Natural Mystic ~ナチュラルミスティック~

There's a natural mystic blowing through the air

坊さん

2008-02-02 19:30:21 | Weblog
金曜日、嫁と子供は実家へ帰っていたため久々に家の近所の飲み屋へ行ってみた。23時を過ぎていたせいもありそれ程混んでいなく、カウンターで静かに飲んでいた。

隣の席にいた人物はオフロードバイクが好きらしく、適当に相づちをうっていると喜んでくれていた。この店は西武線の単線の駅前に一軒しかない店で普通の焼鳥屋である。しかし、西武ドームが近いせいかたまに選手が飲んでいることもありサインがいくつか飾ってある。またヤクルトのナンバー2捕手が近所に住んでいることもありたまに見かけることがある。

久々に行ったのもあり、店を見渡すと何とラモス瑠偉が店の夫婦と店内で撮った写真が飾ってある。訊けば先日店に来たので撮ったそうだ。どうもいかがわしい話だが、わざわざ合成写真を撮る事も理由がないので本当なのだろう。


【写りは悪いがラモスの写真】

バイクの話をする人物も適当に帰った。気付けば客は私とその向こうに座っている高齢の人物のみである。見るからに坊さんの格好である。適当に帰ろうとするとこの人物は奢るからもういっぱい付き合えという。折角なので心遣いを受けることにした。

話をしてみるとこの人物、やたら野球に詳しい。スワローズネタもそうであるが、やはりライオンズネタは凄い。松井稼頭央が西武にいた頃の話やその奥さんがかつてUCCの『すらっと茶』のCMで中村玉緒と一緒に出ていたモデルという芸能面まで知っている。しかも話に出てくる人物の名前は全て(松井)稼頭央・(松坂)大輔と下の名前で呼び捨てで親しそうである。店のオヤジ曰くドームそばの寺の住職らしく、選手の相談を受けるという人物とのこと。あまりにも話が出来すぎていて半信半疑の状態にいると自分の携帯を取り出し、わざわざ彼らの名前が登録されている部分を見せてくれた。その後、
「こないだ稼頭央から連絡があって、あいつとはそこの○○で飲んだんだよ...。」

その○○はわが家から歩いて2分の寿司屋である。
「今度子供でも連れて散歩にでもきなよ...。」
坊さんが示した寺は木曾義仲の末裔が創建したという確かに存在する雪割草で有名な寺である。

私は酔っぱらいとしてからかわれたのだろうかそれとも...。
謎は深まるばかりである(どっちでもいいけど)。