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思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

好日山荘が創業90周年で、今後もお世話になります

2014-06-30 23:59:59 | 登山

タイトルどおりなのだが、普段は主に池袋西口店、新宿店、銀座店と東京都内の店舗をよく冷やかして、たまに買い物もしている、僕は大学1年のときに初めて訪れた(現在の場所へ移転する前の、まだ店名が「コージツ」の頃の)新宿店から始まって今月までに20年ほどお世話になっている好日山荘が今年で創業90周年だそうで、おめでとうございます。
今後もポイントカードありきの買い物でお世話になります。

で、今月の14日(土)と15日(日)の2日間の日程で、東池袋のサンシャインシティでこれを記念した「Mt.FESTA2014」という催しがあり、体調を整えて2日とも覗きに行ってきた。会場が普段から行き慣れた場所だったのは幸い。まあ15日のほうは、午前にW杯の日本対コートジボワールを観ていたので午後からだったけど。

主な目的は、出展のブースを覗いたりステージイベントを聴いたりということもあるが、来場者を観察しながら最近の登山者およびこれから登山を始めようかと検討中の人たちの動向を探ることもあった。
「事前予約」で今回の催しの限定品のバンダナを獲得するとか、各日の最後のイベント「お楽しみ抽選会」で何か欲しい、という物欲も多少はあったが(抽選会は両日ともに大ハズレだった……)、やはりこの催しにかかわる言わば登山のプロである出展者や登壇者、それに(登山業界人ではない?)アマチュアというか一般の目線で参加する人たちの雰囲気を掴みたかったわけで。
ウェブサイトで当日の様子が写真で軽く報告されているが、僕はいくつかのイベントを除いてほとんどのイベントとブースを覗き、最近の好日山荘まわりの事情はよくわかった。

実はそのなかで特に楽しみにしていたのは各日の登場順で言うと、鈴木みき花谷泰広四角友里、の三氏のステージイベントであった。
まあ三氏ともにここ数年の他所で催されたトークイベント的なものはそれぞれ2回ずつ聴いているが、もっと一般向けにはどんなネタを用意して臨んだのか、それに会場へ聴きに来るのはどんな客層なのかを把握できて良かった。

2日に分けてそれぞれの出番のあとに、昨年末の読書ネタでも触れた鈴木氏の『鈴木みきの山の足あと』(山と溪谷社)と四角氏の『一歩ずつの山歩き入門』((エイ)出版社)を持参していたのでサインをもらい、サインついでに、同じ埼玉県民の四角氏とは数年前の別の催しで少し喋ったことはあるが、鈴木氏とは今回初めて著書に関する少し突っ込んだ話もできた。約14年前の山と溪谷社の雑誌の登山取材モデルデビューしたての頃から活躍ぶりは知っているが、実際に話すとやはりここ数年で立て続けに出版している山マンガのとおりに独特の間を持っていて面白い方だった。
また花谷氏とも、アンバサダーを務めるパタゴニアのブースにいたところを捉まえて挨拶がてらの少し細かい話も3回目にしてようやく初めてできた。ホントは三氏ともに立ち話では済まないくらいに(不躾なことも含めて)訊きたいことはたくさんあるのだが、まあ今後もどこかしらで接触する機会はあるだろうからそれは追々ということで。

ほかにも、14日の午後にザ・ノース・フェイスのブースで当日告知で、ここがサポートしているクライマーのひとりの中嶋徹のトークイベントもあって短時間だが聴けたのは幸運であった。僕個人的には昨秋の東京国体・山岳競技の長野県代表としての決勝の活躍が記憶に新しいが、今後は国内の開拓に力を入れるそうで。

それから、4月に始まって放送分はここまですべてチェックしている『山のぼり☆大好き』の出演者も会場内でちらほら見かけ、14日のほうは撮影もしていたので、番組の近々の放送でこの催しを紹介するのだろうね。
そんな感じで、いちミーハー登山者としては登山業界の有名人とも直接触れることができて満足、そして眼福でもある2日間だった。

そんなスバラシイ機会を作ってくれた好日山荘に深く感謝したい。
ますますの発展を期待します。今後もよろしくお願いします。

映画『春を背負って』はもちろん観ますとも

2014-06-13 23:45:59 | 登山
09年公開の映画『劔岳 点の記』に続く、明日に全国公開の木村大作監督の2作目の監督作品『春を背負って』の宣伝に、監督や主演の松山ケンイチと蒼井優が奔走している(取材を受けまくっている)のを最近、テレビ番組でもインターネット上でもよく見かけるが、『劔岳』のように山が舞台だから面白いというか“本物”の映画であることはわかっているので、もちろん観ますとも。公開前の試写会はいくつか応募したがすべてハズレだったので、僕はまだ観ておりません。
3月に文庫化の、奥秩父が舞台の原作を読もう読もうと思っていたが、舞台を立山に変更した映画のほうが先になっちゃいそうだな。いち埼玉県民としては比較的慣れている奥秩父のほうが興味深いのだが。

もちろん、YouTubeの東宝の公式動画も観ている。メイキング映像は興味深い。

で、最近ネット上で、というか主にツイッターで拾って特に良かった記事は、

再び日本映画に“喝”! 邦画界の重鎮、木村大作が吠えた 「春を背負って」公開(上) (msn産経ニュース)
木村監督がこだわった蒼井優の“山頂シャンプー” 「春を背負って」公開(下) (msn産経ニュース)
松山ケンイチ&蒼井優 ただただ感じていただけ――歩もうとしている道の向こうの光 (オリコンスタイル)
【インタビュー】松山ケンイチ×蒼井優 標高3000mで全てを捨てて向き合った“いま” (シネマカフェ)
松山ケンイチと蒼井優が語る、木村大作監督から教わった大切なこと (ウォーカープラス)
松山ケンイチ&蒼井優、いっぱいいっぱいだった山岳ロケ撮影秘話を明かす! (シネマトゥデイ)

以上の5媒体か。明日以降もいくつか出てくるだろうね。
テレビ番組で毎週欠かさずチェックしている番組では、明日の『王様のブランチ』の映画コーナーにも監督と“松ケン”が出演するようで。

そういえばテレビ番組というと先日観たなかで特に印象深いものでは、監督が2本の自前の映画を創る前の話だが、(黒澤明のDNAを受け継いでいるとよく言われる仕事には厳しい体の影響で?)キャメラマンとして現場でもよく「吠えて」いた影響なのか56歳のときに仕事が途絶え、仕方なく生活のためのアルバイトを探すときにfromA(フロムエー)をよく買ってバイト探しをして、面接に臨んでも(生来の口の悪さが災いして?)よく落とされていた、というどん底の時期があった話まで披露していたのは面白かった。面白がってはいけないような気もするが、宣伝のためにネタにしていたのだから仕方ない。
というか監督はいま74歳だから18年ほど前というと、僕も大学時代にフロムエーを頻繁にチェックしていた時期なのでかぶっているではないか。日本の映画界を代表する名キャメラマンでも(我が強すぎるせいの?)そんな苦労もあったとは、とバイト探しの点はやや共感する……。
そこから這い上がっての『劔岳』と今作なので、やはり凄いなあと改めて敬服である。監督は(昨夏に他界した)ウチの父と同世代だが、それを考えると以前にモンベルの催しでちらっとお見かけしたときと同様に相変わらずお元気でなにより。

それから、限定的な媒体だが、今作の撮影の道具面などで大きく協力しているモンベルの会報誌『OUTWARD』でも、最新号のNO.64で松ケンと辰野勇会長の対談記事があり、遡るとNO.62では監督と会長の対談記事もあり、それらも漏れなくチェックしているが、実は松ケンは青森県からの上京以降はずっと(登山などの野遊びとは関係なく)モンベル製品の愛用者であることが判明している。

今日からサッカーW杯が始まって来月上旬まで寝不足生活に陥ることが確定したり(開幕戦で話題になった日本の審判団はおおむね良かったね)、しかも久々の大きな仕事が来週と再来週にあったりもして、たまたまこの先しばらくは自由な時間が取りにくくなってどのタイミングで観るかはわからないが、まあ間違いない作品なので、なるべく早めに観ますわ。


※23日(月)の追記
映画、19日(木)に観た。立山周辺を切り取った木村監督らしい相変わらずの映像美はたしかに良かったのだが、予想よりも粗いというか違和感のある点も結構あり(松ケンの山小屋主人らしからぬ連日の顔の肌のツルツルぶり、歩荷の荷物が重そうに見えない感じ、これは致し方ないが装備面というか特に各登場人物の服装はモンベル製品が目立つ、などなど……)、泣くくらいに感動するというほどでもなかった。これは最近のテレビドラマを観すぎであることも仇となったのか。と言うのも今クールのドラマで、『極悪がんぼ』で小林薫、『リバースエッジ』と『花子とアン』で石橋蓮司、『MOZU』で池松壮亮、を観ているので、それぞれ個性の強いキャラクターを演じているドラマの印象が強いから。たまたま映画の公開時期とかぶったのだろうが、ドラマの観すぎはいかんね。
それから、早くも『劔岳』のような撮影のメイキングを観たいなあ。むしろこちらのほうが興味がある。

4回中3回

2014-02-28 23:59:59 | 登山

1日(土)、数年ぶりに奥多摩の御岳山あたりへ行ってきた。
昨春から、というか今年度の季節ごとに続いていた東京都の自然公園の調査のために行ったが、結局はリンクを張った11月の回以外の、4月、8月、今回の2月と、4回中3回(春・夏・冬)の参加となった。今回も8月に続いて日帰りの調査で。

アンケート調査に協力してくださった登山者の回答の傾向は、稜線上なので4月の御前山での調査のときと大差なかったが、御岳山とそこから1時間以内で行ける近所の日の出山はどの登山道からも登りやすいし、ケーブルカー利用の方も多いので、御前山のときよりも(高尾山並みに)軽装の家族連れや10人以上の集団が多かった。でもそういった集団にアンケートを依頼する場合、その全員に尋ねると回答が似たり寄ったりになりそうなので代表者のみに絞るべし、というお達しがあったため、晴天の冬の登山日和に人はたくさん見かけても回答数は思ったよりも稼げなかったけど……。

でもまあそれでも、最近の登山者の傾向はしっかり掴むことができた。御前山ではあまり見かけなかった山ガール(みたいな格好)も結構多く見かけたし。ホントに女性向け山雑誌・記事のモデルのような、ああいう格好で登っているのね。

それで、調査の現場へJR御嶽駅から往復するさいに、ここのケーブルカー、正しくは「御岳登山鉄道」を今回初めて利用した。その交通費は経費で出たもので、つまりタダで乗れたから。
これまで御岳山周辺へ行く場合はすべて歩いて登っていた人力派なもので、ここらへんと30年近くの付き合いというこの歳で初めての体験だった。ケーブルカーはこんなにラクできるものなのかー、となんか新鮮な気分であった。
しかし今後も、このへんの登山ではゆくゆくの体力低下や同行者に何か問題が起こったような非常事態でもなければ、ケーブルカーは積極的には利用しないだろうなあ。高尾山も同様(高尾山のケーブルカーは小学生のときに一度乗ったことはある)。

この調査の翌週以降、都内でも8日(土)と14日(金)と2回の大雪があり、特に14日のほうの影響で過去にないくらい? の積雪量の影響で入山の自粛を促しているくらいだが(1m以上は積もっているという話もあるが)、どんな状況なんだろうねえ。先日行ったばかりの山域なので、今月は特に気を揉み続けている秩父とともに降雪時からずっと気になっている。
来月以降に落ち着いたら、早めに再訪しようかと。

いろいろ久々の八ヶ岳と、2260円の節約術?

2014-01-23 00:00:00 | 登山

17日(金)から19日(日)の2泊3日の日程で、八ヶ岳へ登山に行った。
入山前の登山届(計画書)上は欲張って赤岳、阿弥陀岳、硫黄岳、のみっつの山(岳)の登頂を目指したが、最近の不摂生な生活の影響もあって結果は写真の阿弥陀岳(2805m)の登頂のみとなった。でも久々の雪山のわりには思ったよりも身体はうまく動いたなあ。
最近よく触れているように特に昨年は登山を含む野遊び面は低調だったが、今年は特に登山をしっかりやり直そうと再起を誓っている(つもりな)ので、その手始めに案外良い登山ができた、と自己満足度は高い。

で、最近の登山に関しては東京近郊で日帰りの低山ハイキングや沢登りばかりだったので、いろいろ久々のことが重なっていたので備忘のために挙げておくと、積雪期の単独登山が3年ぶり、テント泊の登山が4年ぶり、森林限界(関東甲信越の山ではおおむね標高2500mから2600mくらい)より上の登山も4年ぶり、ピッケルと(12本爪)アイゼンを使った登山も4年ぶり、赤岳鉱泉・行者小屋周辺の登山が5年ぶり(6回目)、という感じ。
そして、阿弥陀岳の登頂は大学1年の冬以来19年ぶり(2回目)、とかなりご無沙汰であった。ここ十数年で八ヶ岳南部では赤岳と硫黄岳にはたまに登っているが、阿弥陀岳に限っては以前の登山では30m先が見えなくてしかも強風だったくらいの悪天で景観を愉しむ余裕が全然なかったというあまりよろしくない記憶がずっと頭に残っていて、それにここの東側の(一般登山道の)頂上直下は急傾斜で登りにくかった嫌な印象もあり(今回もその下りでは久々に緊張した)、それらをぜひ払拭したかったもので、今回の本命は(上の写真の左奥の、八ヶ岳最高峰で人気の)赤岳ではなくここだった。だからとても嬉しい。しかも18日(土)の阿弥陀岳は僕の八ヶ岳登山ではこれまた久々の好天で、全方位で遠望もしっかり堪能できたし。

ちなみに、この前週の(世間一般的には)3連休に行ってもよかったが17日からの日程にしたのも理由があり、日本雪崩ネットワークが毎冬に主要都市で開催する雪山へ赴く人向けの講習会のような「アバランチナイト」の、18日夜の赤岳鉱泉編に参加するためで。これは3年前に聴いたことはあって、話の流れは以前とだいたい同じだったが(ただ、雪崩事故の実例や統計などの情報はもちろん更新されている。例えば13年11月23日の富山県・立山に近い真砂岳での大雪崩と死亡事故の一件も、一般の報道よりも詳しい話を聴いた)、今回は例年の他会場では(ゲレンデ外の「バックカントリー」を志向する)スキーヤーやスノーボーダーの参加者が多いのとは違って登山者(およびクライマー)ばかりの会場では初めての試みだということと、ゲストというか主催者側と赤岳鉱泉との仲介役になった(僕は拝見するのは昨春の東京都内のトークイベントに続いて2回目で、同世代の)山岳ガイドの花谷泰広氏も加わる、という2点に興味があったため。
花谷氏のサイトに出しているその【報告】の写真に、後方の壁際で立ち聴きしている僕も一応写っているのだが、わからないだろうなあ。まあいいけど。参加者の大半は鉱泉の宿泊客だったようだが、(室内は暖かくて眠くなりやすいせいもあって?)途中退室の人も多かったので実際に最初から最後まで2時間弱すべて聴いていたのは100名弱だったと思う。でもたしかに僕の予想よりも多く、盛況だった。
だから実質は、18日のこの催しを軸に登山の日程を組んだようなもので、久々に八ヶ岳へ出かける良いきっかけとなった。

それから、タイトルに挙げた「節約術?」も今回初めて試みたことで。山岳雑誌の記事や書籍で東京近郊から八ヶ岳南部へ出かけるさいの交通はJR茅野駅で下車してそこから路線バスで美濃戸口へ行く、というのが一般的だが、“貧困登山者”の僕が交通費をなるべく節約するために編み出した方法として茅野駅よりも手前の富士見駅で下車し、そこから美濃戸口まで距離で約11km、標高差で約540mを徒歩移動にするとウチの地元からでは片道1130円も節約できるので、それで往復すると計2260円の節約となった。2260円というと、カレーを2食いただける、もしくは文庫・新書を3冊も買えるくらいの大金ではないかっ。

八ヶ岳の西側(長野県側)というとこれまでは、いつも1万円以上かかってしまうのが出かけるのを億劫にさせる主な原因だったが、今回のこの結果によって出費をこんなに抑えることができるのだとわかり(よって今回の食費と自炊の燃料代を除く出費は8500円弱であった)、今後も、片道約3時間半の車道歩きを厭わないくらいやる気があるときに、再び試してみようと思う。しかしまあ金銭的に余裕があって時間的には不足してそれが面倒、もしくは美濃戸口より先の行程のために体力を温存しておきたいときは、ふつうに茅野駅経由にするだろうけど。
でも近年は僕の登山では(服部文祥氏の近年の著書の影響も多少あって)道中をより愉しむために「路線バス無視」にこだわって「人力」の割合を高めようと努めることも結構あり、八ヶ岳でも今回の経路では途中で周辺の山並みと木々の景観や八ヶ岳美術館のような寄り道要素も案外多いという新たな発見もあったので、今後もたまに車道歩きをやると思う。まあこれはマイカー登山もしくは金銭的に困っていない登山者にはどうでもよいことだろうが、人力派の僕には切実な問題なのであるよ。

というわけで、いろいろひっくるめて久々に自分らしい登山ができたので、これを機に今年は昨年、どころかここ数年は登山で低調だったぶんをどんどん取り戻してゆきたいものだ。

この登山の装備面も細かく触れようかと思ったが面倒なので、割愛。
ただ、ひとつだけ挙げておくと、山岳雑誌の“教科書どおり”の記事などでは雪山登山の上着のベースレイヤー(もしくはファーストレイヤー=肌着には)ユニクロのヒートテックはダメだ、みたいなほかの高級な製品の購買意欲を煽る? 書き方も散見されるが、僕は今回のような冬場の登山でもよく着ているので(ちなみに、上着のミドルレイヤー=中間着も普段使いのユニクロのフリースで)、個々人の経験からくる道具の組み合わせ方によると思う。一昨年に触れた薄い手袋など100円ショップで買えるモノも多用しているし、“貧困登山者”は経済面で折り合いをつけながらも雪山でももっと自由な感覚で愉しんでもいいじゃあないか。

天覧山-多峯主山間の階段工事の結果

2013-12-24 12:00:00 | 登山
22日(日)、1月に行った埼玉県・飯能の天覧山と多峯主山を再訪した。この区間の階段工事の結果を見たかったもので。
見せてもらおうか、600万円弱の工事の結果とやらを! という感じで意気込んで行ってみた(最近、アニメ『ガンダムビルドファイターズ』が結構面白くてガンダム熱が再燃しているもので)。

工事中の迂回路と較べても進むにも3分か4分くらいの差でしかないけど、でもまあ歩きやすくはなったか。このへんは遠足とかでお子様たちも多く訪れるからなあ。


入口。


登山者がすれ違えるくらいの幅広で。ちなみに僕は来年の雪山登山装備の確認も兼ねて行っていたので、荷物が多めであった。


階段の1段ごとの奥行が歩幅と合えば良いが、合わないと他所と同様にそれを避けるために階段を避けることによって道幅は拡がるか。傾斜は緩い箇所なので、土留めとしての効果は薄いかも。


春・夏よりも僕はこういう冬枯れの時季のほうが好き。ただ、季節外れの雨や雪が降った直後だとかなり滑るだろうけど。


出口、というか迂回路との合流点。


●おまけ


天気が良ければ、天覧山の頂上からもなんとか富士山は見える。昼下がりの望遠撮影でこんな感じ。なんか八合目あたりより上のほうは太陽光で光っていたが、登るにはツルツルに氷っていて滑落は許されない難易度はかなり高そうな仕上がりかなあ。


階段工事とは別口でこれも飯能市によるものなのだろうが、この区間の指導標が改装されたり案内板が新設されたりもしていた。


帰路、飯能駅へ戻るのにバス利用もなんなので、吾妻峡の「ドレミファ橋」をたぶん小学生時代以来だから約30年ぶりに渡ってみた。もう暗くなってきた時間だったので(冬至だし)、明るい昼間に再訪して改めて写真を撮りまくりたい。


そういえば、1月にも触れたアニメ『ヤマノススメ』は来夏に続編が放送されることが決まり、嬉しい。原作の単行本も5巻まで進んでいて好調のようだし、飯能市街ではスタンプラリーなどの催しも断続的にあり、「聖地巡礼」の環境は整いつつあるようだ。

今秋の「イッテQ!登山部」のマナスル登山、何気にイモトよりも石崎Dの登頂のほうが一大事かも

2013-11-11 00:30:15 | 登山

8日(金)から10日(日)の3日間はなぜか登山関連の番組が目白押しで、BSフジ、NHKBSプレミアム、NHK総合、BS-TBS、日本テレビ、といろいろ録画しながら観た(局名を挙げただけでなんの番組かがすべてわかる人は、かなりのマニアだと思う)。まだ観ていない番組もあるけど。3日間のその録画時間の合計は9時間超えでしたわ。今年最高の集中ぶりでしたなあ。

なかでも特に力を入れて観たのは、『世界の果てまでイッテQ!』の「マナスル登頂プロジェクト」で、イモトアヤコがネパールにある8000m峰のひとつ、マナスル(8163m)に登頂したことか。
「イッテQ!登山部」の09年のキリマンジャロ(登頂)以降、モンブラン(登頂)→アコンカグア(登頂できず)→マッターホルン(登頂。ただ、下山でヘリを使用したことは多少の物議を醸した)と、国外の登山の流れはすべて観てきているので、その集大成的な番組と成ったかも。まだ来年以降にこの企画の最大の目標はあるけれども。
しかもこれ、イモトは「登山家」や「アルピニスト」ぶるわけではなく、あくまで「芸人」としてバラエティ番組のいち企画として成立させたい思いで挑んでいて、むしろ現実味があってそれはそれで悪くない。

登山部の登山を支えるスタッフも相変わらず豪華で、イモトのほかにも今回は指導役として長らく付き添ってきた角谷道弘ガイドの昨春の大怪我からの復帰という物語もあり、こちらも興味深く観た。ほかにも今回は「国際山岳医」の認知度は徐々に高まりつつある大城和恵医師が帯同したのも大きかったかも。特にイモトの歯の治療と高所行動中の酸素使用に関しては。(番組の先月放送分で触れていたことだが)イモトはこの登山の直前にレーシックを受けて視力が1.5まで上がったことも登頂の大きな要因のひとつだと思うが、それに関する助言もあったのかしら。
いくら仕事とはいえ、登山業界でホントに実績のある有名人ばかり揃えて、隊荷は3tで、シェルパ13人とコック2人とキッチンボーイ2人というスタッフの人数で(これは10人前後で組織した登山隊による8000m峰への「極地法」による登山ではふつうの物量と人数か)、ウェック・トレックのお膳立てで山岳カメラマンは3人体制という「誰かが倒れても誰かが撮る」の充実ぶりも含めて凄いよなあ、と登山のことを多少知っている者からすると驚愕の陣容である。今春の三浦雄一郎隊のエヴェレストの1億円(9桁)以上には及ばないだろうが、かなりのお金(8桁?)がかかっているはずだよなあ。

というか、バラエティ番組として8000m峰の登頂は、テレビ開局60年の歴史では初めてのことよね(日本テレビでは1988年春の日本・中国・ネパール三国合同のサガルマータ(エヴェレスト)登山で頂上から生中継した番組はあって僕もそれは興奮しながら観ていたが、それはバラエティとは毛色が異なる気が)。誰かの登山に帯同して密着するドキュメンタリー番組は竹内洋岳氏やくりっきーなど近年もいくつかあるけど。イモトに「本物のアルピニストではない」とか「We are コメディアン」とか言わせて番組の方向性についてはっきり線引きしたのは良かったと思う。ただそれ、「We are」は「I am」のほうが妥当な気もするが、巻き込まれてしまった周りの方々は仕方ない。

で、登山業界的には最近は山ガールや富士山・高尾山の人気によって「第三次登山ブーム」と言われてもいる良い風潮のなかで、その一助になった感もある今回のイモトの登頂ももちろんおめでたいのだが、今回もっとびっくりしたのが、キリマンジャロ以降の登山の帯同ではヘタレキャラ続きだった石崎史郎ディレクターが今回は意外にも元気だったことで(放送中にツイッターのツイート検索を同時に眺めていると、単に仕事で行っているだけで? 登山が心底好きなのかどうかよくわからない素人丸出しというか庶民的な毒づき加減を見せる「石崎D」も案外、人気だった)、ベースキャンプ入りの前に体重を量ると(やや着衣状態で)90.1kgという、おそらく僕とほぼ同じ体格の彼も登頂したことだ。
(過去に標高4000m以上のところで高山病を多少は体験している)僕もいつも痛感しているが、単純に余計な“重り”をたくさん抱えていることと、運動のさいに酸素と水分をより多く消費しやすくて、かつ空気も低地よりも乾燥している高地ではそのぶん血液の粘度が高まりやすい(=血流が悪くなる)肥満体型は高所登山には不向きだという定説があるが、それを覆した? まさかまさかの結果だったなあ。
垂直移動では岩登りと同様に、高所登山も主に手足の末端の冷えを気にすべき体内の血液循環の個人差によって向き不向き(「才能」の有無、と言い換えてもよさそう)があるとも言われているが、石崎Dは高所向きの体質だということなのだろうか。うーむうーむ。

業界的に今後は、イモトよりも彼に注目したほうがよいかもしれない。今回はたまたま好調だったのかもしれないが、何気にこれまでのイモトの登山に愚痴をこぼしながらもだいたい付いてきているし。山岳専門の媒体はちょいと視点を変えてイモトよりも彼を取材してほしいものだ。特に医学的な観点から。『山と溪谷』と『岳人』は無視しそうなので(でも最近、この老舗2誌でも比較的若い芸能人の登山を取り上げる頻度は高まっているか)、『PEAKS』をはじめエイ出版社の媒体でやってくれることを期待する。

これまでの「芸能人」の括りの登山では最高高度の山頂に達して記録と記憶を大幅に更新したイモトだが(山頂ではなく単純に最高高度としては、今春の「エベチャレ」のなすびの8700m超えだが)、来年以降のエヴェレストはどうなるのかねえ。
まあ現在は芸能人か否かとか登山家か否かとか、ひと昔前よりも肩書きや上意下達の人間関係にあまり囚われずにお金と体力さえあれば高所登山を楽しめるようになってきて敷居も低くなってはいるが(しかしまあ旧来の登山のように、山岳ガイドのようなリーダー格の統率力が必要な隊もある)、あくまでバラエティ番組として、もしくは「芸人」として行くことにこだわって意識してハードルを上げながら臨んでいるのであれば、視る・観るほうもそこは尊重したい。


※同日の追記
更新が滞っていたイモトのブログ、10日と11日にマナスル登山話で更新して、この登山にかかわったメンバーへの謝意を綴っている。もちろんそのなかには石崎Dも含まれる。
で、少々だが追記した。

半年ぶりの登山は多摩で低山の縦走、だったのかも

2013-11-03 23:59:59 | 登山
今日、なんだかんだで半年ぶりになってしまった登山として(先月の千駄ヶ谷の富士塚を「登山」とするのはまあ冗談として)、東京都は多摩地域の低山に行ってきた。福生市とか羽村市とかのあたりの、「かたらいの路」の「羽村草花丘陵コース」を。



数年前、多摩川の北側の土手と河川敷に延びている自転車道を、府中あたりから多摩方面へ自転車で遡る日帰りサイクリングを仲間内で2回やったことがあるが、そのときから福生・羽村あたりの対岸のこんもりした山はなんとなく気になっていた。それで今日ようやく行くことになった。


山のほうへ車道をずんずん登ると、閑静な住宅街の先にちゃんと登山道が設けられているとは。都の自然公園のひとつの「都立羽村草花丘陵自然公園」という標示もあり。


多摩方面の山へ行くと、このような「大多摩ウォーキングトレイル」の標識をよく見かけるが、コースは設定されていてもかなり古いもののようなので(ここも自治体としては現在はあきる野市だが、旧秋川市のままだし)、現状は一般的にもほとんど認識されていない感がある。でもまあ起点・終点とおおまかなコース設定を考えると既存のハイキングコースをつなげていることが多く、このトレイルを知っていても知らなくても特に不自由はないけど。設定しっ放しで放置状態、そしてほぼ死語となった? この名称とコース設定に(環境省の長距離自然歩道のように)こだわって完全制覇を目指しながら歩き続けている人は皆無と思われるが、どうなんだろうなあ。


大澄山。事前の下調べでは読みは「おおすみやま」だと思い込んでいたが、「だいちょうざん」なのね。しかもコース上のこの山頂の標高は192mで一般的にも通っているようだ。が、ここの西方に203mの三角点があるらしく、こちらを山頂とする言い分もあるとか。どっちやねん。
先月30日(水)に名称変更された国土地理院の「地理院地図」の大澄山あたりを読むと、標高点はやはりコース上のほうで、でも2500分の1に拡大すると203mのほうへも(コースから分岐した)道は付いているのよね。ある個人サイトの記録によるとこの三角点は三等三角点で、ここへ行くのにも季節によってはやや藪漕ぎもあるらしい。今回は初訪問のこの山の近辺の地理を掴みきれなくて飛ばしたので、僕は三角点マニアではないがこのような山名に関する齟齬は(仕事柄という面からも)気になるので、近々早めに再訪してどちらがホントの山頂なのかを自分の目で確認したい。でもまあ全国的にも、三角点はすべて山頂に設置されているとは限らないけれども。


11月になったので、紅葉が始まったところもちらほら。


木の階段もあるが、設置してから時間がかなり経っているようでやや腐りかけていたり、倒木によって壊れかけている箇所もあり。掲示で注意喚起されているので、まあゆっくり歩けば問題ない。でも雨のときは滑って、通過するにもやや厄介な箇所かも。


コース上の指導標や案内板は充実している。案内板の略図にこのようにそれらの位置(青色の丸)も描かれているのはかなり親切なほうだなあ。と、大学時代の卒業論文で環境省(旧環境庁)の長距離自然歩道のひとつ「首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)」の一部を踏査・研究した僕としては、こういった登山・ハイキングコースの整備と維持管理の状況をくまなく視るのがその頃から癖になっていてこの分野に関してはちょっとうるさいので(と、自認している)、コースへの手の入り具合と(経年劣化も含む)良し悪しがすんごい気になる。


写真中央の羽村大橋よりも西側では時折、眺めの良い場所もある。舗装路にもよく出くわすそんなに苦ではないコース設定なので、歩き慣れた人は夜に訪れて夜景を眺めながら往くのもよいかも。


コースの南側は「立川国際カントリー倶楽部」というゴルフ場で、このへんの土地の歴史には疎いのだがこういう吸殻入れ? があるということは、結構古いコースなのかね。


ゴルフ場の北側は、敷地に沿ったコース取り。安全のためのフェンスや網はだいたい設置されているが、このように低いところや何もないところもあり、そこは少し気になる。場所によってはプレーの様子を林間から垣間見ることもできる。


その林間でまさかキツツキも至近距離で見られるとは。赤くも青くもなかったので、コゲラか。多摩川の中流域ではカワセミも見られるそうだし、市街地からそんなに離れていない場所なのに自然味のある地域なのよね。


浅間岳から西のほうに満地峠を経て小作方面へ続くコースも設定されているが、いつかそこも踏破してみたい。手作りの指導標も古いなあ。


浅間岳。235mなのに「岳」とは(でもまあ稜線上にあって独立峰ではない地点なので、間違いではない表記だと思う)。東屋とベンチがしっかり整備されていて隣はゴルフ場なのであまり山っぽくないが、一応は大澄山からここまで標高は低いけれどもこれもれっきとした縦走、だと思うのだが。
登山者というか地元民らしきウォーキングや犬の散歩の人たちは、大澄山よりもこの近辺のほうが多かった。


コース案内も充実していて、現在地もわかりやすい。そのため、市街地との距離の近さもあってかこのへんが山だという認識は薄いのかも。軽装の人が多いのは土地柄か。


それで、今回このコースを歩くきっかけは1枚目の写真とは別にもうひとつある。4月に参加した都の自然公園の調査の続きが8月にも1日限定であって参加していたのだが、実は8月の僕の調査担当場所がこのコース上の、写真の右側にある羽村市郷土博物館の付近だったから。そのときの聞き取り調査で浅間岳も含むコース整備状況も少々聞いていて、それからずっと気になっていたから今回いち登山者として再訪した、ということ。
ちなみに、この調査は今日も主に高尾山や御岳山のほうでは実施されていたようだが、僕は今回の調査はプロ野球・日本シリーズを観たいとか(東北楽天ゴールデンイーグルス、球団創設9年目での日本一おめでとう)、この3連休の別件の予定の確定が遅れたりとか、複数の理由により参加は断念した。15時すぎに下山したときはここには誰もいなかったなあ。ここの調査は今日ではなく昨日だったのかなあ。もし8月と同様に実施していれば、きちんと回答するつもりだったのに。


●おまけ


入山前にJR福生駅前から多摩川方面へ行くときに立ち寄った、福生市役所。建物の形状に丸みがあって公共施設らしくないお洒落? な建物なのね。 


下山後、コースに近い羽村堰にも寄った。ここへ来るのは4回目だったか。うち2回は自転車で。案外暖かい祝日の今日も自転車でここを往復する人が多かった。左奥の稜線の最も高いところが浅間岳。


「かたらいの路」は多摩に9つのコースが設定されているのね。知らなんだ。ただ、インターネット上ではこれに関する公的な情報が少ないようで(個人のウェブサイト・ブログの登山記録は散見されるけど)。今後、都内最高峰の雲取山をはじめ多摩・奥多摩の一般的な登山や「関東ふれあいの道」やフットパスや最近のNHKEテレ番組にも登場の山浦正昭氏の提唱する「カントリーウオーク」のコースなどとは位置付けや沿道の雰囲気がどう異なるのかという点で、興味深くそれらと比較しながら踏査してみようかと、そのうちの1コースを今日歩いてみて思った。


そういえば今年は、特に調査系のアルバイトでだが多摩(東京23区よりも西側の市町村)へ出かける機会が例年よりも多いなあ。今日で5回目だったか。
でもまあ、このようにウチから交通費1000円か1500円くらいで行ける近場で「かたらいの路」のような(僕は未踏で)まだまだ新たに登山や徒歩旅を楽しめる場所があることを知ったので良かった。今後も残りの8コースについても、時間のあるときに少しずつ探ってみたい。

ちょっくら仕事で御前山

2013-04-30 12:00:30 | 登山

世間一般で言うところの黄金週間の序盤の27日(土)から28日(日)にかけて、単なる遊び的な登山ではなくこの仕事で、東京都は奥多摩の御前山(1405m)を登ってきた。3か月ぶりの登山がまさか僕の得意な調査関連の仕事になるとは。

今回は単独行ではなく、仕事は2人1組でやることになっていたので数日前に急遽知った求人だが誰か同行してくれる人はいるかなあと友人知人にの何人かに当たって探っていたところに、普段は僕と似たような仕事をしているが最近はちょうど暇な時期だった、大学ワンゲルの同期と一緒に行くことになった。
仕事に1人で応募して初対面の人と組むのもそれはそれで面白そうだが、やはり気心の知れた友人のほうが何かとやりやすいことはたしかで。この2人組で山へ行くのは学生時代以来で久々だったが、でも十数年ぶりに組んだとは思えないくらい違和感なく2日間楽しめた。

大型連休に入り、しかも天気予報では奥多摩あたりは好天が期待できるだけに(ただ長野県の中部山岳地帯は降雪があったりで特に27日は荒れて、事故も多発していたが)、27日朝のJR青梅線のアプローチから登山者はえらい多く、休日朝に奥多摩方面へ行くのは久々だったので予想以上の混み具合に面食らった。やはり噂どおりに最近は山ブームなんですかねえ。最近買ったばかりと思われる新しい登山装備の人も多かったので、車内と奥多摩駅前であれとあれとあれを一気に揃えると〇万円もかかるではないか! といちいち値踏みしながら(居眠りではなく山道具好きの羨望として)よだれを垂らしたりもして。

でもまあそのおかげで仕事も予想以上にはかどり、仕事を通じて最近の登山者の動向について良くも悪くもいろいろ勉強になった。
このような、有料の催行としての登山ツアーや各種媒体の「取材」ではないカタチで、一般登山者の率直な意見を賛否両論織り交ぜてアンケートを通じて聴ける機会はなかなかありそうでないことだと思うので、むしろ登山業界をより良くしてゆこうと普段から仕事として携わっているプロの方々こそが、こういう現場に赴いて現在の登山者像を把握しておくべきだと、僕はこの2日間で定点観測ついでに(作業指示どおりの回答を得たか否かにかかわらず)100人以上の登山者と話しながら思ったりもした。

で、仕事ではあったのだが、ふつうに御前山への登山も楽しめたなあ。特に今の時季はカタクリの見頃であることは前々から聞き知ってはいたが、僕は今回で御前山の登頂は4回目だったものの春は初めてだったので、夕方と早朝の登山者が来ない時間帯も結構あったなかで仕事の合間に植物も新緑も存分に堪能した。しかも今回は仕事をこなしてお金にもなるので、なかなかお得な登山であるよ。えへへ。

この仕事、今年というか今年度はまだまだ続くらしいので、タイミングが合えばまた行ってみたいものだ。

身近な山で、登山道の工事の事情を察する

2013-01-31 13:30:13 | 登山

15日(火)の投稿でも触れた天覧山と多峯主(とうのす)山の登山の道中、多峯主山の手前に工事現場があって迂回路も設定されていたが、その工事の標示がこれ。

正確には202mの工事区間の斜度は10度強だったか、その坂の階段の設置作業で、おそらくほかの山域でもよく見られる階段というよりは土留めの役割のほうが強いものだろう。その規模で工期が2か月強でこのくらいの金額になるのね。初めて知った。でもこの大半は人件費に充てられるのだろうけど。遠目からでは作業していたのは3、4人くらいと見えたから、そんなものか。
ちなみに、この工事箇所あたりは地元の子どもの環境教育にも(ちょっとした水田やビオトープもあって)役立てられていて元々クルマでもなんとか入れる場所なので、登山道の工事としては比較的やりやすいほうだと思う。

登山道を利用するほうのいち登山者としては、迂回路が少々めんどくさいのかなあと思ったが実際はそうでもなく、その距離も正規コースの2倍くらいで済むのでたいしたことはないが、基本的に四季を問わず初心者や家族連れの多い山なので全国的に近年よく見られるボランティアの手作業に頼るとかではなくれっきとした仕事としてこのくらいの丁寧さはあってもよいのかも、と飯能市の事情を察する。もしかしてこの工事は、(先の投稿でも触れた)『ヤマノススメ(※)』の影響もあるのだろうか? とも思ってしまう。今後しばらくは“ゆるふわ”登山が流行るかもしれないし。

工事の終わる3月以降にその箇所がどう変わったのか、を花粉症の時季が終わったら年内に再訪して確認して、約600万円の仕事とはどんなものかとさらに理解を深めようと思う。


※なんか今週末に、池袋でちょっとした催事への出展があるらしいっすね。アニメ版の告知と、豊島区の告知もあるのね(PDFで)。いよいよ本格的に飯能市が聖地化か。

一応、「CLIMBING‐net」も覗いている

2013-01-25 13:00:03 | 登山
昨日から公開の山と溪谷社のクライミング専門ウェブサイト「CLIMBING‐net(クライミング・ネット)」も、今後は注視してゆく。

最近は野遊びの細分化が進んで一般的な「登山」と同じ分野に含めてもよいものか、という感もあるスポーツ的な岩登り関連の事象には疎いのだが、一応は『ROCK&SNOW』を創刊号から買い続けていて、それよりは雪山、特に高所登山に関する記事を興味深く読んでいるので(でも『CLIMBING joy』は立ち読みで済ませています。すみません……)、もちろん期待しちゃう。
国内外問わず登山業界の日々の情報量も年々増えているし、ほぼ季刊のそれよりもこまめに「ニュース」の提供を、という今回の開設の意図もよくわかる。

紙媒体との情報の差異も常に把握しておきたいので、“ロクスノ”と併せて今後も楽しみ。

2012年の登山関連媒体の好きな書き手

2012-12-23 15:30:59 | 登山
年末ネタまでの埋め草として、近年僕が特に日々の“監視”に力を入れている登山関連の媒体の、主に月刊誌に署名記事を書いている書き手の今年のランキングをベスト10で挙げちゃう。敬称略。

登山以外の話も含めると人選はまた大きく異なるのだが、以下は登山に限定で。
括弧書きは所属先。大概はフリーランスのライター・作家、もしくは本業は別にある方だけど。


1 服部文祥(『岳人』) ★
2 柏澄子(フリー、登山ガイドと兼業) ★
3 森山憲一(『PEAKS』)
4 角幡唯介(フリー) ★
5 森山伸也(フリー)
6 鈴木みき(フリー) ★
7 新谷暁生(本業は北海道・ニセコの宿経営とシーカヤックガイド) ★
8 高橋庄太郎(フリー) ★
9 石川直樹(フリー、ここ数年の本業は写真家?) ★
10 大畑貴美子(『山と溪谷』)


1、2、3位はここ数年は不動で、4位以下は毎年変動する。
簡潔にしたいのであえて解説はなし、ということで。ホントはベスト50くらいまで挙げることもできるが、蛇足になりそうな気がするのでやめておく。
★は著作がある、という印。
ちなみにこの10人のうち、森山伸也・新谷暁生、の両氏以外は1回以上会ったことがある。でも一般人の僕のことは知らない(もしくは、しばらく会わなくなるとすっかり忘れている)だろうなあ。

上記はどういう基準で挙げているかというと、山への思い入れの深さと経験・技術はもちろんのこと、独自の視点というか個性が明瞭で、(自分の書いた文章に酔っている? ことなく)読者への配慮が感じられ、かつ僕の仕事(校正)目線で誤植も少なめと感じる方々(生業か趣味かにかかわらず文章を書いている限りは誤植を根絶するのはほぼ不可能なので、「少なめ」ということで)、というあたりを総合的に判断した感じ。
ただ、例外もあるし、誤植に関しても「てにをは」のブレや句読点・改行の不備程度の軽傷? から人名・地名・作品名など固有名詞や事実関係の誤認識のような物書き生活の危機に瀕する致命傷? までレベルが数段階あるので、そこも踏まえて出している。人によっては10年以上とか触れていると、動詞・形容詞の使い方など表記のだいたいのクセは見抜いている。

まあいわゆる「独断と偏見」の僕個人的な好みなのでまったく参考にならないだろうけど。読者それぞれが自分の好きな推しメン? を探して選ぶのがいちばんですわね。

なお、これは近々出す小ネタにも多少かかわってくるので前振りとして触れてみたが、それは年内じゅうに書けるかなあ。うーむ。


※24日(月祝)の追記
ベスト50やベスト30は多すぎて面倒なので、おまけとして男女別のベスト10を挙げてみる。

●男性
1 服部文祥(『岳人』) ★
2 森山憲一(『PEAKS』)
3 角幡唯介(フリー) ★
4 森山伸也(フリー)
5 新谷暁生(本業は北海道・ニセコの宿経営とシーカヤックガイド) ★
6 高橋庄太郎(フリー) ★
7 石川直樹(作家? 近年の本業は写真家?) ★
8 神長幹雄(フリー?)
9 山田哲哉(本業は山岳ガイド)
10 田中幹也(冒険家?)

●女性
1 柏澄子(フリー、登山ガイドと兼業) ★
2 鈴木みき(フリー、イラストレーター兼粘土作家?) ★
3 大畑貴美子(『山と溪谷』)
4 恩田真砂美(会社員、登山ガイドと兼業)
5 岩城史枝(『岳人』)
6 若菜晃子(フリー、『murren』主宰) ★
7 華恵(大学生、作家) ★
8 田部井淳子(フリー、登山家) ★
9 橋尾歌子(フリー、イラストレーター)
10 小林百合子(フリー編集者?) ★ 


ここ数年、(エイ)出版社の月刊誌『ランドネ』や山と溪谷社の季刊誌?『Hutte』のように、女性、主に山ガール向けの媒体も増えつつあり、女性の書き手の需要も高まっているために野外業界への女性の新規参入が年々増えているように思う(僕はそのへんの媒体も随時チェックしている)。男女問わず競合が活発になるのは良いことであるね。


※13年1月10日(木)の追記
『岳人』13年1月号からの山田哲哉氏の新連載の初回で、(『岳人』でも『山と溪谷』でもない)ある山岳雑誌、だからおそらく『PEAKS』の12年8月号のことと思われるが、そこからのパーティー(パーティ)登山に関する原稿依頼のなかの質問というか設問のずさんな? 内容にキレた、という話があって、その号も読んでいる僕としてはとても興味深いのだが、山田氏がキレる感覚も設問を提示する雑誌側の感覚も両方ともわかるので、ちょいと複雑。
で、『PEAKS』というと、本文のランキングでは3位に挙げた森山憲一氏が副編集長を務めているが、件の設問のレベルがどうとか、それ以前に雑誌ごとの色というか編集方針とかは置いておいて所属はあくまで所属として、所属(立場)を切り離していち個人として山に関する署名記事を書くさいにどうなのか、と考えて好みを挙げているだけなのである、と本文に名前を挙げた意図を補足しておきたい。
こういう対立の構図というか議論? は面白いと思うので、今後も『PEAKS』側が山田氏の怒りを鎮められるような回答を出しながら、続けていってほしいなあ、といち読者としては面白半分で期待している。

根気強さが求められる? ムケシ沢左俣

2012-11-25 22:00:59 | 登山
先週にやっと風邪がほぼ治った(ように思う)ので、21日(水)の平日休みに、(結果的には今年は1本のみと低調になってしまった沢登りとして)東京都・奥多摩というか南秋川のムケシ沢へ4年ぶりに行ってみた。
ただ今回は、2回行ったことのある右俣ではなく、そのときからずっと気になっていた左俣のほうで。こちらも遡ればこの沢を完全に知り尽くしたことになるからねー。

ただ、5年前に右俣へ初めて行ったときには倒木の多さが面倒だった記憶が強く、左俣も似たようなものだろうとある程度は予想して覚悟もしていたが、いやーそれ以上だった。遡行距離は短くて右俣と同様に2時間30分程度で稜線まで上がれるものの、参った。



入渓点の、下和田バス停付近。なんか路線バスの通行も多い檜原街道はやたらと片側通行にした工事箇所が多かったな。12月以降の道路の凍結を見越してなのかねえ。


序盤から、滝には以前よりも倒木やら流木やらが多く引っかかっているのが気になる。
ちなみに今回も昨年から導入したアクアステルスソールの沢靴で行ったが、こういう倒木や苔の多そうな沢ではやはりフェルト靴のほうが有効だろうね。今回は選択を失敗したかも。


入渓点から30分ほどの、右俣と左俣の二俣というか分岐点。


二俣からものの数分で、進むべき上流のほうを見上げるとこのようなうんざりする? 光景が。そしてこのあとは1時間くらい、基本的には藪漕ぎに近い“枝登り”が続いて、まさに根気強さが求められると思う。短気の人はかなりイライラする沢かも。


だから、今回はそんなに濡れることはなかったのは時季的に幸いだったが、地面の岩や砂よりも積み重なっている杉の木やその枝に乗っている時間のほうが断然長かった。倒木をまたいだりくぐったりを繰り返し、渓相がよくわからないまま進むことに。


遡るにつれて林業仕事の跡も見られるようになるが(ビニールテープの伐採目印? や仕事道もちょいちょいある)、伐採したものの搬出不可能? で放置して数年経った状態と思しき丸太も多い。


滝もそこそこ出てくるが、まあ時季的に当然ながら水量は少なめ。
ちなみに、ムケシ沢は現在はもう絶版らしい『東京周辺の沢』(白山書房)を参考に毎回行っているが、ここの遡行図ではナメ滝が多いような描き方だったが実際には枝ばかりなので、水面がよくわからず。しかもこのようななかなか手こずりそうな滝もあったな。余計に濡れるのがイヤだという理由で直登が面倒なので、今回は高巻き連発で(真夏ならまだしも、時季が遅くなって冷えると登る積極性も欠ける……)。まあわかりやすい巻き道も付いていたけど(一応、先人の踏み跡も薄くは見られる)。ただ、巻き道も泥が柔らかめでかなり滑るのは参った(これは体重のせいなのか……)。


でもまあ、我慢しながら着実に腐らずに遡れば時折、紅葉も堪能できて、面白味も多少はある。


一部で伏流もあるこの沢で、クレソンが自生しているようなきれいな水流のある箇所のほうが珍しい。沢なのに。
そういえば最近、写真のような薄い水入れを某100円ショップで発見したので今回から使い始めたのだが、プラティパスよりは強度は劣るかもだが、過去に使ったことのあるエバニューとモンベルの水入れとおそらく同質で(中国製?)105円とは安上がりで(→追記。これは韓国製で、容量は2.8L)、費用対効果はかなりのものだと思う。来年以降もばりばり使おうっと。あとで買い溜めしなければ。


終了点の近く。視界の開けた尾根が見えるとホッとする。標高800mくらい? の植林の密度が低くなる終盤にはようやく枝の堆積が薄くなってラクになる。
ちなみに、着けている手袋はこれまた100円ショップで買った一般的な作業用のよりも薄手のイボ付きのモノで(厚手のはダメだと思う)、これも特に沢の源頭部の詰めでは結構使える(滝の直登ではどうしても素手のほうが登りやすいけど)。今回は倒木越え対策で用意して、手の保護に随分役立った。これも買い溜めしておきたい。


終了点である登山道への詰めは右俣と同様に奥多摩の沢にしては珍しくわかりやすいし辿りやすい。これはこの沢の特筆すべき点。


快晴だったので、遡行が終わって着替えて靴を履き替えて下山の尾根道歩きに移ると、快適なぽてぽてハイキングになりましたなあ。北側の御前山(写真左) から大岳山(写真右)への稜線もくっきり見えた。
そういえば今回改めて気付いたが、大岳山の南面は岩壁になっているのね。あそこを登った人はいるのかなあ。


秋枯れ(※)の尾根道。いかにも秋の山、という感じの道はご無沙汰だったので、久々にこういうところに行けて楽しかった。


浅間嶺の近辺に行ったのは14年前の大学の卒論で「関東ふれあいの道」を踏査して以降4回目だったが、(昨夏も行った)北側の小岩バス停方面へは歩いたことがなかったので、下山は未踏の道へ。
そういえば、このへんの道標や案内板はまだ「環境庁」の記載のままなのね、「環境省」ではなく。「秩父多摩国立公園」も「秩父多摩甲斐国立公園」に変えていないし。そのくらいの手入れはしないのかねえ、今月上旬に行った(登山人口の断然多い)高尾山のほうはやや改善していたのになあ。


車道へ下山すると、そういえば、のこの掲示板が檜原村でも設置されているのを度々見かけた。まあ僕は東京都民ではないから関係ないけど。ただ、来月の東京都知事選に関してひとつだけ、都心のみならずこの山間部の生活もないがしろにはしない、特に自然環境や交通へ理解のある方に成ってほしい、とは奥多摩好きのひとりとして望んでいる。
なお、このあとは交通費(バス代)節約のために武蔵五日市方面へ車道を歩きに歩いたが、途中で村の郷土資料館や図書館へ寄り道して、結局は19時すぎに追分バス停までにしておいた。まあこれで300円以上節約できたのでよしとする。給料日前だったので、その近所の「瀬音の湯」は断念した。またいつか入浴しに行きたいなあ。


という感じの、前々からのちょっとした懸案も片付いて充実した1日だった。
ちなみに11月下旬の沢登りは初めてだったが、数日前から天気予報を注視して晴れる日を狙えばまだ辛うじて行けるか。まあ、もっと早い時季のほうがそりゃあ良いに決まっているけど。秋が深まると寒くなるから。
でも、山間部や北海道・東北では今年は多め? の積雪の報も増えつつある頃合に、東京都内と近郊ではまだ沢登りを楽しめるのは日本の国土的に面白いっちゃ面白いけど。
それにしても、かなりのM気質というかマニア向け? のこの左俣は二度と行きたくないなあ、あの倒木とかの埋まりっぷりでは。でも右俣はまだ多少は面白味があるし、忍耐力も左俣ほどは必要なくて初心者さんでも行きやすいので、また行きたい。

ホントは今年は沢へガンガン行くつもりだったのが結局は日帰りで1本のみになっちゃったなあ。なんでこんなに低調になっちゃったんだろうなあ。来年こそは巻き返したい。


※補足
「秋枯れ」は一般的には使われないほぼ造語で、本来は『広辞苑』にも掲載されている「冬枯れ」にすべきだが、周辺の樹木はほとんど落葉しても時季的にまだ冬ではなく辛うじて晩秋の雰囲気だったので、ここでは感覚的にできれば「秋」にしたい。
まあ全国的に見ると北方や山地では降雪・積雪も見られる地域もあって完全に冬の様相のところもあるだろうが、同じ日でも場所によって「秋」と「冬」と微妙に使い分けてもよい、気がする。秋から冬へは、四季の移り変わりのなかでも最も季節の分かれ目の感覚の地域差があると思うから。(半ば屁理屈で、すみません)

当日でも入れそうな気がする母校の竹内洋岳講演会

2012-11-11 21:30:31 | 登山

昨日の午後、母校である立正大学・大崎キャンパスの開校140周年記念公開講座の竹内洋岳(先輩の)講演を、学外の友人とともに聴きに行った。
学内に足を踏み入れるのも久々で、懐かしかった。ただ、僕が13年前に卒業して以降に建て替えた新しい施設がたくさんあって面食らったけど。これらは明らかに僕らの学費で造ったのだから、今後は卒業生にももっと還元すべきだよなー。

で、肝心の竹内氏の講演の内容とその流れは先月の銀座の有料講演会と同じで、「登山家」のように「家」が付く肩書きのヒトは資格が不要=自称で胡散臭い、大学で「8年間」も学んだ(「4年間」ではない意味はわかりますよね?)、仏教学部よりも山岳部に入部したようなもの、みたいなひとつひとつのネタをより詳しく掘り下げた感じであった。
おそらく他所の催しと異なるのは、後半に現役の学生4名との問答のコーナーや学生からの花束贈呈も組み込んでいたことか。まあいかにも学内の(良い意味で内輪な)記念行事らしい、ほのぼのとした約2時間の空間であった。

聴衆を見渡すと公開講座らしく年配の方が多かったが、それは置いておいて大崎は定員600名という触れ込みで募集していたのに実際の人数は会場の3分の2くらいで、あれはその程度の応募しかなかったのか、それとも無料だからととりあえず気軽に申し込んで当選はしたが当日になって無料だからとこれまた気軽にドタキャンした無礼な? 人たちの空き分なのか。どう見ても600名も入っていなかったが、どちらにせよ満員にならなかったのは惜しい。事前の宣伝も目立ったものでは大学のウェブサイトと先月の読売新聞の広告掲載が1回くらいで比較的弱かった感もある。

24日(土)午後に熊谷キャンパスでも400名入る会場で同じ講演会が行なわれる予定だが、そうなるとこちらも明日が応募締め切りだが、今回と同様に当日に定員割れになりそうな気がする。大崎よりも熊谷のほうが交通の便がやや悪く、正直、東京近郊からは行くのがやや面倒なこともあるから。
だから、興味のある方はもし抽選に漏れたり申し込みし忘れたりしても、もしくは直前になってその日を空けることができて行けるようになった、という場合にも、諦めずに再度問い合わせてみてはー。なんなら当日にドタ参加でも入れそうな気がするけどなー。
無料ですし、アンケート回答用のボールペンも土産としてそのままもらえますし、ぜひ。

ココがダメだよ高尾山

2012-11-10 23:30:15 | 登山
前投稿の続き。
高尾山で、というか地域を問わず登山する場合、全般的に僕はいかがなものかと思ってしまう、目に余る悪い例を写真で。


鼻と口が折れている。


抱っこで登山。歩みは時速1km以下とゆっくりではあったが、道幅は比較的広いが所々で切れ落ちた箇所もある尾根道を、おそらく1歳未満の乳児を抱えて。最近は子どもを背負う専用の、背負子をさらに進化させたようなベビーキャリーも結構出回っているのに。


行列になっているところでの下山時の追い抜き。しかもまだ登りの登山者ともそこそこすれ違う時間帯なのに。


ズボンのポケットに手を突っ込んだままの下山。しかも登りの者とすれ違うときでさえ、何も気にすることもなくそのままで。


三角点の上に乗り、記念撮影。東京都心方面の遠景の写り具合はたいして変わらないと思う。


上の写真のような行為が相次ぐ影響か、山頂の(二等)三角点が欠損。


山頂で(クロックスのような)サンダル履き。


ほかには、数年前から登山初心者向けの媒体でもよく問題になるストック(トレッキングポール)の先端に土道保護用のゴムキャップを装着していない登山者も、ストック利用者のうち約4割はいたか。
というか、ストックを両手で2本使う“ダブルストック”で進む人が結構いたが、歩きぶりを見ると身体的にはなんの問題もなさそうなのに高尾山でそんなモノが必要なのか。過剰装備ではないのかね。
まあ舗装路でラクな1号路や3号路とは別の道も歩きたい欲がありつつ、膝痛の軽減など導入することによる効果は僕もよくわかるのでストックを使うのがダメだとは言わないが、登り・下りの者がすれ違うときにその先端がガシッと足に当たることもよくあるので(ストックを持ったときの避け方がヘタクソということ)、それもストレスの一因となる。

あと、上の3番目の写真にもかかわることだが、登り・下りの者がすれ違うときに、どちらかと言うと歩く勢いの強い下りの者が向こうから避けたり減速したりすることもなく対向者にお構いなしで我が物顔で直線的に進むことによって「どうっ」と肩がぶつかって、登りの僕のほうがよろけてしまうことが1時間強の行程のうち数回あった。もしこれがもっと細い尾根だったら……。

まあこれらは観光地でもある高尾山だから特別に通用しちゃうことだが、ほかの山域の登山においての姿勢としてはいただけない行為・状態で、今後も続くようだととばっちりを受ける、そして事故が起こる確率もより高まりそうだなあ。これらは一歩間違えると大ケガや死にもつながるかもしれないのに。
観光地ではそういう意識が希薄になるのは仕方ないが、一応は山だからなあ。ここで足慣れた登山初心者が次の段階へ進むさいに、ほかの山域へ入る場合はちゃんと山ということを意識して行っているのかなあ、それとも“高尾山感覚”で続けているのかなあ、ということも気がかりではある。
登山経験者や各種媒体(特に専門的なものではなく一般的な雑誌やリーフレットなど)からの啓蒙も今後も強化しないとなあ、とも感じた。
最近の登山事情を掴むうえで良くも悪くも勉強になった。

やはり高尾山は、ここで自然をより身近に感じたい場合は観光客? との軋轢を避けるために、朝か晩、それに悪天候のときや冬季の気温が低いときのような人出の減る時季や時間帯を狙って、ほかの山とは別の対策を練って行くしかないように思う。「対自然」よりも「対人」を強く意識して自己防衛のためにも。

なお、高尾山のせいなのかどうかはわからないが、まだ風邪は長引いている。いつになったら治るのだろうか。

ヤケクソ気味に高尾山

2012-11-05 23:00:39 | 登山

先月後半から、1日(木)から4日(日)まで4連休を取っていて、3泊4日か2泊3日で久々に八ヶ岳か奥秩父にでも縦走的な登山へみっちり行こうと企てて着々と準備していたのだが、数日前から(たぶん散髪した影響で)風邪をひいて不調続きになり、せめて日帰りでだけでもと思って登山の計画を下方修正しまくって、結局は3日(土祝)に東京都の高尾山(599m)へ行った。ああ、標高2500m超の山々へ行くつもりが観光色の濃い高尾山にまで成り下がってしまうとは。ちなみに今回が5回目の登頂で。

まあ数回行っていて地図なしで行けるくらいに幼少時から慣れている山なので(道中に案内図も充実しているし)、風邪っぴきで頭痛持ちでもさすがに遭難することなく行けるだろ、と半ばヤケクソ気味の決め方で。
ちなみになぜ3日かというと、不調は続いていたが1日と2日よりは幾分動けて、でも3日にしておけば仮に行ったことで症状が再び悪化しても4日に寝込んでいくらか体調を戻す時間の猶予があるため、という計算があって。結果、4日はまた悪化してその予想どおりに寝込んじゃったけど。

ああでももちろんヤケクソ気味と言っても、化学繊維の服装で登山靴を履いてヘッドライトや登山地図も携行して水と行動食も縦走の準備から流用してなどと、観光地巡りではなく日帰り登山の格好と意識で行ったわよ。間違ってもさすがに高尾山関連の噂でよく聞くサンダル履きや革靴、それに肩掛けバッグで綿のTシャツと上着でジーパンで、とかでは行かないなあ。

実は高尾山は6年ぶりで、となると最近は雑誌など各種媒体での紹介も相次いで山ガールブームの主戦場? となっていることや、ミシュランガイドの星付き観光地となったりもして一般的にもより有名になって以降は初めて行ったが、まあ噂以上の混みようで、ひと昔前とは全然違う様相でホントに腰を抜かしそうになった。15時台の山頂付近は休日の新宿や渋谷並みの人口密度で、となると正午あたりはもっと凄かったのだろうか。
今月は紅葉がこれからが見頃で、3日はまだ少し早かったが、それでも山頂とその付近で色づいている木はちらほらあってまあまあ楽しめた。23日から25日の3連休はもっと凄い人出になるかねえ。ああ恐ろしや。

風邪なので念のためにマスクを装着して行ったが(ちなみに15時台に撮った上の写真でかけているのはダテメガネだが、これについてはまた後日)、周りに風邪をうつさないようにという理由で着けていたが、結果的にはそれで呼吸しにくいことがむしろ心肺のリハビリになって良かったかも。

登山は午後から「稲荷山コース」を登りで利用したが、天気も良くて案外楽しめた。ただ登山者というよりは観光客? の多い状態に辟易して閉口して絶句もする瞬間もあり、良い点よりも悪い点のほうが目立ったなあ。いろいろ考えることがあった。
もはや高尾山は「自然観察」ではなく「人間観察」の場となった感があり、そしてこの状況は今後もしばらく続くだろう、と少々寂しく思いながら結論づけた。だから今後は、目的意識をほかの山とは別に持ち、人の多さを割り切って行くべき山ですな。今は夏の富士山も同様か。

その、いろいろ幻滅した件については後日、写真付きで追記か別の投稿を立てるかも。

そういえば、遭難の理由というか性質は想定外? の大雪のためと異なるが先日、中国の「万里の長城」のトレッキングツアー? で年配の日本人観光客の死者が出たが(催行が「アミューズトラベル」となると、3年前と同様にひと悶着あるだろうなあ)、一般的な観光地でもそんな不測の事態に陥る可能性はゼロではないので、観光地であっても気を引き締めて行かないとね。高尾山でも登山道の細い箇所で登り下りのすれ違いに失敗したり飲酒後の酩酊状態の下山で転倒した、滑落しそうになった、という話はたまに聞くので、実はこちらのほうが何か起こってしまう可能性は高いかも。