Cinemaな日々

☆大好きな映画の一言感想☆

SPIRIT

2006年04月03日 | Cinema さ行
出演 ジェット・リー 中村獅童


強靭な武道家として名をはせたフォは、ある日、怒りに任せて人を殺めた報復として、母と娘を殺されてしまう。すべてを失ったフォは、老婆のスンと盲目の孫娘ユエツーに助けられ、のどかな山村で癒されていく。強さの真の意味を悟ったフォは、世界から集まった武道家たちと、世紀の決戦に挑むことに。

中国武術の創始者であり、ブルース・リーの原点とも言える実在の人物フォ・ユァンジアの人生を、ジェット・リー主演で描いた物語。フォと武道大会の最終決戦で対戦する日本人武道家・田中安野を演じるのは、中村獅童。『ケミカル51』や『フレディvsジェイソン』など、ハリウッドでも活躍する香港出身のロニー・ユーが監督を手がける本作は、まさにアジアの才能が結集した、ビッグ・プロジェクトとなった。 byワーナーマイカルシネマズより


前半は、ファイトシーン満載で、スピーディーな展開は、時間を忘れて引き込まれていきました。ふっと一息つけたのは、フォが風を感じたときでした。
私も一緒に深呼吸しました(笑)
それまでは、肩に力がはいり、握りこぶしを固めるような緊張感でした。
特に、チン先生との戦いは壮絶で、思わず目をつぶってしまいました。。。
まるで、『鬼』をみるような恐怖さえ、感じてしまいました。

迫力あるシーンの反面、静かなでも固い友情も描かれてます。
フォの生涯を通じて、支えてくれる友人ジンスン役をドン・ヨンが演じてますが、穏やかな中にも、強い信念を持った生き様をみせてくれます。
カッコいいです~~!!
もう一人カッコいいのが、獅童君です!!!
日本男児の代表みたいで、文句なくカッコいいのです。

それに対して、ミスター三田役の原田眞人さん。石をぶつけたくなるほど、日本人の悪いところを前面に出してます(爆)
「ラスト・サムライ」で俳優デビュー。本職は監督さん。代表作は「狗神」でベルリン映画祭の金熊賞を受賞してます。

力だけがすべてではない、本当の強さは、心の強さ・・・「SPIRIT」なのだということを体感するような作品です。



最新の画像もっと見る