法的安定性
2015年7月31日(金)
磯崎首相補佐官が言っちゃいました。「考えないといけないのは、我が国を守るために必要な措置かどうかで、法的安定性は関係ない」。
これ、首相が同じことを国会で言ったら、「戦争法案」は一気に葬り去られることになるでしょう。
国会で、この暴言が取り上げられた28日の夜、首相は磯崎氏と会食したそうです。私はTVで会食場を出てきた磯崎氏へのインタヴューを見ましたが、磯崎氏は赤い顔(アルコールが入っていることは一目瞭然でした)をして、私には上機嫌に見えました。
首相と磯崎氏がどのような会話をしたか・・、
磯崎補佐官:首相、大変ご迷惑をおかけしました。
ヤベー首相:磯崎さん、何気にする必要はありませんよ。私もあなたと全く同じ考え方ですから。それより、どのようにして、国民を雲に巻くかを考えましょう。ここは、野党もうるさいですから、国会では本音を言わず、反省するフリをしておいてください。どうせ国民はすぐ忘れてしまいますので、それまでの辛抱ですよ。法案が通ったら、思う存分お互い本音を言うことにしましょう。
ヤベー首相ではありませんが、私はこのような会話が行われたものと、絶対的確信を持っています。ヤベー首相が真剣に注意したのであれば、磯崎氏があんなに上機嫌でいられるハズがありません。
げに恐ろしき政治状況であります。首相の側近中の側近が「法の支配に反し、憲法が権力を縛る立憲主義に反する」(朝日新聞社説)発言を堂々とするのですから・・。
不肖、恥ずかしながら、立憲主義を「戦争法案」をきっかけに知った私ですが、このような政治状況に居ても立っても居られず、行動をしてまいりました。
7月30日、戦争法案廃案アベ政治を許さない街頭宣伝に参加しました。広島駅前。
この方、私知っている人でした。
20数名で約45分間、宣伝チラシを配ったり、街頭演説をしたり、様々なプラカードを掲げアッピールしました。
私は高校の頃から、このような行動はしておりましたが、大体無視する人が圧倒的に多いのですが、今回はちと雰囲気が違っていました。勿論反応が大きいということです。
私は浅学非才故、貴方のおっしゃている内容が分かりません。「憲法9条が憲法違反だ」という御説は、初めて聞きました。殆どの憲法学者が、今度の「集団的自衛権」については、憲法違反と言っているにもかかわらず、それに真向から反論するとは!あなたは、人知れない高名な学者とお見受けいたしました。是非、名乗り出て、ご高説を披露していただきたいものです。