレンアウスレーゼは造らず、買い葡萄を用いて瓶詰めしたアイテムなども扱い、より日常的に飲むワインに軸足を移しています。 ☆リースリング クーベーアー トロッケン トラディション 2011 ドイツ ラインガウ ぶどう品種 リースリング 生産者 プリンツ 葡萄はハルガルテンの畑からのものを使用しています。砂利と珪岩を多く含むレス(黄土)とローム質の土壌。畑は、斜度15%?25%、南東から南西を向いています。樹齢は35年、収穫量は低く、黄金色で素晴らしい品質の葡萄(シュペートレーゼ クラス)が出来ます。大部分を除梗し、12~18時間スキンコンタクトを行ないます。一部はオーク樽に入れ、果皮についている天然酵母で発酵させます。残りはステンレスタンクで発酵させます。ボトリングの数週間前に、樽とタンクのワインをブレンドします。 プリンツ シュタインベルガーなど有名な畑が見渡せる、ハルガルテン村の丘に住むプリンツは、ラインガウで注目を集めている生産者です。 彼が造り出すワインは、明らかに州営ラインガウ醸造所のワインの質を上回り、多くのドイツワインファンを驚かせることは間違いありません。しかしながら残念なのは、あまりに量が少ないことです。良いワインを造ろう、ハルガルテンの素晴らしさをもっと知ってもらおう、との想いで情熱的にワイン造りを続けてきたプリンツの試みは、今まさに華開いています。 〈評価〉 スチュワート ピゴット「ザ ワイン アトラス オブ ジャーマニー」、「ゴーミヨドイツワインガイド」、ヒュー ジョンソン「ポケットワインブック」最新版等で絶賛。 ドイツのミシュラン3ッ星レストラン「ディーター ミュラー」、ホテルレストラン「ヴァルドホテル ソノラ」に納品。 「ゴーミヨドイツワインガイド2017」で3房。2005年から、V.D.P.メンバー。 ☆エッシェルンドルファー ルンプ シルヴァーナー トロッケン2016 ドイツ フランケン ぶどう品種 シルヴァーナー 生産者 ヴァルデマー ブラウン フランケンを代表する畑のひとつ、 ミネラル豊かで程よいコクの辛口ワイン ストレートでクラシックなフランケンらしい個性を持ったシルヴァーナーです。 畑の標高は150~200m、エッシェンドルファー ルンプの畑は100%南向きです。 収穫した葡萄は除梗せず、全房プレスします。アルコール発酵、熟成はステンレスタンクで18度から22度に温度コントロールしながら行います。その間、バトナージュを行います。 繊細な果実味と綺麗な酸、ミネラル豊かで上品なシルヴァーナーの味わいは、様々な食事に合わせることができますが、特に和食にぴったりです。 ヴァルデマー ブラウン 1985年にヴァルデマー ブラウンによってノルトハイム村に設立された家族経営のワイングートです ワインの品質は畑で決まるという哲学の下、品質の高い葡萄を得るため、収量を制限し、きびしい選別を行います。 品種の個性とヴィンテージの特徴を生かすことを大切にしています。自然な葡萄そのものが持つ要素を損なわないように、醸造過程においても細心の注意を払っています。 ☆アルツァイヤー ロマーベルク カベルネ・ミトス クーベーアー トロッケン 2013 ドイツ・ラインヘッセン ぶどう品種 カベルネ・ミトス 生産者 ケスター・ヴォルフ アルツァイヤー ロマーベルクの葡萄を使っています。カベルネ ミトスは、カベルネ ソーヴィニヨンとブラウアーリンバーガー(ブラウフレンキッシュ)との交配種で、ドイツが生んだ傑作黒葡萄と呼ばれています。1970年に交配され、2001年から一般に栽培されるようになり、耐寒性もあって、増加の傾向にあります。色濃く、フルボディでタンニンがあり、樽で熟成するのに適しています。香りはカベルネに似ています。落ち着いたルビー色、繊細なバニラの香り、柔らかみのある生き生きとした味わいです。 ケスター・ヴォルフ ケスター ヴォルフ家のワイン造りのポリシーは「伝統と現代技術の融合」です。葡萄園面積は34haで、そのほとんどが作業に大変手間のかかる斜面の畑です。貝殻を多く含む土壌であるため、ミネラルが豊富です。 醸造に関しては最新の技術を取り入れ、新鮮で繊細な果実味を引き出すようにワイン造りを行っています。シルヴァーナ、フクセルレーベなどは、発酵前に醸しを行います。 ☆シュペートブルグンダー シュペートレーゼ トロッケン2013 ドイツ・ファルツ ぶどう品種 シュペートブルグンダー 生産者 リンゲンフェルダー ファルツ産バリックで2年以上熟成 葡萄は、グロスカールバッハの街の斜面を下ったところにある、石灰質粘土土壌のブルグヴェーグの畑に植えられています。収穫は手摘みで行い、破砕して、醸しを行います。天然酵母を使用しています。かつては、グラン ピュイ ラコストで使った樽やフランス アリエ産バリックを使っていましたが、現在はドイツのバリック(ファルツの樫の木)で2年以上熟成しています。必要成分を取り除いてしまうファイニングはせずワインを造るためには、しっかりとバランスをとる必要があり、最低2年は熟成させてからリリースします。レイナー リンゲンフェルダーによる細心の注意の下に仕上がった、果実、ボディ共に充分な赤ワインです。彼のHPで、チキンの胸肉のディジョンクリームソース(マスタードソース)ローズマリー風味のローストポテト添えが、お勧め料理として掲載されています。 |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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