Who is Liena? 水属ギタリスト 音楽と水族館と動物と

Lienaとしての音楽活動や日常生活、そして水族館や動物園、ペットとか

告白

2010-06-12 | 映画

と、言うわけで今回は告白。

 

ストーリーはある中学校の1年B組、担任の森口が担任のクラスが3学期の終業式を迎えていた。


この学校では厚生所により牛乳促進委員のモデル校に推薦され、クラスでは自分のきまった番号から牛乳をとり、飲んだらそのとったところに戻すというふうにだれがどう飲んだかを管理されていた。


そしてその日最後の牛乳タイムが終わり先生が話をしている。



しかしクラスは大荒れ、ケータイをいじってる人、音楽をきいてる人、そしてクラスの生徒にボールを投げて当てる人。


そんな中先生はしゃべりつづける。


すると先生は、「今月いっぱいで教師を辞めます。しかしその前に話しておきたいことがあります。」


にぎやかながらも、生徒たちは話を聞いている。


「ご存じの通り私はシングルマザーです。4歳だった娘、愛美(まなみ)には父である方とは結婚が決まっていました。しかし子供ができ、結婚をしようとした時、彼が病気であることがわかりました、HIVです。」


すると生徒たちはびっくりして先生を避けたり、方をポンってさわったら「うわぁぁぁ!」って叫ぶこ、中には息を止めてる子もいるんだよ。

そして話を続ける。

「安心してください、私は感染していません、嘘だと思い再検査したくらいですから。」

生徒たちはこれを聞いて安心するんだよ。


「しかし、父親とは結婚をしないことに決めました。父親がHIVでいじめられて苦しいより、父親がいない苦しみの方が良いと考えたのです」


そしてシングルマザーで娘を育てると決意し、仕事に復帰し、普段は保育所に預け、職員会議で遅くなる日は学校に連れてきてた。


しかし、ある時事件が起きた。

その日は愛美を学校につれてくる日で連れてきてたんだけど、愛美がいないんだよ。


生徒と一緒に学校中を探し回るんだけど、みつからない、その時「先生!
」ある生徒に呼ばれプールに行くと、愛美ちゃんがうつぶせて浮いてるんだよね。死んでたんだよ。


そして警察は事故死って断定したんだよね。プールの隣にいる家の犬にパンをあげようとしてプールに行って落ちて・・・ってね。


すると先生が
「ですが娘は事故で死んだのではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」

クラスは静まり返るんだよね。

「みなさんは自分を守るのはなんですか?親ですか?武器ですか?いえ、それは少年法です。」


※・ここは簡略します。要するに子供が人を殺して捕まっても刑務所で作文だけ書いてればOKって皮肉をしゃべります。

ここで先生が「犯人はわかっています」って言うんだよ。


「犯人は二人います。そうですね、A君B君としましょうか。A君は成績優秀です。しかし嫌な噂があります。自信のHPで「殺害マシーン」といのを作りそれで殺した動物の写真をアップしている。彼は本当に頭がよくて、財布のチャックを開けると電気が走る「防犯財布」を発明し、賞も取っています。」

すると、生徒はそのA君をじっとみるんだよ。

「もう一人はB君、彼は人懐っこいこでした。中学に入りテニス部に入ると、最初は基礎体力作りでなかなかラケットを持たせてもらえず、親に頼んで顧問の先生に直訴したのですが、結局やめてしまいました。かわりに塾にいきましたが、結果は乏しかった。」


そして先生は事件の真相を語り始めるんだよ。

まず何で愛美ちゃんを選んだか、A君は誰でも良かった。そしてB君がターゲットを選ぶんだけど、まず、別のクラスの先生、A君に却下される、そして次に出したのが森口先生。B君は以前警察に補導された時、森口先生でなく別の男性職員が迎えに来たことに、信頼をなくしてたんだよね。そして森口先生に憎しみを抱いてたの。

しかし、A君は「以前先生は試してるから」と却下される。


そして次にでたのが「じゃあ森口の娘は!?」A君はにやっとして、採用されるんだよ。


そしてA君は愛美の大好きなうさちゃんのキャラクターのポーチを改造して、それをプールにいた愛美ちゃんに渡し、あけさせる。するとショックで倒れてしまう。


あせったB君とは裏腹にA君は自分は天才だと過信し、「死んだ」と思い「犯人にするならみんにしゃべっていいよ」とB君に言い残し去ってします。


そしてB君は事故に見せかけるため、愛美ちゃんをプールに投げた。

しかし、実際は殺意のあったA君がつくったポーチでは気絶しただけで、実際は殺意のなかったB君がプールに投げたことによる水死だったんだよね。



これを聞いてクラスは騒然となるんだよ。


しかし森口はこれを警察に言って、事件を代えることもしないし、二人を憎い、殺したいとも思っているとはなす。しかし殺しただけでは何もならない。命の重さをしってほしいと、彼女が次に話した言葉が


「さっき飲んだ牛乳、A君とB君の牛乳には私の夫のなるはずだった人の血を入れておきました。3カ月後に検査に行ってみてください。潜伏期間から発症まで5年~10年かかるので、命の重さを知るには良いでしょう」


A君は口を押さえて教室を飛び出していき、B君は震えてるんだよ。


そして一学期になり、新しい担任がきて・・・




どうなるか、と。



まずここまで書いて「ネタばれしてんじゃん!」って思うかもしれないけど、ここまでやっといてまだ15分20分くらいだからね(笑 すごいのはこれからですよ。



びっくりしたのがね、客層ですね。ホントに若い人から中年ぐらいの男女全員いた!R15だったから一番若くても女子高生がいたね。

でもこの映画はR18ぐらいにするべきだよなぁ。ちょっと表現が過激すぎ。


この映画、親の娘が殺され犯人に復讐する映画、けっこーある映画だよね。


たとえば、俺の好きなパク・チャヌク監督の「復讐者に憐みを」って映画があるんだけど、これも誤って子供を殺しちゃった犯人二人が子供の親に復讐されて殺されるって映画なんだよね。



でも、今回の映画の面白いところは、まず犯人が中学生で「少年法」って言う社会情勢をうまくつかってるんだよね。


あと犯人を殺さない、生き地獄にさせる発想も面白いよね。



ともかく、捨てシーンがなかった!

たとえば、最初の牛乳の話、これもまさか武器になるとは思わないよね。


そしてうさぎちゃんも最初はスーパーでこのキャラクターのグッツが欲しいってねだってるぐらいにしか使われないのに、犯人がそれを武器にしちゃうとかね・・・



そしてストーリーはこの後各キャラクターに視点をおいて進むんだよね。A君の視点、B君の視点、B君の親の視点・・・など。


まるでドキュメンタリー映画みてるみたいだったね。

「私はあのときこうしたの」みたいなさ。

その展開の仕方もうまいんだよね。「あ、あのシーンはここにつながるのか!」って映画の中で全部つながる。ほとんどの人がわかるように終わるから飽きないしね。

この後もいろいろ言いたいことはあるんだけど、あんま言うとネタばれで怒られるので伏せますね。




むかつくシーン、笑うシーン、あとちょっぴり恋愛もありましたね。


サントラもよかったしね。まさかREDIOHEADがこの映画にあうなんて・・・って感じ(笑




しかーーーーーし!納得いかないのがキャストですよ!



この後でてくる次の先生がね、男の新任熱血先生なんだけど、そいつがありえないんだよ!こんなやついねーよ!って感じ!


その前に松さんがものすごいレベルの演技力を見せた後だからね、「お前はジャニーズがドラマに出た時の演技力か!?」ってくらい下手に見える(笑  



あと捨てキャラで使われる一般生徒キャラもねそんな感じ。




そんな映画でしたね。




もし10点満点で点数付けるなら・・・・・・






9.5点だな!


こんなに興奮したサスペンス映画は「親切なクムジャさん」「オールドボーイ」「ファイナルデットコースター」以来だな!今年みた映画で一番面白かった。


久々にホントに面白いと思える日本映画でしたね(最近はなんかぱっとしないのばっかだったしね・・・)


わりと最近みた「空気人形」も面白かったけどね、告白の方がぎりぎり上ですかね。



だってこの映画見た後普段まったく本なんて読まない俺が小説番の「告白」かっちゃったからね!(笑  空気人形見た後リアルドールは買ってないし!(なんか違うか?(笑))




ぜひ劇場でみてください。お勧めです。



今日の一枚
PRINCESS PRINCESS「LET'S GET CRAZY」

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