Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

親切なクムジャさん

2005年12月23日 | Cinema さ行
主演 イ・ヨンエ チェ・ミンシク
監督 パク・チャヌク

復讐三部作の最後を飾っての登場です。

●物語●

ある日、晴れて刑務所から出所したクムジャは、歓迎に来た人々を押しのけ、かねてからの計画を実行に移す。それは13年もの間、無実にもかかわらず自分を牢に入れていた男への復讐!! その計画のため彼女は刑務所でも笑顔を絶やさず、「親切なクムジャさん」と呼ばれ、自分より早く出所する者たちに密かに借りを作らせていた。そして協力者たちそれぞれの利点を駆使し、ついに誰もが想像を絶する、彼女の壮大な復讐劇がいま始まる!!





刑務所の出所からはじまるのですが、白い豆腐の出現に驚きました~
「純白に戻る」と言う意味で、出所のとき、迎えの人たちが豆腐を持って待っているのだそうです。
門から出たら、最初にみな箸も使わず、食べる姿に驚かされたのです。

時間が飛ぶので、ついていくのがチョッと大変でした。
その分、イ・ヨンエの様々な表情が見れます~
17歳の役(ちょっと笑えました)、美しく聖母のような微笑、復讐者となって冷酷な笑み。。。
4分の3ぐらいまでは、ハラハラさせられたのですが、復讐が始まったあたりから、親切すぎるクムジャに、???
意図が私にはつかめませんでした。。。
「オールド・ボーイ」のイメージが強烈だったからかしら?

パガニーニの「24のカプリース」24番が効果的に使われてました。
彼女のさざめく心を表すかのようで、映像とともに印象に残りました。
韓国作品は、クラシック音楽を上手に使ってますね~感心します!

復讐のドラマと銘打ってますが、愛情のドラマでしたね。
それも「家族愛」その部分は、とてもよかったです♪

チェ・ミンシクの出番が少なくて、少々残念。。。
もうちょっと観たかったな~~



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