Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

屋久島 ~前岳~

2006-07-28 22:55:34 | 登山・アウトドア
3日目、今日で屋久島も最後である。昨日に続く快晴で初めて宿から愛子岳がすっきり見えた。こんな日は登山も最高であろう。


【快晴の愛子岳】

島で登山道のしっかりした山というのはメジャーなもので6座ある。そのうち3座は奥岳と呼ばれるもので島のかなり標高が高い部分からの入山となり、黒味岳・宮之浦岳・永田岳が当てはまる。これらは日帰りも可能ではあるが、縄文杉ルートも加えて、1泊行程が普通である。

その他のは前岳と呼ばれ日帰りではあるが海側からの登山となり傾斜がきつく夏の登山には適さない。屋久杉ランドからの入山となる太忠岳、宿から望める愛子岳、以前紹介した本富(モッチョム)岳がそれら前岳の代表格である。

一昨年、この愛子岳に登ったときのこと。8月14日大快晴であった。3時間程度で山頂を踏める山という認識から本来朝の5時にはスタートすべきだったにもかかわらず、登りはじめが何と8時であった。気温がその時点でも高かったが急斜面を登る途中で一緒に登った3人のうち1人がバテはじめ、私がサポートに付きだましだまし山頂まで行ったということがあった。

しかしながら山頂からの眺めは最高で種子島はもちろん、馬毛島まで見渡せた。何よりもそこから4日前に縦走した宮之浦岳・永田岳を確認出来たときは嬉しかった。

余談だがここからアマチュア無線144Mhz帯2W送信で広島と交信が成立したのには驚いた。

先ほど述べた太忠岳もおもしろい。あまり急な登りもないため楽しめる山であるが、前岳にもかかわらず山深いので夏でも比較的涼しい。何と言っても頂上がユニークなのだ。標高1497mの頂上部には高さ約50mの天柱石と言われるモノリスが立っているのだ。そこからは海が見渡せ景色も楽しい。


【太忠岳の天柱石】

この辺りの前岳は冬でも凍結し雪がなければ特に登山には支障がないようなので楽しい場所である。ちなみに本富(モッチョム)岳に登ったのは3月2日のことであった。

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