思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

ゆいレールの1並び

2012-02-29 13:30:31 | 交通・地理

そういえば、先の沖縄県滞在中にちょうどタイミング良く、那覇市内で開業してから今夏で9年になるゆいレールの利用者数が1億1111万1111人になった、というニュースがあった。
その数が1並びだから話題になったのだが、それよりは1億人超えのほうに注目したほうがよいか。
僕はこの20日(月)の前後に数回乗っているが、この日は那覇を離れていたので外した。惜しい。

ただ、この利用者の大半は(那覇空港から利用しやすいために)県外からの旅行者と思われるが、先日久々に数回乗った印象では朝晩には通勤や通学の足として利用している地元の方々も以前に比べると増えてきているようで。
従来の県内の公共交通の要である県内各地を走る路線バスに乗ったことのある方はわかると思うが、その運行ダイヤどおりにいかない遅延しまくりの運行状況とは違い(10分や15分は遅れるのは当たり前、みたいな風潮。いわゆるウチナータイム?)、ほぼ時刻表の定刻どおりに運行している沖縄県らしくない? この乗り物が徐々に地元にも認知されつつあるからこその最近のその利用ぶりなのだろう。まあ当然良いことであるね。那覇市内の道路の渋滞緩和にも役立っているだろうし。

それにたまに訪れる県外からの旅行者としても、1日乗車券のほかに2日間や3日間通しの乗車券や、沿線の公共施設の割引が適用されるなどのサービス拡充ぶりも助かるし(特に鉄道の1日乗車券というと全国的に大概はその有効時間は1日の初電から終電の時間内だが、ここのは発行から24時間というのがまた良い。例えば当日朝に買うと翌朝もギリギリ使える、みたいな)、2月後半のこの時期は那覇市の奥武山公園内の施設で2次キャンプを実施しているプロ野球・巨人の応援? のための普通運賃よりはやや割安の往復きっぷも設定していることは今回初めて知ったが、そういう計らいもあり、サービスはうまくいっている印象がある。ただ割引率を考えると、やや出血大サービス気味の気もするが。

でもまあ今後も来沖のさいはちょくちょくお世話になると思うので、クルマを利用しない那覇市内の移動ではどんどん利用して存続させてゆきたいものだ。


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