選挙制度と投票率
2021年10月30日(土)
低投票率により、日本の民主主義が危機と思います。低投票率の原因は、明らかに小選挙区を中心とした現行選挙制度です。
現行選挙制度になってから8回総選挙が行われていて、その投票率は単純平均で60.6%。その前の中選挙区制度における同回数では、71.0%となっています。約10ポイントも低下しているのです。
最近ではこの低投票率に拍車がかかっていて、過去3回50%台が続いています。
30日の朝日新聞です。
私は、今回の選挙は、過去最低を記録する可能性が高いと予想しています。
なぜそう予想するのか? 小選挙区では民意が正しく反映されないので、政治との距離が遠くなると思うからです。つまり関心がなくなって、どうせ投票へ行っても変わらないのさって気持ちになっちゃいますよね。
民意を正しく反映すると言われている選挙制度は、全国一区比例代表制です。ただ、これにも欠点があって、上位当選者でも下位当選者でも議会の議決権は同じ1票となることです。100万票で当選した人と50万票で当選した人が同じ議決権って不合理ですよね。
そこで、私の提案!「全国一区株主総会方式」。獲得した得票数がそのまま議会での議決権となるものです。例えば100万票で当選した人は100万の議決権、50万票当選の人は50万議決権。この方式を当てはめると、強権自民党は30%程度の議決権になります。私ゃ、これ以上明るい未来はないと思いますです。(笑)
例えばの話、選択的夫婦別姓なんて、簡単に実現しちゃいます。だって、先日行われた9党の党首討論会で、選択的夫婦別姓の賛否が問われ、反対は我が岸田総理大臣閣下だけだったんですから。
民主主義って、全有権者が集まって議論し議決するのが理想ですが、物理的に無理なので代議制にしている訳です。その代議制は民意とのズレが極力ないようにするのが理想です。我が「全国一区株主総会方式」がそれなのであります。自画自賛!(ハハハッ)
にしても、現行選挙制度で割を食っている野党から、「民意を反映する選挙制度」が選挙公約として上がっていないのが不思議です。「不思議」というより怠慢でありますなぁ! 野党に猛省を促すため、市民連合と野党に投票するものであります。チト話が飛躍し過ぎました。(笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます