団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

豊洲移転問題 情報公開ファースト

2017-01-23 15:19:05 | 政治

豊洲移転問題 情報公開ファースト

2017年1月23日(月)

 私は、豊洲へ移転するかどうかは、そもそもどうして豊洲へ移転することを決めたのかを究明することなしには決められない、という趣旨のことを言ってきました。

 

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/499362c764572def5825021b438768f8

 

 21日の朝日新聞によると、豊洲用地買収巡る住民訴訟で、都は賠償責任の有無を再検討することになったということです。当然、石原珍太郎元都知事の責任が問われる訳です。私は、これまで、小池百合子東京都知事は、そのことに熱心でないと思っていましたが、どうやら方針転換したようです。いろんな思惑があると思いますが、何と言っても、最終モニタリングで、小池氏が「想定外」というほどの悪い数値が出たことがあると思います。

 

 

 

 仮に、移転中止を決めた場合、小池氏の判断が問われることになる訳ですが、その前に、移転そのものに問題があったという調査結果が出れば石原氏に責任を負わせることができるという訳ですね。

 小池氏はまた、豊洲移転を都議選の争点にすると言っています。争点の内容を明らかにしていないので、何ともコメントはしずらいですが、ここにも小池氏一流の責任逃れの伏線を張っておこうという思惑が見えます。仮に小池氏が移転に慎重な姿勢で選挙を戦い、マジョリティを獲得したら、移転中止のお墨付けを貰ったということになるでしょう。

 

 小池氏が、再検討をするというのは、一歩前進と思いますが、「再検討より前にすることがある。」(渡辺喜美氏風に。このお方なぜか、日本維新の会の副代表となっているという節操のない方です。)

 それは、豊洲に関して石原氏が係わっている文書を都のホームページで公表することです。小池流に言えば、情報公開ファーストです。都議会選挙の争点にするというのであれば、その材料を提示するということですね。小池氏が真に情報公開に前向きであれば、するでしょう。ただ、このお方、思惑で動き過ぎですので、口だけの可能性があります。

 

 

 

 

 

 


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