団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

さぁどうする?

2015-08-09 07:18:24 | 政治

さぁどうする?

2015年8月8日(土)

 「自分中心、極端な利己的考え」。これは、武藤貴也なる衆議院議員が、「戦争法案」に反対する「SEALDS」(自由と民主主義のための学生緊急行動)の運動に対して、言い放った言葉です。

 

 武藤氏のブログを見ると、次のように書かれています。

「他国が侵略してきた時は、嫌でも自国を守るために戦わなければならない」。

 私は、この考えは否定するものではありません。他国が侵略した時は、国民みんなが協力して戦う必要はあると思います。

 しかし、今問題になっているのは、「戦争法案」に対する評価なのです。①一つは、この法案が憲法に反しているか否か、②この法案で法整備しなければならない立法事実があるか否か、等です。

 

 武藤氏は、SEALDSを批判するのであれば、その問題の焦点について自分の考えを明らかにし、反対の考えを批判するのでなければ、極めて「自分中心」と言わざるを得ません。

 

 武藤氏は、2012年7月23日のブログで、国民主権、基本的人権、平和主義の原則について、「この三つとも日本精神を破壊するものであり、大きな問題をはらんだ思想だ」と現憲法を真向から否定することも言っています。

 国民主権、基本的人権、平和主義については、自民党の議員でも否定する人はまずいないでしょう。我がヤベー首相ですら、国会の答弁でこの三つの原則を肯定する趣旨の答弁を行いました。

 

 さぁ、武藤氏、如何いたします?あなたの思想であれば、ヤベー首相の発言は、「日本精神を破壊する・・大きな問題をはらんだ思想だ」ということになるでしょう。あなたに、真の信念があれば、堂々とブログなりなんなりでヤベー首相発言を批判してもらいたいものです。それができないのであれば、あなたには、思想とかなんとか人様に偉そうに言うことができるような人物ではないということでしょう。

 

 

 


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