Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

リバティーン

2006年04月09日 | Cinema ら行
出演 ジョニー・デップ サマンサ・モートン ジョン・マルコヴィッチ

ジョン・ウィルモット・ロチェスター(第二代ロチェスター伯爵 1647 - 1680)
天才と称されながらも、一方で女好き、酒好き、ポルノ作家としても有名で、アルコールと梅毒が原因となり、33歳で死去。また、妻エリザベス・マレットは、故ダイアナ元妃の直系の先祖。

ジョニーのプロモーションと間違えるほど、美しいジョニーに出会えます!!
顔が崩れても、その美しさは、隠しようがありません。
それに、見とれていると、この作品の本筋が見えてきません(爆)
鑑賞後、多くの女性が「ジョニーの主演だから見るけど、そうじゃなきゃ、見たくないね」と言ってました。わかります!わかります!!

それほど、難しい作品でした。
台詞は、卑猥な言葉が錯綜し、劇中劇の舞台では、性器をかたどったものが出てきますからね~私も、ビックリでした~~(@_@)

でも、ジョニーによって、この作品が多くの人に見てもらえたら良いなと思います。
舞台では、国王を演じていたマルコビッチがロチェスター役を演じてました。

ロチェスターに惹かれるのは、何事にも屈せず、自由に生きる姿。
でも、私は、サマンサ演じるロチェスターに認められ、人気女優に上り詰めるバリーの生き方が面白かったな~

生涯を独身で通しながらも、ロチェスターとの間に女の子をもうけたバリー。
女優としての成功が彼女の生き方で、そのためなら、ロチェスターさえも切り捨てる。
王に高額な報償でロチェスターの監視役を頼まれ、応えるシーンは、鳥肌が立つほど、バリーの不敵さがあらわれてました。

お勧めが出来る作品ではありませんが、見える部分にとらわれずに、見てほしい作品ですね。


シムソンズ

2006年04月04日 | Cinema さ行
出演 加藤ローサ 大泉洋

カーリングとの出会いで、仲間とオリンピック出場を果たした、青春物語。
2002年、ソルトレイクオリンピックに本当に出場した、「シムソンズ」をモデルにしてます。今回のトリノオリンピックでも活躍した小野寺歩選手や林弓枝選手もモデルにもなってます♪

ストーリー:北海道常呂町の高校に通う女子高生、伊藤和子(加藤ローサ)は、無為な日々を過ごしていた。ひょんなことから、カーリングを始めることになるが、集まった仲間は、一人をのぞいて、思い切り初心者。チームワークもガタガタ。。。
コーチときたら、憧れの真人さまではなく、ボサボサ頭の漁師の平太(大泉洋)。
そんな5人が、打倒「ホワイトエンジェルス」をかかげる。果たして・・・


小野寺歩選手は、高橋真唯演じる小野菜摘、林弓枝選手は、星井七瀬演じる林田史江ではないかと思われます。
ちょっと意外な2人でしたけど(笑)

北海道常呂の風景が、なんとも言えず、おおらかで、暖かいんですよね~
豪華出演陣が、脇をしっかり固めてくれて、4人の子達を見守ってる感じが、伝わってきます。高田延彦、夏八木勲、森下愛子、徳井優。

全編にカーリングが絡んでくるので(当たり前・爆)、ルールも説明してくれますし、何が難しいかも教えてくれます。これで、あなたもいつでもカーリング始めれます~~(笑)

見た後に、『子供に夢を持たせたい』と思いましたね。
夢があれば、辛いことも乗り越えれるし、乗り越えようと努力する。
努力した者には、神様は結果がどうであれ、プレゼントをくださるんだな~と!
親をはじめ、大人は、そのサポーターになって、背中を押す役になったら、どんなに素晴らしいか♪

笑いながら、涙が頬つたう、そんな作品でした。

SPIRIT

2006年04月03日 | Cinema さ行
出演 ジェット・リー 中村獅童


強靭な武道家として名をはせたフォは、ある日、怒りに任せて人を殺めた報復として、母と娘を殺されてしまう。すべてを失ったフォは、老婆のスンと盲目の孫娘ユエツーに助けられ、のどかな山村で癒されていく。強さの真の意味を悟ったフォは、世界から集まった武道家たちと、世紀の決戦に挑むことに。

中国武術の創始者であり、ブルース・リーの原点とも言える実在の人物フォ・ユァンジアの人生を、ジェット・リー主演で描いた物語。フォと武道大会の最終決戦で対戦する日本人武道家・田中安野を演じるのは、中村獅童。『ケミカル51』や『フレディvsジェイソン』など、ハリウッドでも活躍する香港出身のロニー・ユーが監督を手がける本作は、まさにアジアの才能が結集した、ビッグ・プロジェクトとなった。 byワーナーマイカルシネマズより


前半は、ファイトシーン満載で、スピーディーな展開は、時間を忘れて引き込まれていきました。ふっと一息つけたのは、フォが風を感じたときでした。
私も一緒に深呼吸しました(笑)
それまでは、肩に力がはいり、握りこぶしを固めるような緊張感でした。
特に、チン先生との戦いは壮絶で、思わず目をつぶってしまいました。。。
まるで、『鬼』をみるような恐怖さえ、感じてしまいました。

迫力あるシーンの反面、静かなでも固い友情も描かれてます。
フォの生涯を通じて、支えてくれる友人ジンスン役をドン・ヨンが演じてますが、穏やかな中にも、強い信念を持った生き様をみせてくれます。
カッコいいです~~!!
もう一人カッコいいのが、獅童君です!!!
日本男児の代表みたいで、文句なくカッコいいのです。

それに対して、ミスター三田役の原田眞人さん。石をぶつけたくなるほど、日本人の悪いところを前面に出してます(爆)
「ラスト・サムライ」で俳優デビュー。本職は監督さん。代表作は「狗神」でベルリン映画祭の金熊賞を受賞してます。

力だけがすべてではない、本当の強さは、心の強さ・・・「SPIRIT」なのだということを体感するような作品です。