慈愛に満ちた日

昨日はね、とっても不安定。
みんなCHAKAは大丈夫と思っているけど、歌手だもの、
感情がとても関係のある仕事じゃん？
だから、ちょっとしたことで不安定になる。
「まさか？チャカが？」と言われると
家に帰ってから、お風呂で泣く。

でも、もうアラフィーだから。
プロだから。
そして、CHAKAだから。
上手にしなくちゃいけないみたいで。

昨日は、また
いくつかの
嘘や、気まぐれや、思い違い、などに
自分を振り回させてしまった。
あいつら、徒党を組んだようにして
一気に来るんだもん。
一個ずつ、せめて、一個ずつ
来てよ、とか思ったりして。

まだまだ、なんだよ。
自分が、まだまだだって知ってたから
いつも「大丈夫」の鎧を着るしか
方法がわからなかった。

でも、それは、やめたのに。
これまで長い間「大丈夫」の鎧を着ていたから
当然、私は大丈夫に見える。
ね。
自分で作った自分だから、いいんだ。
それは。

でもね、今日は、思い切って
「私は、全然大丈夫なんかじゃないんです」って
心でそう叫びながら
「大丈夫になります！」って言ってみたの。
心の家族に。

そうしたら、みんな
とってもわかってくれて、
でも、私の気の強さを包んでくれて
ただ、何もそこには触れず
暖かいコーヒーを入れてくれたんだ。
ケーキまで頂いたよ。

４８年の私の時間の中で、
こんなに安心したことは、中々ないよ。

タイミングという天使も味方してくれて。
心の家族である、私の友人たちを
信じ続けようと決めた。

「落ち込んでいても、全くそれが
　外側からはわからないから、困るんだよ、チャカは」
って、親友に言われた時は、ショックでもあったけど
そんな風に気を使わせてたこと、ごめんね。

左足の次に、また同じ足を前に出して
すぐこける。
チャカはそんな人。
ちゃんと行進していけるから、
もうすぐ、ね。
１、２、１、２、って前進するから。
１、１、１、１、じゃなくて。
もうすぐ、そういう人になるから。




＜ご報告＞
髪、切りました。
気に入ってるよ。





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