マイクロアグレッション
2021年12月14日(火)
「マイクロアグレッション」。初めて聞く言葉であります。
「マイクロアグレッション」とは、「あいまいで漠然としているため見えにくい、日常生活に埋め込まれた無意識の差別」のことだそうであります。
マイクロアグレッションの3類型とは、
・マイクロアサルト
明示的な軽蔑を含み、特定個人に狙いを定めて暴力的な言動をおこなったり、攻撃的な環境をつくったりする。
・マイクロインサルト
無礼で気づかいのないコミュニケーション、人種的出自や文化の価値をおとしめる。
・マイクロインバリデーション
有色人種の心理的状態や考え方、感情、経験を排除、否定、無化する。
「他人を差別してはいけないという考えは勘違いであり、思い込みにすぎなかった。だれかに対して『真に平等』に接し、その人を尊重するのであれば、それは自分の無意識にまで目を向ける作業を経たうえでなければならない。いわば、自分が認めたくない恥ずかしい自分を発見することである」
ちと、私には理解し難い記述であります。そんな私でも明確に分ることを経験いたしました。つい先日のことでありますが、市役所の人権担当を訪ねたのです。
私が、「差別とは?差別行政とは?」何かを尋ねたことに対して、ここ(人権担当部署)は差別行政とかを判定する部署ではないと宣うたのであります。私はそんなことを尋ねたのではありません。それらの定義を尋ねたのです。回答はありませんでした。「明確に分ること」とは、「人権担当」を名乗る資格が無い!ということであります。
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