Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

めぐりあう時間たち

2005年02月24日 | DVD ま行
出演 ニコール・キッドマン ジュリアン・ムーア メリル・ストリープ

3つの時代をつなぐ『自死』の不安と誘惑。
小説家ウルフ役のニコールがつけ鼻をして、本人そっくりのメークで登場。一瞬ニコールよね??と疑ったほど、華やかさも美しさも消し去って、演技力だけで直球勝負した作品です。さすが、この作品でアカデミー主演女優賞を受賞しただけのことはあります!!

正直、予習なしでは難しい作品でした。2度見直しました~(これがDVDのいいところ!!)

1923年に「ダロウェイ夫人」を執筆するウルフ、1951年に「ダロウェイ夫人」を愛読する主婦ローラ(ジュリアン・ムーア)、現代にダロウェイ夫人さながらに生活するクラリッサ(メリル・ストリープ)の3人のある1日を交錯させながら描いてます。

なぜ『自死』を選択するのか、その悲しい理由に涙するとともに、残された人間の安堵とともに喪失感までも感じさせられる演出は、サスガでした~!
美しい風景が演技を際立たせていました。


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パッチギ!

2005年02月18日 | Cinema は行
東京新宿にて鑑賞。

確かに青春映画!!
でも、この作品は、40代後半以上の人間にとってと、若い人にとっては受け取り方が大きく違う大人の作品です。
ノスタルジーなんて甘いものじゃなくて、激闘の思い出ではないでしょうかね(笑)
18歳の娘との鑑賞でしたが、歴史もしらない彼女と私では、笑うツボも、涙するところも違いました。

導入部分の朝鮮学校生徒へのちょっかいは、実はまだ現実に行われていることなのです。札幌でも、その被害はなくなってません。
日本人が見ると、笑って泣けてよい作品でしたが、在日の韓国人の方々が見たら、どうだったのかな~~???

それを別にすると、深く考え過ぎなければ、すばらしい作品でしたね。
見過ごさずに良かったです♪
若手もすばらしい!!
音楽も、映像もブラボー~~☆☆☆

アレキサンダー

2005年02月05日 | Cinema あ行
主演 コリン・ファレル

期待をせずに見に行ったので、とっても楽しめました~♪
期待して見に行っただーりんは、期待はずれだったそうです。

先日テレビの「ふしぎ発見!」でアレキサンダーを取り上げていました。
参考映像は、この映画!!
予習をして見たので、ストーリーはすんなり入ってきました。

ガウガメラの戦闘シーンの陣形の美しさには目を見張りました!
殺戮のシーンは苦手なので目をつぶってましたが、あの馬の駆け抜けるシーンは美しかったです。
コリンの肉体も自然で良かったです。「トロイ」のブラット・ピットと比べる方もいますが、粘土を使わなかったコリンも充分鍛えられた美しい筋肉でした。

そう、この映画を一言で言うと、『美しさ』にこだわっているように思えます。
ガウガメラでの敵のペルシア王や、アレキサンダーの親友であり愛する人でもあるヘファイスティオン、セリフはないお小姓たちなど、目の保養を充分させてもらいました~(笑)
できましたら、もう少しゲイの部分を見せて欲しかったです(笑)

アレキサンダーの幼少期を演じたコナー・パオロ君を見たときは、「小さな恋のメロディ」のマーク・レスターを彷彿とさせました!!
可愛いかったです♪
乗馬シーンは本人ががんばったようですね。鞍なしで乗るのって、大変なのでしょうね~

象30頭の戦闘シーンも迫力がありました。
馬にしても、象にしても、サルも、みんな芸達者でした~

ダンス・レボリューション

2005年02月04日 | DVD た行
原題「HONEY」
主演 ジェシカ・アルバ

ジェシカはアメリカTVドラマ「ダーク・エンジェル」で有名になりました。
私も、「ダーク~」で彼女を知り、そのカッコよさと愛らしさに惹かれました!

ダンスシーンはヒップホップを良くわからない私でも充分楽しめました~♪
ストーリーがとっても綺麗にまとめられている感はありますが、青春物としては許しちゃいました(笑)
この作品の振付師であり、作品の中ではジェシカのライバル役で登場している彼女(名前を忘れました。。。)の自伝的な作品とのこと。
有名ラッパーが出演らしく、本人が本人役で登場!・・・私には???の世界(爆)
でも、音楽もダンスも良くわからなくたって楽しめて、元気をもらえました!

メイキングも楽しめました~
ぜひ、DVDレンタルで特典映像を見ることをオススメします☆☆

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ブラウン・バニー

2005年02月03日 | DVD は行
監督・製作・脚本・撮影・美術・編集・主演  ヴィンセント・ギャロ クロエ・セヴィニー

上映時間93分が前半すごーーーーーく長く感じられる作品でした。
カンヌ映画祭で賛否両論にその批評が分かれた作品だそうです。

ギャロが好きでなければ、見つづけられないほどギャロ一色でした~(爆)
独特な「間」がいいんですけどね~

ラストの性描写がいろいろ言われてるのですが、あのシーンがあってこそ、ギャロが演じるバドの心情がよくわかるのではないでしょうか。
単なるセックスでなかったからこそ、現実と夢がシンクロしていて、切ないバドの気持ち(デイジーを許せない、助けなかった自分を許せない、でも愛してる、会いたい!!)が伝わってきました。

心に余裕があるときにオススメかな?

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