Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

かもめ食堂

2007年04月22日 | DVD か行
やっと、落ち着いて見る時間が持てました。
かなり久々で、最初に手にとったのは、気持ちが穏やかになれそうなこの作品でした。

期待にこたえて、穏やかで、そして生きる事をじっくり考えられる時間が持てました。


出演  小林聡美 片桐はいり もたいまさこ


なぜかわからないけど、ヘルシンキに「かもめ食堂」をオープンさせたサチエ。
道行く人がふらりと入れるレストランではなく、『食堂』にこだわり、メニューも特別なものではなく、おにぎりにこだわる。

オープンして1ヶ月、来る日も来る日もお客が来ない。。。
それでも、いつもグラスをピカピカに磨き、店内を覗く人に笑顔で会釈する。
その姿は、美しいです~~

初めてのお客、日本かぶれの青年トンミの登場で話は一気に進みます。


何気ない日常を描いているのですが、サチエの日々の姿に心迫るものがありました。
立ち振る舞いの美しさもそうですが、どんなことにも動じず、あるがままを受け入れる姿は、私がそうありたいといつも望んでいる生き方でした!!
「やりたくないことは、やらないだけです」・・・そう言える強さを持ちたいな~と思いました。

作品の中で、怪しげにおいしいコーヒーの入れ方を教えてくれる謎の男性(かなりの有名俳優らしいです)がいるのですが、彼の「他人に入れてもらうコーヒーは美味しい」という台詞は、真理だと思いました。
心をこめて、自分のために誰かが用意してくれることは、コーヒーであれ、おにぎりであれ、何よりのご馳走ですよね!!
日常のとても大事なことですね。


わずかに映る森を見ると、ムーミンのいる北欧に行きたくなる作品でした。

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コーチ・カーター

2006年02月16日 | DVD か行
出演 サミュエル・L・ジャクソン

ストーリー: スポーツ店を経営するコーチ・カーターは高校時代、伝説のバスケット・ボール選手だった。ある日、カーターは母校のコーチとなる。しかし、そのチームは負けてばかりで生活態度もよくない、最悪のチームだった。

実話を元に、描かれたバスケット青春ドラマです~♪
大人がみんなカーターのような考えを持てたら、どれだけの子供たちが救われるんだろう。

部員の未来を考え、人間として誇り高く生きることの素晴らしさを伝えよう、教えようとするカーターに、感動しました。
親でさえ、彼等の将来を明るいものと考えてない。。。
好調でさえ、卒業・進学を信じない。。。校長ですら。
「あきらめからは何も生まれない」と無言で励ますカーターの孤独と苦悩は見ごたえあります!
せめて、自分の子供には誠実になりたい、応援団長になっていたいと思いました。

人種差別を打ち勝って生きていくには、こんなにも努力が必要なのか!
でも、努力した人間は認められる国であると言うことも素晴らしい!!
ラストは、涙ボロボロでした
感動もありましたが、うれし泣きでした。


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コーチ・カーター

きみに読む物語

2005年09月28日 | DVD か行
出演 ライアン・ゴズリング レイチェル・マクアダムス ジーナ・ローランズ ジェームズ・ガーナー

「泣ける映画」というのが気に入らなくて、スクリーンでは見ませんでした(爆)
それなのに、見たら、ラスト泣いてました
本当に泣けてしまいました~

ジェームズ・ガーナーが良いんです!!
彼の愛の深さに胸を打たれました。。。痛かったですよ(T_T)

映像も美しかったです♪
音楽もステキ!
なぜ、スクリーンで素直に見なかったのか、ちょっと後悔してます。
やはり、先入観無しに見ないといけませんね。


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銀のエンゼル

2005年09月14日 | DVD か行
出演 小日向文世 大泉洋 浅田美代子 西島秀俊
監督 鈴井貴之

われらが洋ちゃん出演の札幌から発信する作品です!
1作目2作目は、札幌のタレントさん中心でしたが、今作は、メジャーな俳優さんを迎えてのほのぼのムービーです♪

ストーリーは、北海道の田舎町でコンビニエンスストアを営む北島昇一(小日向文世)。妻で店長の佐和子(浅田美代子)が交通事故で入院したため彼は深夜勤務に就き、会話のない娘(佐藤めぐみ)とも向き合うハメになる。yahoo!ムービーより


洋ちゃんは、娘由希に片思いする、ローソントラックの運転手。
三枚目なんだけど、1瞬だけ、カッコいいシーンがあり、大満足~

作品全体的に、のんびりとした雰囲気が漂い、時々まのびしているのではないかと思うこともあるけれど、セリフとしては現れてこない、各々の心のひだがふっと現れるので、要注意(笑)

情けないお父さん役を小日向さんが大好演!!
しっかり者のお母さん役が良く似合った浅田さん♪
それなのに、変なバナナを暖めて食べる客役の佐藤重幸~~
変態じみた担任教師役の安田顕~~
セリフがなかった森崎博之~~
充分、笑わせていただきました(爆)


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キューティーハニー

2005年06月03日 | DVD か行
出演 佐藤江梨子 市川実日子

“戦う変身美少女アンドロイド”そして“愛の戦士”如月ハニーことキュティーハニーの大活躍!
画面は、ピンクのイメージで笑えます!!
サトエリのスタイルの良さが目立ってました。
アクションがもう少し上手かったら、見ごたえが大分違ったでしょうけど、聞いていたほど悪くなかったです。

ミッチー(及川光博)のブラック・クローは最高
戦う前に1曲披露だなんて、なんてステキ
でも、あのメイクは、ミッチーのお顔がとっても大きく見えて悲しかったわ

シスター・ジルは、篠井英介さんがピッタリ♪
そして、ジルの執事役の手塚とおるさんが、いい味出してました~~徹底した役作りで、この2人で、学芸会を映画作品にしあげていましたね。

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菊花の香り

2005年05月14日 | DVD か行
菊花の香りとは、愛する人の髪の香り。
20歳で出会った先輩を7年間思い続け、幾多の山を乗り越えて結ばれたイナ(パク・ヘイル)とヒジュ(チャン・ジニョン)の物語。でも、1番幸せなときに、1番不幸なことが訪れるのです。。。

泣きます!
号泣というよりは、ハラハラと静かに涙が伝うという感じで、泣けます。。。

パク君は、「殺人の追憶」で第1容疑者とされた、あの美しい青年です。
今作でも、その美しさに惹きつけられます~
彼を見ていると、まるで歌舞伎役者のようです。

私の好きなシーンは、学生時代の合宿に行く船で夕焼けの中サンタ・ルチアが流れるシーンと病気になって懐かしい合宿で使った先輩の家の庭で、2人でブランコに乗ってるシーンです。
特に2人でブランコに乗るシーンは、ささやかな幸せをかみ締めているようで、思い出しても泣けてきます(T-T)

愛する妻との間にはじめての子供が宿ったとき、妻は余命2ヶ月。
それを知ったとき、貴方が妻ならどうしますか?
貴方が夫ならどうしますか?

愛していることを生きているうちに、愛している人すべてにいっぱい伝えたいですね。


キッチン・ストーリー

2005年01月21日 | DVD か行
ストーリー:1950年代初頭の北欧。ノルウェーの田舎に住む、年老いたひとり暮らしの男の元へ、スウェーデンの「家庭研究所」から調査員がやってくる。
調査員の目的は、“独身男性の台所での行動パターン”を観察するためだ。台所の隅に、男を見下ろす奇妙な監視台が設置される。
調査される男と調査員との間には、「お互い会話してはならない」「いかなる交流ももってはならない」などのルールが決められていた。最初は気を許さないふたりだったが、観察生活が続くうちに、男の生活に少しずつ変化が生まれてゆく・・・。(公式HPより

穏やかな優しい作品でした。
人の心をきめ細やかに描いていて、見た後が自然とウルウルしました。
冬のノルウェーの厳しい自然条件が私の住む北海道に似ていて、共感できましたね~

人は一人では生きていけないことが、静かに心に染みて、見た後優しい気持ちになれる作品なので、オススメします~~☆☆☆


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ケリー・ザ・ギャング

2004年12月12日 | DVD か行
出演 ヒース・レジャー オーランド・ブルーム ジェフリー・ラッシュ

実話をもとに作られた伝説のアウトロー!を描いた作品。
イギリスの流刑地であったオーストラリアに、犯罪者として送られてきたアイルランド移民の父をもつネッド(ヒース)
犯罪者の息子として、不当な差別と偏見を受けながらも、まっとうな生き方をしようとしていた。
でも16歳のとき、無罪の罪で投獄された彼は、出所後、親友(オーランド)や弟達とともに、「ケリー・ギャング」を名乗り、銀行強盗を始めた。
日本でいう「ねずみ小僧」的な彼らは、虐げられていた民衆の心をつかんでいった。
黙っていないのは、警察!
ケリー・ギャングVS警察の戦い。結果は。。。

ヒース主演作品と言うことで見ました!
ひげ面があんまり似合ってなかったけど、カッコいいだけの彼じゃなくて良かったですよ~
最後はあまりに切なかったですが、ジェフリー扮する警官が彼の気持ちを感じ取ってくれたようなところが救いでした。
ジェフリーは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でも、この作品でもいい演技してますよね~~


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ゴシカ

2004年11月15日 | DVD か行
主演 ハル・ベリー ベネロペ・クルス ’03 アメリカ作品

題名の「ゴシカ」の由来は、ゴシックホラーの『ゴシック』から来ているそうです。
全体に、ふかーーーーいブルーのトーンの色調で、怖いです~~

映像もさることながら、精神的にじわりじわり追い詰められていくのは、もっと怖いです。。。

仕事も順調、夫とも上手くいっていて、人生に幸せを感じている犯罪心理学者ミランダ(ハル・ベリー)。
ある夜の出来事から、目覚めたら、夫殺しの罪状で自分の職場である、女子刑務所の精神病棟に投獄されてしまう。
そして、彼女は自分に秘められた力に気づくのでした。。。

この頃のハル・ベリーは、まだスタイル、ウォーキング共に普通です(笑)
ベネロペは、痛めつけられても、やっぱり可愛いです~~

私のこの作品での注目は、ミランダの夫役のチャールズ・ダットンです!!
彼は、ジョニー・デップ主演の「ニック・オブ・タイム」でジョニーを手助けしてくれる靴磨きのおじさんを、またジョニーの最新作「シークレット・ウィンドウ」では友人である探偵役を演じてます。
今回も、真面目な精神科医を演じてます。
靴磨きのおじさんの時から、好感をもっている好きな俳優さんです!


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(2004/10/10)

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

2004年11月12日 | DVD か行
主演 レオ ナルド・ディカプリオ トム・ハンクス ’02アメリカ作品

実在の話を元にしていると言うので、とても興味があったのだけど、主演がディカプリオなので、かなり迷いました。。。
ディカプリオファンの方には申し訳ないですが、苦手なんです。。。顔が!

天才詐欺師の話なのですが、まあ、よくだませたものです~~
研究熱心だし、緻密な計画。
でも、恋には勝てなかったのね(笑)

もし、彼の父が愚痴っぽくなかったら、両親が離婚しなかったら、彼の才能はどのように使われてたのかと思うと、とても切なかったです。
父を求め、母を求める彼の孤独がとても痛かったです。
最後のクレジットで彼が結婚をして、子供が3人とわかった時、とても嬉しかったです!
それも、彼を逮捕するために粘り強く捜査した、FBIの捜査官カール(トム・ハンクス)の力だと思います~~

コミカルな詐欺行為の部分よりも、2人のやり取りが良かったです!!

後半、刑務所に入れられた後の、短髪のディカプリオを見て、初めてカッコいい~~と思いました(笑)




カルテット

2004年11月01日 | DVD か行
監督 久石 譲  2000年作品
主演 袴田 吉彦 桜井 幸子 

久石さんの自伝的作品で、弦楽四重奏を中心とした、青春映画です。
何よりも、弦楽好きな私には、曲も楽しめるのが嬉しい作品でしたね。

俳優さんたちは、そんなに簡単に弾けなくて、大変だったろうな~と推察されます(爆)
音は、プロが入れても、弾く姿をさまにするだけでも並大抵ではないんですよ。
チェロの久木田薫さんだけ、本人演奏でしたね。流石にアップに耐えられてました!
ヴァイオリン、ビオラ、チェロのそれぞれの役割、立場も説明されていて、面白かったですね。

脇の三浦 友和さんやおひょいさんが良かったですね~
花火大会のその中で、「トトロ」を弾くシーンは印象的でした。

ぜひ、DVDをレンタルして、特典映像を見て欲しいと思います。

花様年華

2004年10月16日 | DVD か行
主演トニー・レオン マギー・チェン 

観ていて、絵画を眺めているような美しさを感じました。
音楽もステキ!マギーの美しさは息を呑むほど!
トニーは煮え切らない男の役なんだけど、情けない役だけど、カッコイイの~~(笑)
この2人が「英雄HIRO」の共演だったとは、途中まで気づきませんでした。。。


この続編が「2046」になるそうです。

(2004/6/2)

クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア

2004年09月30日 | DVD か行
主演  スチュアート・タウンゼント

トム・クルーズ主演の「インタヴュー・ウィズ・ヴァンパイア」の続編。
途中まで、全然気づかずに見ていた私。。。
「レスタト」の名前が聞き覚えがあるな~と思って、検索して、やっとわかったのです(笑)

今回も、レスタトは妖しい魅力です!!
クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイアである、最強最悪の女王・アカーシャの復活をめぐるお話なんですけど、アカーシャにもっと迫力がほしかったところです。
バラ風呂は、私も入って見たかったです~~



かげろう

2004年09月29日 | DVD か行
主演 エマニュエル・べアール ギャスパー・ウリエル

ナチスドイツに攻められ、パリを離れた未亡人と子供たち2人。
途中で爆撃にやられ、身ひとつで逃げる中、出会った17歳の若者。
4人の奇妙な、逃亡生活が始まった。

17歳の若者役のギャスパーがすばらしい!!
逞しく大人ぶった一面を見せたかと思えば、17歳の少年らしい無邪気さまで、細やかに演じていて、見ているだけで、エマニュエル扮する人妻同様、惹かれてしまいます。


フランス映画らしく、映像も際立って綺麗でした。
ワインもふんだんに出てくるので、飲みたくなりました~~
とてもフランス映画らしく感じたのは、7歳の女の子が17歳の若者のベッドに入ってきて、兄にとがめられると、「赤ちゃんがほしいの、作り方も知ってるのよ」というシーンは爆笑させてもらいました。


ギャザリング

2004年09月29日 | DVD か行
主演 クリスティーナ・リッチ ヨアン・グリフィズ

ギャザリングの正体は、後半にはっきりします。

とても上品に、美しい映像のサスペンスですが、その分、怖さもくっきり!
逃れられない運命に逆らおうとするクリスティーナ!
子役たちも、とっても可愛いです。

お勧めの作品です。