さらに、今年の重大ニュースについても簡単に。例年どおり様、世間一般のものと私的なものの2種類のベスト10をそれぞれ以下に挙げる。
●一般
1 11月、プロ野球・埼玉西武ライオンズが日本一
2 6月、東京メトロ副都心線が開通
3 2月、熱気球太平洋横断に挑んだ神田道夫が太平洋上で消息を絶つ
4 6月、秋葉原連続殺傷事件
5 プロ野球、清原和博・桑田真澄・野茂秀雄など引退が相次ぐ
6 6月、ネパールの王政が廃止されて立憲君主制から連邦共和制へ
7 1月、新風舎が倒産
8 サッカーJ1、浦和レッズがリーグ後半に失速
9 9月、山野井泰史が東京都・奥多摩山中で熊に襲われる
10 12月、間寛平が「アースマラソン」に出発
なんか今年は特に6月と今月に大きな動きが相次いだが(後者は「不況」という意味で)、なんでだろうね。地震も特に東日本で多かったなあ。
6~10は本ブログで触れていないので、簡単に。
6、僕はネパールに一度行ったことがあるために少々思い入れがあるため、今年の毛派に、つまり政策が中国寄りにガラッと大きく変わったのは今年のアジアではチベット弾圧とともに特に大きな事件かな、と思う。周りにはインドとパキスタンもあってカシミール地方の緊張感もより高まるかもしれないし。今年残念なことになったNGOのペシャワール会のような活動にも悪影響はあるかも。宗教に関係なく。
だが先日、ネパール帰りの旅人によるとカトマンズの様子はもう平静のようで、今年始めまでの暴動が起こっていたようなきな臭い雰囲気はなくなっているようね。まあとにかく、近いうちにネパールに再訪して自分の目で確認しなければ、とより強く思った次第。
7、共同出版と謳いながら実際にはほぼ完全に自費出版のようなカタチで一般人に利益込みの100万円以上の大金を求めながら出版を持ちかけていた、という商法のほころびがついに露わになって、首が回らなくなったね。と書きつつ、実は僕も拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の雛形を2003年に最初に持ち込んだのはこの版元だったりして。
でも、当時のこの会社の説明会で出版の手続きに関するあれこれや著者をとにかく褒めちぎる体質? を聴いて触れているうちになんか違和感が増幅して、結局はその勘が当たってここにしなくて正解だったのだが。だが実際にその誘惑? に押し切られてここを利用している著者もたくさんいることを考えると、とても複雑。同様の経営手法を引き続き展開している(新風舎の顧客をいくらか引き継いだ)文芸社は大丈夫なのだろうか。今年は大ヒットの『B型 自分の説明書』以降のA、O、AB型版もすべて大当たりしているけど、その勢いも永遠には続かないだろうし。
8、今年は特に後半はリーグもACLもボロボロで、特にリーグ最終戦の横浜Fマリノス戦でのそんなに悪くはないスタメンでの6失点大敗は目も当てられなかったな。
来季から監督にフォルカー・フィンケが就任し、岡野雅行・内館秀樹というベテランを戦力外として外しもしたが、ちゃんと立て直せるのだろうか。経営陣に変更はないようだけど。今やチームでも日本代表でも主力の闘莉王や鈴木啓太の移籍話もスポーツ新聞レベルでは依然くすぶっているし、来季はJ2落ちまではいかないだろうけど心配ごとが今から山盛りである。
9、NHKのニュースで一報を聞いたときはびっくりしたが、雑誌『岳人』09年1月号の(高田馬場・カモシカスポーツ店長の)笹原芳樹氏の新連載でこの一件について触れているのを読むと、たしかに出会い頭で人間と熊が揉み合っても熊に勝てるわけがないので、いくら世界屈指のクライマーである山野井さんでもねえ、と考えさせられる。彼だからこそ大ケガを負いながらも生き残ったので、一般人であれば仮に命は奪われなかったとしてもいまだに病院で生死の境を彷徨う状態か後遺障害が残る感じだろうね。そう考えると山野井さんはすでにクライミングを再開しているというのがまた凄い。
それに、あの山野井さんが今は山に入るときは(らしくない)熊除けの鈴を携行しているというのがなんとも、と思うが、山は人間だけのものではないから仕方ないよね。僕もよく行く奥多摩にこのようにツキノワグマが結構いることは前々から充分認識しているつもりだが、特に春と秋の登山はより気を付けないと。
10、特に日本テレビ系列やトヨタ自動車をはじめ大口スポンサーも付いた壮大な計画だが、「間寛平」という安泰のいちブランドが確立されているのにそれに驕らずに、家族を残してでも今月17日からホントに実行しているのがまた凄い。芸能人だからこそできた企画という面もあるが、マラソンで2万kmとヨットで1万6000kmで地球一周、は並大抵のことではないことは一般人でもわかりやすい。ヨット経験者の元マネージャーのつてでヨットの鍛錬もきちんと積んできたそうで、力の入れようは半端ではない。
雑誌『ランナーズ』09年1月号で彼の走歴を見直すと、『24時間テレビ』の企画は当然知っているとして、ほかにウルトラマラソン4回完走、スパルタスロン3回完走、今年のサハラマラソン完走、と長距離のほうが強いことがよくわかる。今でこそスパルタスロンは日本人参加者が増えて情報がよく入っているが、その初期から参加しているし(いつの年のだったかは忘れたが、明石家さんまがサポート役として帯同したときのテレビの特番も観ていて、36時間以内で起伏の激しいところを246km走るという過酷さもなんとなく知ってはいる)、とにかく脱帽。
『ランナーズ』09年3月号かそれ以降からこれに関する報告も逐次あるようなので、ブログとともにこちらでもコトの成り行きを楽しみにする。とりあえず、1日朝の生中継による千葉県・鴨川からのヨット出航が順調に行くといいね。
寛平ちゃんがどこかの国を走っている最中に突発的に応援に行って、血ぃ吸うたろか、とけしかけてみたい気もするが、行けるかな。
●私的
1 6月、『産経新聞』の『野宿野郎』取材で新聞記事と(その転載の)Yahoo!ニュースに自分の名前が掲載される
2 3月、東京都・台場のチャリティランで24時間で123km踏破
3 周りの結婚ラッシュ、先輩とか後輩とか身内とか
4 沖縄県・浜比嘉島にどっぷり浸る
5 十数年前からの愛読誌『BE-PAL』にお友達が2人登場(「石田ゆうすけのリアル旅人図鑑」に、2月号・加藤千晶と8月号・富永浩通)
6 初フリーマーケット出店
7 5月、岩手県盛岡市でわんこそばを255杯食す(昨夏のリベンジ)
8 タロット占い初体験
9 堀北真希の躍進
10 下半期に膝痛続き
本ブログでちゃんと触れていないのは、3、8、9か。
その前に4、5、6についての感想と補足を少々。
4、結局、浜比嘉島には地平線会議の催しで計4泊して、まあいろいろと楽しかった。昨日触れた平田大一氏の影響もあってか、実は地元紙の取材もちょこっと来ていたのですよ。来年2月頃にその報告書が発行されるそうで、そちらも楽しみ。ただしこれは対外的に広くは出さない、主に関係者にのみ流通するものらしいけど。
5、「カタログ雑誌だ」という揶揄を小耳に挟みながらも野田知佑やシェルパ斉藤の連載を軸にこの雑誌を十数年間毎月買い続けていて思い入れの深い僕としては、驚愕というほどでもないが落雷モノのできごと。こういうのって、世に出ている人とのつながりが何よりも重要なのね。まあいち読者として記事はふつうに楽しめたけど。でも記事を読んで、世に出るべき人(加藤、富永)とそうでない人(僕)との差も痛感して再考した。
6、実は結局は下半期の7月、10月、11月(ワンテーブルマーケット)の計3回出店している。10月のは触れるのを忘れたが、これは日曜日に僕の地元の市役所駐車場を活用して毎年開催されている催し。出店はもちろん来年も続く。来月下旬にも東京都内で出店予定あり。告知はまた来月。
それで本題。まず3だが、今年はホントにこれでもかこれでもかと重なった。内訳は大学時代のワンゲルの先輩が1名、同じく後輩が3名、その他の旅関係の知人が2名(そのうち1組がともに知人同士で結ばれた)、あとはウチの7歳上の長男。なんで1年でこんなにかぶるのか。おかしい。
結局、洋式の結婚式からちゃんと挙げたところ、そうではなく披露宴的なパーティーのみ、神前式と軽食のみ、単に入籍のみ、とカタチはいろいろだった。ただ、僕は個人的事情もいろいろあってすべての式には参列できなかったが、そこはまあ勘弁していただきたい。だって、1年で身近な人が7組も結婚するって、ふつうはほとんどあり得ないでしょうよ。ちなみに、今までに聞いているところでは、おめでたはそのうち1組のみかな。
それからウチの身内について補足すると、ここは出会ってから20年ほどだからすでに人生の半分くらいの長い付き合いがあり、数年前から同棲もしていて、両家ともにすでに公認の仲。だから今更なんでだよ、という困惑もあり、今回も彼らも四十路突入を機にけじめをつける意味で親族のみの式を挙げただけで、特に感想はない。単に戸籍が変わっただけ、という感じで家族も弟である僕も楽観的に受け止めている。べつにおめでたもなく(経済的に貧しいためでもある)、ウチの両親はすでに生きているうちに孫の顔は見られそうにないことを達観しているふしもある。結局、あまり色めき立つ催しではなかった。僕はそれよりは先輩後輩のお嫁さんの素性をもっと知りたいところ。
8、11月の「ワンテーブルマーケット」の関係者で、偶然にもタロット占いの経験豊富な方がいて、なぜか僕も含めて男連中が特に興味を示して特別価格で占ってもらった、ということがあった。女性陣のほうが冷静だったな。占いなんて対面で実際にやるのは初めてだった。手相や風水なんかも経験ないし。
で、僕は仕事面のことを占ってもらったのだが、タロットはカードの絵柄のみならずその組み合わせやカードの上下の向きもひとつずつ意味があることはなんとなく知っていたが、その解説を受けると恐いくらいに当たりまくっていて、おおすげー、とタロットを見直した。ほかの面子も心当たりのある部分をズバズバ言い当てられていた模様。
そのなかで、僕の最近の人付き合いでは歳下の人とかかわることが多い、ということもズバリ言い当てられたのだが、5に挙げたふたりも含めてたしかにそうで、何か悩みごとがあったらそういう人たちにも助言を求めてみたら? という回答を得た。僕は基本的になんでも自分で決めるタチで、今後はそういったことも必要なのかと思っていたふしもあるので、来年以降は自分ひとりで抱え込まずにそれを少々試してみようと思う。僕とかかわっている方々、とりあえずサシでもっと食事か呑みに行きましょう。
9、これは意外と思われるかもしれないが、僕的には堀北真希が今秋のフジテレビの月9ドラマ『イノセント・ラヴ』の主演を果たした、ということを評価したい。ただこれ、全話ちゃんと観たけど小難しい点もあって爆発的ヒットというわけではなかったけどね。それにNHK大河ドラマ『篤姫』の下半期のほうが世間的には評価が高かったようだし。
で、ここでなぜ堀北かというと、彼女はプロフィールには東京都出身とあるが、たしかにそうなのだがより細かく挙げると清瀬市出身で、そうなると僕の地元である新座市の隣市にあたるので、そんな近場からついに月9ドラマの主役を張る役者が出てきたー! ということを喜んでいるのだ。しかもある清瀬市民によると市内でも北部の、つまり新座市寄りの出身だそうで、地域的にはほぼ僕と同郷と言えなくもない。この道端で中学時代の通学途中にスカウトされたそうだが、よくまあそんなところまで芸能関係者が目を付けていたな、とこのへんの地理を熟知している僕としては不思議な気分。恐るべし、スウィートパワー(堀北の所属事務所)。そんなに大手ではない事務所だと、原宿や渋谷ではなくこのような地域への足を使ってのスカウト・営業活動が重要になってくるのか。最近実力を増してきた堀北と同年代の黒木メイサ(ウチナーンチュ)にも言えることだが。
堀北、今後はハリウッド映画にも呼ばれているとかで、もっと経験を積めばなかなかの役者になると思うので、今後もこっそり応援し続けていくことにする。
ちなみに今秋というと、同じくフジテレビの(緒形拳の遺作となった)木10ドラマ『風のガーデン』(こちらも全話観た)に黒木と兄弟役で出演していた神木隆之介も近場の富士見市出身で、すでに映画主演経験もある彼と昨年に少し触れた(近所の高校に通っていた)竹内結子も含めて、おお、最近の埼玉県南部・東京都北西部出身者による芸能面の未来は明るいではないか、とこの年末にちょっと嬉しくなった。
なんてこともあった、結局は今年も盛りだくさんとなった1年であった。
●一般
1 11月、プロ野球・埼玉西武ライオンズが日本一
2 6月、東京メトロ副都心線が開通
3 2月、熱気球太平洋横断に挑んだ神田道夫が太平洋上で消息を絶つ
4 6月、秋葉原連続殺傷事件
5 プロ野球、清原和博・桑田真澄・野茂秀雄など引退が相次ぐ
6 6月、ネパールの王政が廃止されて立憲君主制から連邦共和制へ
7 1月、新風舎が倒産
8 サッカーJ1、浦和レッズがリーグ後半に失速
9 9月、山野井泰史が東京都・奥多摩山中で熊に襲われる
10 12月、間寛平が「アースマラソン」に出発
なんか今年は特に6月と今月に大きな動きが相次いだが(後者は「不況」という意味で)、なんでだろうね。地震も特に東日本で多かったなあ。
6~10は本ブログで触れていないので、簡単に。
6、僕はネパールに一度行ったことがあるために少々思い入れがあるため、今年の毛派に、つまり政策が中国寄りにガラッと大きく変わったのは今年のアジアではチベット弾圧とともに特に大きな事件かな、と思う。周りにはインドとパキスタンもあってカシミール地方の緊張感もより高まるかもしれないし。今年残念なことになったNGOのペシャワール会のような活動にも悪影響はあるかも。宗教に関係なく。
だが先日、ネパール帰りの旅人によるとカトマンズの様子はもう平静のようで、今年始めまでの暴動が起こっていたようなきな臭い雰囲気はなくなっているようね。まあとにかく、近いうちにネパールに再訪して自分の目で確認しなければ、とより強く思った次第。
7、共同出版と謳いながら実際にはほぼ完全に自費出版のようなカタチで一般人に利益込みの100万円以上の大金を求めながら出版を持ちかけていた、という商法のほころびがついに露わになって、首が回らなくなったね。と書きつつ、実は僕も拙著『沖縄人力紀行』(彩図社刊)の雛形を2003年に最初に持ち込んだのはこの版元だったりして。
でも、当時のこの会社の説明会で出版の手続きに関するあれこれや著者をとにかく褒めちぎる体質? を聴いて触れているうちになんか違和感が増幅して、結局はその勘が当たってここにしなくて正解だったのだが。だが実際にその誘惑? に押し切られてここを利用している著者もたくさんいることを考えると、とても複雑。同様の経営手法を引き続き展開している(新風舎の顧客をいくらか引き継いだ)文芸社は大丈夫なのだろうか。今年は大ヒットの『B型 自分の説明書』以降のA、O、AB型版もすべて大当たりしているけど、その勢いも永遠には続かないだろうし。
8、今年は特に後半はリーグもACLもボロボロで、特にリーグ最終戦の横浜Fマリノス戦でのそんなに悪くはないスタメンでの6失点大敗は目も当てられなかったな。
来季から監督にフォルカー・フィンケが就任し、岡野雅行・内館秀樹というベテランを戦力外として外しもしたが、ちゃんと立て直せるのだろうか。経営陣に変更はないようだけど。今やチームでも日本代表でも主力の闘莉王や鈴木啓太の移籍話もスポーツ新聞レベルでは依然くすぶっているし、来季はJ2落ちまではいかないだろうけど心配ごとが今から山盛りである。
9、NHKのニュースで一報を聞いたときはびっくりしたが、雑誌『岳人』09年1月号の(高田馬場・カモシカスポーツ店長の)笹原芳樹氏の新連載でこの一件について触れているのを読むと、たしかに出会い頭で人間と熊が揉み合っても熊に勝てるわけがないので、いくら世界屈指のクライマーである山野井さんでもねえ、と考えさせられる。彼だからこそ大ケガを負いながらも生き残ったので、一般人であれば仮に命は奪われなかったとしてもいまだに病院で生死の境を彷徨う状態か後遺障害が残る感じだろうね。そう考えると山野井さんはすでにクライミングを再開しているというのがまた凄い。
それに、あの山野井さんが今は山に入るときは(らしくない)熊除けの鈴を携行しているというのがなんとも、と思うが、山は人間だけのものではないから仕方ないよね。僕もよく行く奥多摩にこのようにツキノワグマが結構いることは前々から充分認識しているつもりだが、特に春と秋の登山はより気を付けないと。
10、特に日本テレビ系列やトヨタ自動車をはじめ大口スポンサーも付いた壮大な計画だが、「間寛平」という安泰のいちブランドが確立されているのにそれに驕らずに、家族を残してでも今月17日からホントに実行しているのがまた凄い。芸能人だからこそできた企画という面もあるが、マラソンで2万kmとヨットで1万6000kmで地球一周、は並大抵のことではないことは一般人でもわかりやすい。ヨット経験者の元マネージャーのつてでヨットの鍛錬もきちんと積んできたそうで、力の入れようは半端ではない。
雑誌『ランナーズ』09年1月号で彼の走歴を見直すと、『24時間テレビ』の企画は当然知っているとして、ほかにウルトラマラソン4回完走、スパルタスロン3回完走、今年のサハラマラソン完走、と長距離のほうが強いことがよくわかる。今でこそスパルタスロンは日本人参加者が増えて情報がよく入っているが、その初期から参加しているし(いつの年のだったかは忘れたが、明石家さんまがサポート役として帯同したときのテレビの特番も観ていて、36時間以内で起伏の激しいところを246km走るという過酷さもなんとなく知ってはいる)、とにかく脱帽。
『ランナーズ』09年3月号かそれ以降からこれに関する報告も逐次あるようなので、ブログとともにこちらでもコトの成り行きを楽しみにする。とりあえず、1日朝の生中継による千葉県・鴨川からのヨット出航が順調に行くといいね。
寛平ちゃんがどこかの国を走っている最中に突発的に応援に行って、血ぃ吸うたろか、とけしかけてみたい気もするが、行けるかな。
●私的
1 6月、『産経新聞』の『野宿野郎』取材で新聞記事と(その転載の)Yahoo!ニュースに自分の名前が掲載される
2 3月、東京都・台場のチャリティランで24時間で123km踏破
3 周りの結婚ラッシュ、先輩とか後輩とか身内とか
4 沖縄県・浜比嘉島にどっぷり浸る
5 十数年前からの愛読誌『BE-PAL』にお友達が2人登場(「石田ゆうすけのリアル旅人図鑑」に、2月号・加藤千晶と8月号・富永浩通)
6 初フリーマーケット出店
7 5月、岩手県盛岡市でわんこそばを255杯食す(昨夏のリベンジ)
8 タロット占い初体験
9 堀北真希の躍進
10 下半期に膝痛続き
本ブログでちゃんと触れていないのは、3、8、9か。
その前に4、5、6についての感想と補足を少々。
4、結局、浜比嘉島には地平線会議の催しで計4泊して、まあいろいろと楽しかった。昨日触れた平田大一氏の影響もあってか、実は地元紙の取材もちょこっと来ていたのですよ。来年2月頃にその報告書が発行されるそうで、そちらも楽しみ。ただしこれは対外的に広くは出さない、主に関係者にのみ流通するものらしいけど。
5、「カタログ雑誌だ」という揶揄を小耳に挟みながらも野田知佑やシェルパ斉藤の連載を軸にこの雑誌を十数年間毎月買い続けていて思い入れの深い僕としては、驚愕というほどでもないが落雷モノのできごと。こういうのって、世に出ている人とのつながりが何よりも重要なのね。まあいち読者として記事はふつうに楽しめたけど。でも記事を読んで、世に出るべき人(加藤、富永)とそうでない人(僕)との差も痛感して再考した。
6、実は結局は下半期の7月、10月、11月(ワンテーブルマーケット)の計3回出店している。10月のは触れるのを忘れたが、これは日曜日に僕の地元の市役所駐車場を活用して毎年開催されている催し。出店はもちろん来年も続く。来月下旬にも東京都内で出店予定あり。告知はまた来月。
それで本題。まず3だが、今年はホントにこれでもかこれでもかと重なった。内訳は大学時代のワンゲルの先輩が1名、同じく後輩が3名、その他の旅関係の知人が2名(そのうち1組がともに知人同士で結ばれた)、あとはウチの7歳上の長男。なんで1年でこんなにかぶるのか。おかしい。
結局、洋式の結婚式からちゃんと挙げたところ、そうではなく披露宴的なパーティーのみ、神前式と軽食のみ、単に入籍のみ、とカタチはいろいろだった。ただ、僕は個人的事情もいろいろあってすべての式には参列できなかったが、そこはまあ勘弁していただきたい。だって、1年で身近な人が7組も結婚するって、ふつうはほとんどあり得ないでしょうよ。ちなみに、今までに聞いているところでは、おめでたはそのうち1組のみかな。
それからウチの身内について補足すると、ここは出会ってから20年ほどだからすでに人生の半分くらいの長い付き合いがあり、数年前から同棲もしていて、両家ともにすでに公認の仲。だから今更なんでだよ、という困惑もあり、今回も彼らも四十路突入を機にけじめをつける意味で親族のみの式を挙げただけで、特に感想はない。単に戸籍が変わっただけ、という感じで家族も弟である僕も楽観的に受け止めている。べつにおめでたもなく(経済的に貧しいためでもある)、ウチの両親はすでに生きているうちに孫の顔は見られそうにないことを達観しているふしもある。結局、あまり色めき立つ催しではなかった。僕はそれよりは先輩後輩のお嫁さんの素性をもっと知りたいところ。
8、11月の「ワンテーブルマーケット」の関係者で、偶然にもタロット占いの経験豊富な方がいて、なぜか僕も含めて男連中が特に興味を示して特別価格で占ってもらった、ということがあった。女性陣のほうが冷静だったな。占いなんて対面で実際にやるのは初めてだった。手相や風水なんかも経験ないし。
で、僕は仕事面のことを占ってもらったのだが、タロットはカードの絵柄のみならずその組み合わせやカードの上下の向きもひとつずつ意味があることはなんとなく知っていたが、その解説を受けると恐いくらいに当たりまくっていて、おおすげー、とタロットを見直した。ほかの面子も心当たりのある部分をズバズバ言い当てられていた模様。
そのなかで、僕の最近の人付き合いでは歳下の人とかかわることが多い、ということもズバリ言い当てられたのだが、5に挙げたふたりも含めてたしかにそうで、何か悩みごとがあったらそういう人たちにも助言を求めてみたら? という回答を得た。僕は基本的になんでも自分で決めるタチで、今後はそういったことも必要なのかと思っていたふしもあるので、来年以降は自分ひとりで抱え込まずにそれを少々試してみようと思う。僕とかかわっている方々、とりあえずサシでもっと食事か呑みに行きましょう。
9、これは意外と思われるかもしれないが、僕的には堀北真希が今秋のフジテレビの月9ドラマ『イノセント・ラヴ』の主演を果たした、ということを評価したい。ただこれ、全話ちゃんと観たけど小難しい点もあって爆発的ヒットというわけではなかったけどね。それにNHK大河ドラマ『篤姫』の下半期のほうが世間的には評価が高かったようだし。
で、ここでなぜ堀北かというと、彼女はプロフィールには東京都出身とあるが、たしかにそうなのだがより細かく挙げると清瀬市出身で、そうなると僕の地元である新座市の隣市にあたるので、そんな近場からついに月9ドラマの主役を張る役者が出てきたー! ということを喜んでいるのだ。しかもある清瀬市民によると市内でも北部の、つまり新座市寄りの出身だそうで、地域的にはほぼ僕と同郷と言えなくもない。この道端で中学時代の通学途中にスカウトされたそうだが、よくまあそんなところまで芸能関係者が目を付けていたな、とこのへんの地理を熟知している僕としては不思議な気分。恐るべし、スウィートパワー(堀北の所属事務所)。そんなに大手ではない事務所だと、原宿や渋谷ではなくこのような地域への足を使ってのスカウト・営業活動が重要になってくるのか。最近実力を増してきた堀北と同年代の黒木メイサ(ウチナーンチュ)にも言えることだが。
堀北、今後はハリウッド映画にも呼ばれているとかで、もっと経験を積めばなかなかの役者になると思うので、今後もこっそり応援し続けていくことにする。
ちなみに今秋というと、同じくフジテレビの(緒形拳の遺作となった)木10ドラマ『風のガーデン』(こちらも全話観た)に黒木と兄弟役で出演していた神木隆之介も近場の富士見市出身で、すでに映画主演経験もある彼と昨年に少し触れた(近所の高校に通っていた)竹内結子も含めて、おお、最近の埼玉県南部・東京都北西部出身者による芸能面の未来は明るいではないか、とこの年末にちょっと嬉しくなった。
なんてこともあった、結局は今年も盛りだくさんとなった1年であった。